NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2008/02/25:「先週はGDC2008でしたが…の日」(Part-1)

2008/02/25:「先週はGDC2008でしたが…の日」(Part-1)

 今週も、先週から引き続きゲームのお話。

 さて先週の日記で話題にした、2/18~22にかけて北米で開催された「GDC2008」ですが、色々とウワサばかりが先行していたものの、実質的には特に大きな発表は無かった印象ですね。

 「E3」が規模縮小された現在、GDCの位置付けが『ポストE3』となるものかと注目されていたのですが、やはり『開発者向けのカンファレンス』という事で、各社ともに開発者向けの公演とかをメインに行なったようで、あんまり一般向けのニュースは無かったようです。

 この様子だと、各社とも5月の「E3」まで大きな動きは無いのかなぁ?


 そんな中でも、実際にウワサどおりに発表されたのはGears of War 2(以下:GoW2)他、数本のXbox360向けソフトの発売予定。

■米MicrosoftXbox 360用タイトルラインナップを公開
■「Gears of War 2」や「NINJA GAIDEN 2」など4タイトル
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080221/xbox.htm

 「GoW2」はマルチタイトルになるなんてウワサもありましたが、やっぱ箱○独占のようです。

 北米版の発売日が11月で日本版はまだ未定ですが、前作は日本の箱○でもかなりヒットしたゲームですし『日本で発売しない理由』が無いですし、おそらく年末ぐらいには遊べるのでは無いかと期待。

 あと、NINJA GAIDEN 2」も発売日が6/5に決定したようですね。
 でも、6/5って確か「ストラングルホールド」とか「ドラゴンボールZ バーストリミット」も同じ時期だったような?

 うーん箱○は相変わらず『買いたいソフト』の発売日が重なりすぎ…
 この中だと「DBZ」は様子見かな?


Microsoft基調講演
MicrosoftXbox LIVE上にゲーム民主国家を建国する
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080221/mskn.htm

 今回のGDCでの発表で一番面白いと感じたのがコレですね。

 かいつまんで説明すると、Xbox360ダウンロード販売の仕組みを使って、一般のユーザが『自分の作ったゲーム』を販売できるようになるというお話。

 コチラのリンク先の引用文では説明されていませんが、キチンと課金のシステムなんかも考えられているようなので、XboxLIVEの仕組みを使って『同人ソフトを全世界1,000万のXboxLIVEユーザに販売する事が可能になる』って訳ですな!!

 過去に同人活動を行なっていた人間からすれば、なんとも刺激的なお話ですなぁ。

 日本の同人ソフトの開発レベルは、こと「2D-ACTゲーム」「2D-STGゲーム」に関しては『世界でも群を抜いたレベル』だと思うので、そういった隠れた才能が世界に向けて輩出される事に、是非とも期待していきたい所ですよ!!
 まあXNA自体が日本ではあまり普及していないので、この仕組みがどれだけ受け入れられるかは、まだまだ未知数ですが…

 (あと『コンシューマ向け』って事で、日本の同人業界が最も得意な『二次創作系』が使えないのは、ちょっと辛いところかも?
 まあ、オリジナルでも優れた作品は多いですが。)


 他に個人的に気になったのは、PS3向けで発表された内容で
「Home」に関する発表ぐらいかな?

PS3の秘密兵器「Playstation Home」の開発ツールを公開
■「Home Tools and Support: Creating Content for Playstation Home
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080223/gdc_home.htm

 要は「Home」の開発ツールをサードパーティに公開して、「Home」の世界を無限に拡張していこうというお話。

 PS3に関しては、現行のオンラインシステムに不満の残る部分も少なくないため、この「Home」には結構期待しているのですが…

 ただ、PS2時代に『ネットワークもやります。映像やメディアの配信もやります。』と言う大風呂敷を広げて、蓋を開けてみれば、やったのは『ネットワークの立上げ』のみで、ソフトの供給やネットワーク管理や課金システム等はサードパーティ任せ…

 しかも、新型ハードではHDDの互換性が無くなって、気が付いたら最初に広げた『大風呂敷』は無かった事になってたという、PS2でオンラインやるやる詐欺みたいな事をやってくれたお陰で、SONYのこの手のオンラインシステムの発表は『また、口先だけで終わるんじゃない?』という気がして、どうにも未だに信用できません。

 「Home」も立上げが遅れがちですし、PS3のオンラインシステムは現状ではXbox360のシステムを焼き直した『劣化コピー』みたいな状況ですので、一刻も早く「Home」を立ち上げてオリジナリティを見せて欲しいところですよ。

 閑話休題



 んで、先週に買ったものとか…。
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 空飛ぶモンティ・パイソン ”日本語吹替復活”DVDBOX」は、70年代だかに英国で放映された『伝説のコメディ番組』のDVD-BOX。

 『シュールなネタのコント』を連発するだけの番組なのですが、私のようなオヤジ世代のコメディ好きなら『見ていない人は居ない』というぐらいに有名な作品で、現在のご時世では放映できないであろうような、とにかく下品でブラックなネタが多いのが特徴。

 何よりも、現在のコメディを作るアーティストに影響を与えまくった番組の為に、コメディ番組やらマンガやらの『元ネタ』となっているネタが物凄く多くて、『シュールなギャグ』というと殆どがこの番組にインスパイヤされてるんじゃないか…っていう程です。

 『バナナを持った襲撃者に襲われた際の対処法』とか『バカ歩き』とかは今でも語り草ですね。
 あと、最近良く見かける『ウマの被り物』のネタとかも、最初にやったのはこの番組だった気が…(英国王室をバカにしまくった『貴族ネタ』の一つだったと思う。)

 つか、「モンティパイソン」そのものは既にDVD化されていたので、今回は『日本語吹き替え版』を追加しての『再DVD-BOX化』となる訳ですが…

 前のBOXは高くて手が出なかったものの、今回のBOXはAmazonで何故か予約時点から30%OFFぐらいの値引きがかかっており、20,000円ちょいで購入できたので、『まあ、そのぐらいの値段なら良いか…』と思ってついつい購入してしまいました。

 ちなみにBOXの中身は、ディスク7枚組み&128ページの解説ブックレット付きです。

 色んな物の元ネタを知るという意味で、コメディの製作や執筆を志す人なら、見ておいて損は無いシリーズだと思いますよ。


 バイオショックは、Xbox360向けのホラーFPS

 日本では余り有名じゃないタイトルですが、北米では2007年の様々なゲームアワードを取りまくって、『2007年の最高のゲーム』の一つに上げられている程の超ビッグタイトルです。

 なんせ、去年の年末商戦前で売り上げが落ち込んでいたXbox360が、このソフトが出たお陰で週販台数が10万台ぐらい増えて、Xbox360の売り上げを一気に回復させたという、まさに『お化けタイトル』ですからね。

 日本でも、もっとその辺をアピールして販売に力を入れて欲しいものですが…
 まあ、残虐表現バリバリのホラー作品ですし、見るからにしてコテコテの洋ゲーで、プレイしてみないと面白さが伝わり難い作品ですので、流石に日本での展開は難しいか?

 「バイオショック」のゲームの感想は後述…



 といった所で、今週は矢鱈と長文になってしまった為にYahooBLOGの『1記事5000文字以内』というの文字数制限にひっかかりまくって記事をアップ出来なくなったので、Part-2に続きます。

 つか、このYahooBLOGの『文字数制限』って、全く意味が無いので止めて貰いたいのは俺だけ?