簡単に全体的な感想を書くと、流石に新シリーズだけあって全体的に前シリーズより演出やらネタやらがこなれてきた印象ですね。
旧シリーズは単に『ポリゴンキャラを表示した２Ｄアドベンチャー』って感じでしたが、今回はキャラの『振り向き演出』とかが入るので、『おおっ、ちゃんと３Ｄモデル使ってるじゃん！！』って感じで、ありものの素材を集めただけって感じじゃなくなってます。
まあでも、『比較的凝った演出が入るようになった』以外は、基本的には旧シリーズと同じような印象かな？
ストーリーとかは、あいかわらず殆ど一本道ですし…
ネタ自体は割と面白いんだけど、ボリュームを考えると少々割高かな…って感じ。
ネタ自体は割と面白いんだけど、ボリュームを考えると少々割高かな…って感じ。
ただ、ゲーム中の選択肢を選んでも殆どストーリーの分岐は無いものの、半分ぐらいが明らかにボケる為の『ネタ』の選択肢で、ゲームオーバーも特に無いので遠慮せずにボケを繰り出せるのは良いですね。
どうせストーリー分岐が無いなら、こういう割り切りは良い判断だと思います。
どうせストーリー分岐が無いなら、こういう割り切りは良い判断だと思います。
尚、今回のアイドラ新シリーズは、ゲーム本編と同様に特別プロデューサーの「ファン代表Ｐ」が主人公なのですが、前作をやってるとどうしてもこの「ファン代表Ｐ」ってのが馴染めなくて、何かと違和感があるのは難点かなぁ…
変に「ファン代表Ｐ」にアイドルと仲良くされても、旧来からのＰとしては『ウチのアイドルにちょっかい出すな！！』という気分になって、ちょっとジレンマを感じるのは俺だけ？
変に「ファン代表Ｐ」にアイドルと仲良くされても、旧来からのＰとしては『ウチのアイドルにちょっかい出すな！！』という気分になって、ちょっとジレンマを感じるのは俺だけ？
シナリオライターとかも、この「ファン代表Ｐ」の扱いに困っているっぽくって、未だにキャラが固まってない印象を受けるのは困り者ですね。
いっそ、アイドラでは旧来の「プロデューサー」を主人公にしても良かったのでは？
（まあ、それだと「L4U!」のみしか持ってない人は違和感でしょうが、そんな人は殆ど居ないだろうし…）
いっそ、アイドラでは旧来の「プロデューサー」を主人公にしても良かったのでは？
（まあ、それだと「L4U!」のみしか持ってない人は違和感でしょうが、そんな人は殆ど居ないだろうし…）
とまれ、細かいツッコミはこのぐらいにして、以下は各エピソードの感想なんか…
■アイドラ：千早のバースデー（500MSP）
■アイドラ：千早のバースデー（500MSP）
今回のシリーズの本編というか、メインのドラマコンテンツですね。
千早の誕生日イベントに参加する事になった「ファン代表Ｐ」が、美希、律子と共にプレゼントを買いに行くというお話。
本編はだいたい20分ぐらいで、購入するとオマケに「ポーリータキシード」と「デカぜんまい」が付いてきます。
美希と律子の自分との誰の買い物を優先するかによって、若干ストーリーが分岐します。
全部の選択肢を潰そうと思うとそこそこのボリュームで、お話もそこそこ笑えるしオマケも付くので、今回のアイドラの中では一番のオススメです。
千早の「くっ！！」を思い存分聞いたり、胸のネタを振って白い目で見られたりしましょう。
個人的には美希のプレゼントの突飛さに吹きました、恐るべき『ゆとりパワー』！！
逆に、律っちゃんは少々影が薄めなのは残念なところかな…
逆に、律っちゃんは少々影が薄めなのは残念なところかな…
しかしコレは、バースデーシリーズとして全キャラ分出すつもりなんだろうか？
雪歩の誕生日とか１年ぐらい先になるんだけど、流石にそれは気が長すぎる気も…
■アイドラ：プリマシリーズ（400MSP）
雪歩の誕生日とか１年ぐらい先になるんだけど、流石にそれは気が長すぎる気も…
■アイドラ：プリマシリーズ（400MSP）
ぶっちゃけ、コレは『本編のゲームソフトの中にオマケで含まれてても良い程度の内容』だと思うので、これぐらい、無料で配信するか100ゲイツぐらいで出せば良いのに…
余程の物好きでなければ、旧シリーズのように半額で配信されるのを待つか、好きなキャラの分だけゲットするって程度で良いかも？
＊
■アイドラ：プリマシリーズ 雪歩
何やら悩みを抱えた雪歩から、悩みを解決する為に「特別プロデューサー」が悩みを聞き出すというお話。
端的に言うと『雪歩がオドオドするのを10分間眺め続ける』というドラマ。
雪歩はこんなにネガティブ＆内気で、世の中に出て行ってやって行けるのかとちょっと不安になります。
『フルーツ牛乳』のネタはちょっとウケました。
＊
■アイドラ：プリマシリーズ 真
学校の追試で困っているの真を助ける為に「特別プロデューサー」が手助けをするというお話。
何というか、真の肉体派（というか脳筋）っぷりにビビらされるお話です。
選択肢の数が意外と多く、この作品だけ途中でゲームオーバーがあるので要注意。
あと、ルートによってはクイズみたいなのも出題されてバリエーションは豊富です。
あと、ルートによってはクイズみたいなのも出題されてバリエーションは豊富です。
総評としては、やはり最初に書いた通りに『内容としては悪くは無い』のですが『価格に対する投資対効果』で考えると、ちょっと微妙な印象ですね。
基本的に『熱心なファン』ぐらいしか買わなくても良いDLCだと思いますが、それを考慮に入れても、この価格で続けるなら、いっそ全部にオマケが付いてくるぐらいで良いと思うなぁ…
今月からさり気なくアレンジ曲にオマケが付くようになってるし、まとめて買うと値引きされるなり何かのオマケがあるなり、もうちょっとバリュー感のある展開を行ってくれる事に期待ですな。
（どうせ、今回も全部買うと思うので…）
（どうせ、今回も全部買うと思うので…）
