Xbox360のオンラインサービス「XboxLIVE」にて、CAPCOMの新作の『ゾンビパラダイスゲーム』(←カプコン談)こと「デッドライジング」の体験版の配信が開始されました。
こういう風にネットワークからゲームの体験版が配信されたりするのを見ると、改めて『Xbox360って便利なハードだなぁ…』とか思ったりしますが、現状(2006/08/08現在)では北米でしか配信されていなくて北米ユーザのゲーマータグ(ユーザID)を持ってないとダウンロード出来ないので、日本のユーザ的にはちょっと微妙ですが…
まあ、そのうち日本でも配信されると信じましょう。
↑タイトル画面 |
まあ、そのうち日本でも配信されると信じましょう。
でもって、私は『このゲームやりたさにXbox360を買った』と言っても過言ではないぐらいに期待しているタイトルですので、早速ダウンロードしてプレイしてみたのですが…
いやもう、何と言うか期待通りに『最ッ高ッッッッにバカ!!(誉め言葉)』なゲームですな。
ゲームの内容は『フリーのカメラマンである主人公が、特ダネをゲットする為にゾンビが大量発生した巨大ショッピングモールへと乗り込み、そこで特ダネ写真を撮りながら2週間生き延びる』という感じのストーリーで…
『ゾンビの大群』、『巨大ショッピングモール』、『サバイバル』と来ればホラーファンならずとも、映画「ゾンビ」(ドーン・オブ・ザ・デッド)の世界をモチーフとしたゲームだと言う事にピンと来るでしょう。
このゲームの特徴は、とにかく自由度が高い事。
↑チョイワルおやじ風の主人公の勇姿 |
↑ゾンビに襲われ中 |
『ゾンビの大群』、『巨大ショッピングモール』、『サバイバル』と来ればホラーファンならずとも、映画「ゾンビ」(ドーン・オブ・ザ・デッド)の世界をモチーフとしたゲームだと言う事にピンと来るでしょう。
↑ショッピングモール内でカメラマンらしくゾンビを撮影したり… |
↑ゾンビの首を切り落としたりします |
このゲームの特徴は、とにかく自由度が高い事。
それこそ映画同様に、生き残る為にはショッピングモール内に落ちてる物はどんな物でも武器にして戦う事が出来て、定番の『銃器』や『刃物』に加えて、ゾンビの首を切り落とせる『巨大な鎌』や、脳天を叩き潰す『巨大ハンマー』、鈍器として利用できる『椅子』やら『植木鉢』やらに加えて、『CD』を手裏剣のように投げて攻撃したり『ぬいぐるみ』やら『水鉄砲』という、どう考えても役に立た無さそうな変な物まで取り揃え。
また、武器の使い方にも非常に幅があって、『食用油』は床に撒けばゾンビが滑って転倒するし、『クリームパイ』はゾンビの顔に貼り付けれは視界を奪え、『フライパン』普通に殴れば鈍器になるんだけど、火で熱してからゾンビに押し付ければゾンビの顔を黒こげにする凶悪な武器に…
↑手に持てる物は、およそ何でも武器になります |
また、武器の使い方にも非常に幅があって、『食用油』は床に撒けばゾンビが滑って転倒するし、『クリームパイ』はゾンビの顔に貼り付けれは視界を奪え、『フライパン』普通に殴れば鈍器になるんだけど、火で熱してからゾンビに押し付ければゾンビの顔を黒こげにする凶悪な武器に…
といった具合に、無意味なまでに作りこまれた活用範囲の広い武器や、残虐な中にも徹底的にバカバカしさを追求したスタッフのアホさ加減に、もはや呆れるを通り越して畏敬の念すら抱いてしまう程です。
武器以外に、主人公の服装なんかもショッピングモール内に落ちてる服は自由に利用出来るのですが、ムキムキのマッチョな体にピッチピチの『子供服』を着たりとか、『馬のかぶり物』をして日本刀を振り回してみたりとかって感じの、どう考えても変態にしか見えないようなコスチュームが、2週目のオマケとかではなくデフォルトで装備出来てしまう辺りが、このゲームの方向性を物語っている点ではないかと…
ゲームの進行に関してもプレイヤーに一任されるっぽくて、生き残った街の人たちを救出するも良し、謎を究明して事件の真相に迫るも良し、ひたすらゾンビと戯れてゾンビを虐殺しまくるも良し…
といった感じで、プレイヤーはホントにどんな事をしても良いんだけど、周りは常にゾンビだらけという、まさに『ゾンビパラダイス』なゲームな訳ですよ。
↑『馬の被り物』に『子供服』でゾンビの死体を前に立ちつくす主人公、シュールすぎる… |
ゲームの進行に関してもプレイヤーに一任されるっぽくて、生き残った街の人たちを救出するも良し、謎を究明して事件の真相に迫るも良し、ひたすらゾンビと戯れてゾンビを虐殺しまくるも良し…
といった感じで、プレイヤーはホントにどんな事をしても良いんだけど、周りは常にゾンビだらけという、まさに『ゾンビパラダイス』なゲームな訳ですよ。
B級ホラーのジャンルの一つで、スプラッタの度合いが過剰すぎて逆に笑えてしまうという、ホラーファンの間で『やりすぎ馬鹿ホラー』と呼ばれるジャンルがあるのですが、まさにコレはそのジャンルをゲーム化した、唯一無二の『やりすぎ馬鹿ホラーゲーム』と言えるでしょう。
ホントに「バイオハザード」を作ってるメーカーのゲームとは思えないぐらいのハチ切れっぷりです。
いやもう『体験版』だけでも、腹がよじれるぐらいに大笑い出来たバカっぷりですので、9/29の発売日が今から待ち遠しくて仕方なくなったタイトルですよ。