機能のアップデートと一緒に『偽造北米タグ』(実際は日本在住なのに北米国籍でタグを取得しているユーザ)に対する規制が行なわれるという事で、色々とウワサになってたXbox 360「春のシステム アップデート」ですが…
私も『ヘビー箱○ユーザ』のご多分に漏れずの『偽造北米タグ』を持っているので、アップデート後に規制の状況を確認してみたのですが…
結論から言うと
『どの辺が規制されたの?』
ってのが正直な所です。
とりあえず、北米のみで配信されている『ゲーム体験版』や『ゲームの予告ムービー』、『映画の予告編』等は、本日の時点では今までどおりごく普通にダウンロード出来ましたし、体験版もごく普通にダウンロード&起動出来ました。
今回の規制は『映画等の海賊版の防止』がメインの目的だったっぽいので、もしかしたら『有料の映像配信』のみが規制されたのかも?
一応考えられる可能性としては…
1.今後配信されるコンテンツのダウンロードが規制される。
2.『有料の映像コンテンツ』のみダウンロード規制となる。
3.MSPの利用のみが規制されて、今後は有料のダウンロードが利用できなくなる。
という3つのパターンが予想出来る訳ですが、個人的な予想としては今回の規制は…
『映像コンテンツの配信に対し、海賊版対策でハリウッドからクレームが付いた』
という裏事情があったんじゃないかと想像しているので、2番辺りが一番ありそうなパターンかな?
実際の規制の範囲に関して、もし詳しい情報を知ってる人が居たら教えてくだされば幸いです。
でもとりあえず、『ゲームのデモ版を落として遊ぶ』のとか『新作ゲームのムービーを見る』といった、今までの私の利用範囲には余り影響の無い規制だとすれば、個人的には割とどうでも良い感じかな?
まあまだ、『これから規制がかかる予定』という可能性もあるんですけどね…
その他のアップデートによる追加機能に関しては、私がゴチャゴチャ書くよりも恐らく専門サイトの方が詳しいと思うのでそちらをご覧下さい。
■マイクロソフト、Xbox 360「春のシステム アップデート」を配信開始
■Windows Live メッセンジャーへの対応がメイン
>http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070509/360.htm
■Windows Live メッセンジャーへの対応がメイン
>http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070509/360.htm
■Xbox 360のH.264対応「春のアップデート」を検証
■-PS3用1080pファイルも再生。AVCHDは非対応
>http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070509/xbox.htm
■-PS3用1080pファイルも再生。AVCHDは非対応
>http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070509/xbox.htm
ってまあ、それだけってのも味気ないので個人的な感想を書かせていただきますと…
まあ、PCと箱○が同じ部屋にある人には必要ない機能ですが、PCと別の部屋からアクセスしてる人なんかは、それなりに便利になるんじゃないかと…
でも、文字チャットのウィンドウへの遷移が若干重めなのと、箱○の辞書がバカで日本語変換がヘボいのは少々難点ですね。
でも、MPEG-4がPart2までしか対応してないせいか、ウチにあったMPEG-4の映像コンテンツは、半分ぐらいが再生可能で残り半分はアウトでした。
まあ、この辺のコーデックの問題はPCですら非常にややこしい部分なので、私のエンコードの設定の方に問題がある可能性も否定できませんが…
まあ、この辺のコーデックの問題はPCですら非常にややこしい部分なので、私のエンコードの設定の方に問題がある可能性も否定できませんが…
他の部分としては、XboxLIVEが新規ブレードとして独立したり、Liveでゲームを対戦中のフレンドのうち『参加可能なゲームをプレイ中のフレンド』が一目で分かるようになったりと、地味に使い勝手が向上していますね。
ただ使い勝手の向上に伴って、システムそのものが若干重くなった気もするので、ここまで多機能になると逆に『オプション設定でシステムを軽くする』という選択があっても良いかも?
(マーケットプレースや実績画面のサムネイルを消すとか)
(マーケットプレースや実績画面のサムネイルを消すとか)
あと、いいかげん『通知のデフォルト表示位置』を変更するオプションが追加されても良いと思うんですが…
ゲームによっては、通知が『画面の下の真ん中』に出てくるのは結構邪魔なので…
ゲームによっては、通知が『画面の下の真ん中』に出てくるのは結構邪魔なので…
後は、『プライベートチャットの複数人数版』さえ追加されればホントに文句なしですので、次回以降は純粋な機能強化に期待したい所ですね。