NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

「トラスティベル ~ショパンの夢~」(Xbox360)の体験版を遊んでみました

イメージ 1

 XboxLIVEのマーケットプレースにて、トラスティベルショパンの夢~」の体験版が配信されていたので、早速ダウンロードして遊んでみました。

 体験版の配信の予定とかウワサは特に聞いてなかったので、ちょっと驚きでしたが、配信開始が5/14(月)『発売日のちょうど1ヶ月前』なんですね。
 なんか、妙に納得。

 まあそれはさておき、ざっと遊んでみた感想ですが…


 体験版の内容としては、フィールドマップを移動してのザコ(&ボスキャラ)との戦闘と、途中で立ち寄る街マップの散策といった感じで、ゲームの雰囲気を伝えるには十分なレベルだと思います。

 グラフィックはアニメ調と絵画調の中間みたいな感じの暖かい印象のグラフィックで、Xbox360ではあまり無いタイプの絵柄ですが、解像度が高いだけあって流石にキレイです。

 トゥーンシェイダーのキャラって写真で観るとちょっと微妙に感じるため、画面写真だけ見た時は『ちょっと微妙かな?』とも思ってましたが、やはり動いてる画面で見ると印象が変わりますね。
 極端なアニメ寄りリアル寄りでも無く、非常に日本人ウケしやすそうな絵柄だと思います。

 個人的には「ブルードラゴン」よりも、コチラの表現手法の方が好きかも?


 戦闘システムはちょっと特殊で、いかにも『現代風RPGといった感じの変則的なシステムですね。

 いわゆるターン制の戦闘なんですが、各キャラがターン毎に利用できる『行動時間(約5秒)』を持っていて、ターンが開始されるとリアルタイムでタイマーが減っていくんだけど…
 『行動時間』の続く限りは、「移動」でも「攻撃」でも好きに行なう事が出来るので、『5秒間延々と攻撃を続ける』とか『ひたすら仲間を回復しまくる』とかって選択肢も取れるのが面白いです。

 あと、攻撃を連続で行なうとコンボになって「コンボゲージ」みたいのが溜まっていって必殺技が強化されたりするので、ボタンを猛連打して連続攻撃を叩き込みまくるのが爽快です。

 また、敵の攻撃の際には『攻撃を受けた瞬間にタイミングよくBボタンを押す』と、敵の攻撃を防御したことになってダメージを軽減できたりするので、基本的に戦闘中は気が抜けないという結構忙しい仕様になってますね。

 他には、敵や自分の立ち位置が『ひなた』『日陰』かによって、『出せる技の種類』『敵の強さ(姿)』まで変化するので、戦略の拡張性も高そうで、なかなか面白そうなシステムだと思います。

 体験版では分かりませんでしたが、やっぱり『ノックバック』とかの属性のある技もあったりして『日陰に居ると強い敵にノックバックを食らわせてひなたに叩き込んで倒す』とかって戦略も取れるようになるのかな?

 とまれ、この戦闘システムは普通に面白いと感じたので、早く本編をプレイしてみたくなりました。

 そういう意味では、非常に『良い体験版』ですね。


 ただ、体験版をプレイした上で若干不満に感じた点は…

・フィールド移動中にカメラアングルが変更できない事。

 せっかく、きれいなグラフィックなんだから、やっぱグリグリとカメラを移動させて鑑賞したいものです。
 まあ、カメラ操作を自由にすると作りこみが大変なんでしょうが、カメラアングル固定のせいでマップに見づらい箇所とかもあったので、出来れば対応して欲しい所。

 可能なら「ブルードラゴン」みたく主観カメラも付けて、キャラクターを嘗め回すように鑑賞させて欲しいですね。(笑)


・戦闘中の遠距離攻撃(回復)の際に対象が自分で指定できない所。

 どうやら、自動で一番近くに居るキャラをロックオンして攻撃するみたいなんですが、思いもよらない敵を攻撃されてちょっとビックリするようなシーンが何度かありました。

 回復魔法も『一番体力が減ってるキャラ』が自動で選択されるっぽくて、前線のキャラがピンチなのに後列の自分を先に回復したり…と微妙に使い辛いシーンも…

 コレは普通に選択できるようにして欲しいなぁ。
 まあ選択出来たら出来たで、ただでさえ忙しい戦闘パートが更に忙しくなりそうですけど…

 この2箇所は発売までには改善されてたらなぁ…と思いました。


 まあ今回の体験版は、何でも去年の「東京ゲームショー」で公開された物と同じものらしく、既に8ヶ月のバージョンでこの完成度と考えると製品版の完成度にも非常に期待できそうです。


 あと余談ですが、メインキャラの1人っぽい「ビート」(男の子)が、メインのヒロインのポルカ」よりも20倍ぐらい可愛くて、明らかにヒロインの人気が食われてしまいそうな気がするんですが…

 その辺のショタ萌えっぷりは、本作の仕様ですかね?