「nintendogs」（ゲーム・ファーストインプレッション）

　このソフトをやりたいが為にNDSを買ったと言っても過言ではない私は、発売日に早速購入いたしましたよ。

　ソフトは「ダックス＆フレンズ」と 「チワワ＆フレンズ」と 「柴＆フレンズ」の３種が発売されている訳ですが、私が購入したのは、以前から飼ってみたいと考えていた『ミニチュア・ダックスフント』が選べる「ダックス＆フレンズ」。

　NDSですので、画面のキャプチャも出来ませんからデジカメでの撮影ですが、ゲームの画面はこんな感じ。

　犬が激しく動くので、撮影が難しくてボケまくりです…
　しかし、愛犬の名前の『臓物丸（ぞうもつまる）』 ってのは、我ながらどうよ！？って気もしますが、そもそも元ネタがマイナー過ぎて誰にも分かって貰えませんか？

　ゲームの内容は、犬を愛玩して楽しむだけの内容かと思いきや、意外としっかりゲームらしい部分を持ったゲームといった感じ。

　犬を訓練して芸（お座りとかお手とか）を教えたり、ディスクをキャッチさせるディスクドックの練習をしたりして、コンテストに参加させることで賞金を得ないと２匹目の犬を飼うための資金が稼げないため、犬の種類を増やすためには犬の能力を底上げしてやらなくてはならず、結果として『散歩』したり『ディスクドック』の練習をしたりして犬が少しづつ成長していく過程を眺めるのは、愛玩というよりは育成ゲームの感覚が強いですな。

　ちなみに、犬は最大で自室に３匹飼えて、更にホテルに５匹まで預ける事が出来るので、１本のソフトで最大８匹まで育成が可能。
　一度買った犬は、捨てる（消去する）事は出来ません。（まあ、ホイホイと消せる仕様よりは納得だけど）。

　（※訂正：『犬を他人に譲る』というコマンドで消去出来るようです）

　ただし、やり直したい場合は『データの完全な初期化』（ユーザデータも犬のデータも全て消える）は行う事が出来るので、中古でソフトを購入した場合でも安心って事ですな。

　最初にショップで買う事の出来る犬種は各ソフト毎に５種類づつ（「ダックス＆フレンド」では、『ミニチュア・ダックスフント』、『パグ』、『ヨークシャー・テリア』、『ミニチュア・ピンシャー』、『ジャーマン・シェパード』）なのですが、面白いのは、通信機能を使って他の人の子犬と遊ばせた場合、遊んだ子犬の犬種が自分のソフトでも新たに選べるようになると言う事。

　要は、友達がこのソフトを所有していた場合は、その友達と子犬を遊ばせまくったら、３本のソフトをいちいち買わなくても全ての犬種が選べるようになるという訳ですな。

　つっても、『自分は周りにNDSを持ってるような友達が一人も居ないよ！！』 という人も多いと思うのですが、そんな人でも安心なのは『すれ違い通信モード』というモードを搭載している事。

　このモードは、 NDSの無線通信機能以外ををスリープ状態にしたままで本体を持ち歩く事で、同じ「nintendogs」を持っているユーザで『すれ違い通信モード』をオンにしているユーザが居た場合、自動的に通信を行って犬同士を遊ばせる事が出来るというモードで、このモードで遊ばせた場合でも犬種は増えていくので、周りにNDSを持ったユーザが居なくてもなんとかなっちゃうという訳ですな。

　といっても、実際に『そんなモードを活用している人がどれだけ居るんだろう？』という疑問もあるとは思います。

　実は、日曜日に外出する予定があったため、試しにこのモードをＯＮにしてNDSを持ち歩いてみたのですが…

　驚いたのは発売直後と言う事もあるのでしょうが、意外な程に『すれちがい通信機能』をＯＮにしてる人が多いという事で、たかだか電車で40分程度の距離を移動する間に２人との通信を行い、犬を遊ばせる事が出来ました。

　NDSの無線通信の届く範囲は20m程度の筈なので、そんな近い範囲に「nintendogs」を持ったユーザが居たって事ですな。

　ちなみに、この『すれ違い通信モード』では、 誰かの犬と出会った時点でモードが一旦終了されて犬を遊ばせるのを待機する画面へ戻ってしまうため、一回の実行で一人としか遊ばせる事が出来ません。

　恐らくNDSの無線通信が結構電池を食う為に、通信しっぱなしになって電池の消耗する事を抑えるための仕様なのでしょうが、いっぱい遊ばせて犬種を稼ぎたい場合は小マメにNDSの画面をチェックして、誰かと出会ってないかチェックした方が良いかも？

　ちなみに、今回の『すれ違い通信』の成果はこんな感じ…