NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2006/10/02:「ショッピングモールに行こうの日」

2006/10/02:「ショッピングモールに行こうの日」

 私の現在の居住エリアである川崎の駅前にLAZONAなる巨大なショッピングモールが開店しました。

 ショッピングモールと言う事だけあって、いわゆるショッピングセンターやらアミューズメント施設やらの入った複合施設なのですがで、ホントに海外映画にでも出てくるような、内部の繋がりが分からなくなるほどの巨大っぷりはナカナカの圧巻です。

 巨大なだけあって、一般的なショッピングモールに付き物の、アパレル系の店やフードコートやらレストラン街といったラインナップが充実するのは助かるのですが、それ以外にもビックカメラといった家電量販店や、「109シネマズ」といったシネコンプレックスも入ってるのは嬉しい所。

 つっても、川崎には既に巨大家電量販店であるヨドバシカメラさくらやが店舗を構えてて、シネコンプレックスも既に2軒もあるので、これ以上同じような施設を増やしてどうするんだ?という気もしますが…

 個人的には今回のショッピングモールの開店で映画館が増えた事により、前から観に行きたかった時をかける少女が川崎でも観れるようになったのは嬉しい限り。
 この調子で、他のミニシアター系の作品もガンガンと上映して欲しいですな。

 あと、川崎の「ビックカメラ」に密かにPS3の実機が展示されています。
 実機をじっくり観察したり、大画面でムービーを観たみたいという人は、近所なら行ってみる価値があるかもしれません。

 個人的に気になった『廃熱問題』は、ムービー再生してるのみだったので、いまいち良く分からなかったです。
 Xbox360もムービー再生中は低電力モードで動きますし…)

 しかし先週中頃に開店した直後な事もあって、週末はとにかく人ごみが凄くてマトモに観て回れなかったので、もうちょっと人がこなれてきたらじっくりショッピングにでも行って見たい物です。


 あと、先週は待ちに待ったゲームソフトである、Xbox360デッドライジングが発売されまして…

 こちらは『ゾンビが大量に徘徊する巨大ショッピングモールでゾンビの大群と戦う』といった感じのゲームなのですが、先週末はなんと言いますか、リアルでもバーチャルでもひたすらショッピングモールをうろつき回ってた気がしますよ。
 まあ、リアルのショッピングモールにはゾンビは居なかったですが…

 そんな感じで、ショッピングモール漬けだった週末でした。

 閑話休題



 んで、先週の買ったもの…
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 「コオニライフ」竹本泉氏の新刊で、短編集…というか、これはファンタジー版「よみきりもの」ですね。
 最近、氏の作品は短編…というか一発ネタみたない作品が多いので、久々にちゃんとした長編も読んでみたいですな…

 「GA・芸術科アートデザインクラスは、以前に感想を書いた「火星ロボ大決戦」と同じCOMICぎゅっと」からのスピンオフで「まんがタイムきらら」に連載が移った4コママンガの単行本の1巻。

 きゆづきさとこ氏と言えば棺担ぎのクロの単行本が発売されて人気となっているようですが、キャラクターが可愛くて華やかなので個人的にはコッチ(GA)の方が好きかな?

 アート系の知識とかがネタになってるので、その手の話が好きならばより楽しめると思います。

 しかしまんがタイムきららって、ひだまりスケッチとか本作とかドージンワークとか、妙にアート系の『作り手側の立場』に立った作品が多いのは編集の趣味でしょうか?



 ゲームに関しては、当初の予定通りデッドライジングを購入したので、思うさまゾンビと戯れるべく早速プレイ開始。

 まだまだ、触りの部分の雑感といった感じですが…

 圧倒的な数の『何百匹という単位のゾンビ』が同時に襲い掛かってくるというゲーム性は、確かにPS2とかじゃ表現できないレベルで、まさに次世代機パワーの本領発揮と言った感じですね。
 あと、この手加減を知らないバイオレンス風味に溢れる内容は『マイナーハードの特権』とも言えるかもしれず、PS3が発売されても移植されなそうな気がするので、まさにONLY XboxXbox360向けのタイトルかも?

