殺人チワワ

　私の知人に、「チワワが怖い」って人が居ます。

　これが「犬が怖い」とか「ドーベルマンが怖い」とかってのなら、まだ理解できるのですが、よりによって『怖くない犬選手権』を開いたら間違いなく横綱を取りそうなチワワが怖いってのは、どうにも解せません…
　そこで、何故にチワワ怖いのかと理由を聞いてみた所

　昔、彼女が生物学の研究所を訪問した際に、大規模な生物学的汚染（バイオハザード）災害が発生。
　ばら撒かれたウィルスの影響で、実験動物のチワワが突然変異を起こして巨大化し、研究所員を次々と食い散らかして大暴れ。
　殺人チワワとの激しい格闘の末に、なんとか九死に一生を得た彼女が脱出すると同時に研究所は謎の爆発とともに火の海に巻き込まれ、殺人チワワの秘密は研究所とともにこの世から消え去ったのだった。

　なんて、面白おかしい事件に巻き込まれたという訳では無く…
　なんでも「ちょっと目を離した隙に死んでそうだから」だそうです。

　なるほど確かにチワワって、目を放してる間に血を吐いて倒れてたりしそうな脆弱なイメージがありますね。
　可愛いと感じる人は、ひ弱な感じが保護意欲をかきたてる所が良いのでしょうが、怖いと感じるのも何か納得です。

　そういえば、その昔、「ボーンヤード」ってタイトルの、プードルが巨大化して人間を襲うってＢ級ホラー映画がありましたな。
　まあ、物凄くどうでも良い話ですが…