NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

BLOG日記:2019/08/19:「お盆をダラダラと過ごす日」

 前回の日記でも書いたとおり先週はお盆休みを取っておりました。

 
 本当はコミケ明けのアキバ辺りにでも遊びに行こうかと思っていたのですが、週末に「多摩動物公園」に行ったり買い物に出てたりしたところ、あまりの暑さに外出する気力も失せてしまい、休日のほとんどを家でゴロゴロと過ごしでしまいましたよ。
 
 ダラダラとしてる間に何をしていたかと言うと、観ようと思いつつ見逃していた海外ドラマや映画を延々と見てみたりしておりました。

 最近話題のネトフリの「全裸監督」を一気に観たりしてたのですが、AV界の帝王である村西とおる監督の半生を題材とした『事実をベースとしたフィクション』なのですが、AV黎明期の覇権争いを題材としたストーリーがドラマとして良く出来ており、村西監督や黒木香といったキャラクターも非常に魅力的に描かれていて非常に面白い作品でしたよ。
 
 昭和~平成に時代が移り変わる瞬間のバブル全盛期の社会情勢やら風俗やらが物凄くリアルに描かれていて、当時の状況をリアルタイムで観ていた人間としては、刺さる部分が多くて非常に楽しかったです。
 (なんでも、当時の新宿の街並みをスタジオ内にセットとして作ったそうで、お金かかってるなぁ…という感じ。)
 
 おっぱい丸出しのHシーンがあったり、ピエール瀧が普通に出演してたり(笑)、色んな意味で地上波じゃ絶対に作れない作品なので、こういうアングラ文化やサブカルを主題として描いたドラマとかホラーとかは、まさにネット配信番組の独壇場だなと感じた次第でした。

 他にも話題になってるAmazonプライム「ザ・ボーイズ」とかも観てみましたが…
 
 こちらは『スーパーヒーローに恋人を殺された一般人の青年が、腐敗したヒーローたちを倒すために同じようにヒーローに復讐を目論む仲間たちと立ち上がる』みたいな話なのですが、確かに設定やプロットは非常に面白くて見るべきものがあり、最初の3話ぐらいまではメチャクチャ面白いのですが…
 4話目ぐらいからのストーリーの進行が遅すぎて思わず途中でダレてしまいましたよ。
 
 いかにも海外ドラマらしい伏線仕込みまくりの展開なのですが、お話があまりにも前に進まないうえにメリハリが乏しくて流石にちょっと退屈という印象。
 もっとヒーローとバンバン戦ってくれると思ってたのですが…
 メインの7人のヒーローにこだわらずに、もっとザコヒーローみたいなのをバンバン倒してカタルシスのある作りにして欲しかったなぁ…というのが正直な感想でした。
 シーズン1は最後まで見たけど、2が作られても観るかどうか微妙だなぁ…

 他にも見逃していたアニメとかを一気に観たり、積ん読になっていた本を読んだりしていたら、なんだかんだしている間に連休が終了してしまいました。
 
 最近はネットの映像配信とか電子書籍とかで、過去の作品やら話題の海外作品やらがいくらでも観れるので、この調子で映像配信文化が発展して行くと、老後に仕事を引退した後も映画とかドラマを見ているだけで退屈せずに過ごせそうだな…
 とか、マジでちょっと考えてしまいましたよ。
 (まあ私が定年退職する頃には、75歳とかまで働くのが当たり前になってるかもしれませんが…)
 
 逆に、地上波は規模的にも予算的にもますます苦しい時代がやってきそうなので、映像コンテンツを作るメーカーは色々と身の振り方を考えないと、時代に取り残されていきそうな予感。
 
                    *
 
f:id:uei_nanigashi:20190820010500j:plain
 それ以外には先週買ったものとか…
 
 ダンベル何キロ持てる?」の8巻。
 筋トレ以外にもボルダリングとかのネタが出てきたり、色々と工夫を凝らそうとしている感じではあるのですが、流石にちょっと息切れ…というかネタ切れ感が感じられる最新刊でした。
 まあ、既に8巻目なのでネタ切れも仕方ないとは思いますが、ぶっちゃけ『修学旅行編』があんまり面白くなかったので続刊に期待ですね。

 「裏世界ピクニック」のコミカライズ版3巻。
 2巻の後半あたりから『ビジュアル化が難しいネタ』が中心になってきているせいか、マンガで読むとちょっとコレジャナイ感を感じるのが残念なところ。
 この作家さんは人物を描くのは割と上手いと思うのですが、怪異を描くのがあまり得意じゃ無い感じなのが惜しいですね。
 迫力のあるファンタジー系の映像化が得意なufotableとかで、ガチで映像化してアニメ化してくれたりしないかしらん?

 「とんでもスキルで異世界放浪メシ」は、
話題になっていたのでコミック版を買ってみたのですが、予想以上に面白くて一気に4巻まで揃えてしまいました。
 世界のパワーバランスを塗り替える程の超スキルを持ってるのに、主人公たちのやってる事は『ダラダラと平和に過ごすために、放浪の旅を続けつつひたすらメシを食ってるだけ』というユルさが良いです。
 「異世界居酒屋」とか「ダンジョン飯」とはベクトルの違う異世界グルメものとしてなかなかオススメなので、異世界グルメものが好きな人は読んでおいて損はないかも?

 といった感じで、今週の日記はこの辺で…