 さて、このゲームがどういうゲームかと言いますと、『事件記者であるフランク・ウエストがゾンビの大量に発生した巨大ショッピングモールに侵入し、生存者を救出したり、事件の真相を辿って特ダネをスクープしながら、72時間生き延びる…』という感じの内容です。

 生き延びる為には、ショッピングモール内に『あるありとあらゆる物』を利用してゾンビと戦っていく事となるのですが、武器として利用できる物がいわゆる『銃器』『刃物』に始まって、「鉄パイプ」やら「角材」といった建材や、「椅子」「テレビ」といった家具の類、ホントに役に立つのか怪しい「ぬいぐるみ」「水鉄砲」といったオモチャやら、「チェーンソー」「芝刈り機」といった『その手のファンならニヤリとするアイテム』等々…

 とにかく、手に持てる物なら何でも武器として使う事が出来て、好き勝手に大暴れ出来るという自由度の高さが特徴です。

 ただ日本版に関しては、当初のウワサどおりに残念ながら一部表現に規制がかかっており、ゾンビの首が落ちなかったり、手足が切断されなかったりといった、人体の欠損の表現が軒並みカットされています。
 まあこの表現のカットによって、ゲームバランスが大きく変わる事は無いながらも、使用武器を変更する事によるゾンビの死に方のバリエーション大幅に減少しており、『色んな武器を使う』という面白さや爽快感が減少してるのは惜しい所。

 この死に方パターンの減少によって、『威力は弱いんだけど死に方が面白い武器』とかを使う理由が全く無くなってしまっており、ゲーム性そのものにも微妙に影響が出てしまっているのはマイナス点ですね。
 (※海外版だと、回転ノコの歯を投げるとゾンビの首がスパっと落ちたり、巨大なハサミを使うとゾンビの胴体が両断されたりするんだけど、その表現がカットされて『普通に死ぬだけ』になってるので、その辺の武器が『単に使い勝手が悪い武器』に成り下がっている。)

 あと、芝刈り機で蹂躙してもゾンビが五体満足なままという、表現規制のせいで『逆に気持ち悪く感じる』ような部分もあったり…

 別にクレジットカードによる年齢認証が必要でも良いので、表現規制を解除したパッチでも配信してくれんかなぁ?

 ちなみに、表現規制の無い海外版も日本のXbox360でも普通に動くのですが、このゲーム…言葉が分からないと結構イベント消化が大変だし、システムも分かり難いと思うので、とてもじゃないけど英語版でプレイ出来るような内容じゃ無いのは辛い所。
 表現規制のウワサを聞いて英語版を買った人も結構居たみたいだけど、どうやってプレイしたんでしょうか?

 ゲームの方は、最初は主人公が弱くて非常に厳しい内容なんですが、ゲームオーバーになっても再スタート時に主人公の能力を引き継げるため、主人公が強くなってくるとだんだん楽しくなって来ます。

 女装してクマの被り物をしたままゾンビの大群相手にチェーンソーを振り回して、返り血で真っ赤に染まりながら戦う主人公の姿は、どんなサイコ野郎よりも危なすぎて相当笑えますよ。

 週末は既に10時間以上このゲームに費やしており、シナリオモードに相当する「72Hモード」がボチボチクリア出来そうなのですが、とにかくやり込み要素が非常に多くて、まだまだ終わりそうにありません。

 元々が海外向けに開発されたゲームなので、自由度や難易度の一つを取っても洋ゲーテイストが強い作品』ながらも、ゲームとしてのやり込みの面白さや、ゲーム性の豊富さはやっぱ特筆すべきところでしょう。

 『このゲームの為にXbox360を購入するかどうか検討中』という人が多いようですが、単純にゲーム性のみを取っても十分にその価値はある一本だと思いますよ。


 映画に関しては、劇場にて「時をかける少女」と、ビデオにて「ヴェノム 毒蛇男の恐怖」と「ブギーマン」を鑑賞。

 感想は下記のリンクから…

◆◆◆09/25~10/01のトピック◆◆◆

 ●映画感想:「時をかける少女」(2006年版)
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/42349490.html

 ●映画感想:「ヴェノム 毒蛇男の恐怖」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/42396526.html