NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

「Gears of War」:ファーストプレビュー

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Gears of War」:ファーストプレビュー

 全世界で200万本以上売り上げたという話題のXbox360タイトルGears of Warが発売されましたので、購入して早速プレイしています。

 次世代機最強のグラフィックというのがウリでしたが、確かにグラフィックはキレイなんですが、直前にプレイしたロストプラネット」も相当キレイだったので、そこまでの衝撃はありませんでした。

 でも、先に「ロストプラネット」を見てなかったら相当驚いたかも?
 そう考えると日本のメーカーも『最近は海外メーカーに技術力で負けてる』と言われながらもなかなかやるもんです。


 とりあえずシナリオを1面クリア対戦を2~3時間やってみての感想ですが…

 いや、なんというかこのゲーム…とにかくムズいですな。

 初代Xboxから結構FPSはプレイしてるのでFPSやTPSにはソコソコ慣れてる』はずなんですが、それでもコレは結構ムズいと感じます。

 最初に戸惑ったのが、TPS(第三者視点シューティング)なんだけど、銃の照準デフォルトでカーソルが表示されてなくて、とにかく『敵に攻撃が当たらない』事。

 移動しながら射撃したり、カバー(遮蔽物)に隠れながら射撃したりも出来るんだけど、とにかくコレが当たらない。

 じゃあ、どうやって攻撃を当てるかというとコレがちょっと特殊で…

 実はLTを引くと画面に照準が表示されて、その状態で敵を狙うとようやくキチンと攻撃が当たるようになるんですが…ただしLTを引いてる時は自分もほとんど『棒立ち』の状態になって、敵の攻撃も食らい放題。

 しかも敵が結構賢くて、ボーっと突っ立って射撃してるとあっという間に蜂の巣にされるので…

 『味方が敵の攻撃を引き付けてる間に遮蔽物を利用しながら移動』
   ↓
 『敵が味方を攻撃してる隙にLTを引いて敵を狙って射撃』
   ↓
 『敵がこちらに気付いて反撃してきたら即座に遮蔽物に隠れる』
   ↓
 『同じポイントでじっとしてると敵に回りこまれて袋叩きにされるので別のポイントに移動』

 というアクションを繰り返して、敵の隙を突いて倒していかなければなりません。

 アクション重視のFPSというと『移動しながら射撃』が基本で、画面の雰囲気からしててっきりそういうノリのゲームだと思ってたので、この戦い方の『ルール』に気付くまでに相当死にまくりましたよ…
 (特に直前にやった「ロストプラネット」がまさに『避けながら撃つ』タイプのゲームだったので、かなり戸惑いました。)

 …が、戦い方が理解できて来ると『アクション要素』もありつつ
『戦略性』もあって非常に面白いシステムですね。


 しかし、こんなムズいゲームが230万本も売れるって…
 海外のゲーマーはよっぽどTPSに慣れてるのか、あるいはスパルタンなやり込みゲーマーばっかりなのか?

 ぶっちゃけロストプラネット」の『EASYモード』が難しいと感じている人には、ちょっと手に余るソフトかも?

 ただ「Gears of War」には『COOPモード』ってのがあって、オンラインでフレンドと協力しながら『2人プレイでストーリーモードを進める事が出来る』というモードがあるので、高難易度のレベルのゲームでも『友情パワー』でなんとかなりそうな気もするので、その辺を活用すれば結構遊べちゃう(かなり難しいらしいHardcoreやInsaneの難易度もクリア出来る)かも?

 今まで、オンライン協力プレイで『各ステージを遊べる』ゲームは結構ありましたが、「ストーリーモード」まで協力して進められるってのはある意味で新鮮で面白いですね。


 確かに面白いゲームだとは思うのですが、現時点での若干の不満点を上げるとすれば…

・特殊動作が全て『Aボタン』なので予想外のアクションが出て困る事が多い。
 『前転して攻撃を回避したいのに、いきなり敵の目の前で壁に貼り付いて蜂の巣にされたりする』事があるので、せめて『ダッシュ』や『前転』みたいな良く使う上に暴発するとヤバい動作は別のボタンにマウントして欲しかった…

・敵と味方の区別が付き難くて、うっかり味方を攻撃してしまいそうになり易い。
 特にオンラインの対戦の時に何度も味方を攻撃しそうになりましたよ。
 「HALO」みたく、もうちょっと敵と味方に分かり易い特徴が欲しかった。

 といったぐらいかな…まあ、どっちも慣れの問題かも?


 とりあえず難易度は高いながらも、やりがいはあって面白いゲームだと思うので、アクションゲーム大好きな人ならば文句無く買っておいて損は無いかと…

 『アクションゲームはちょっと自信が無いなぁ…』って人は、オンラインで手伝ってくれる友達が居る場合は『友情パワー』を利用してクリアを目指してみるのも良いかもしれませんね。