2008/04/28:「やや黄金な連休な日」
さて、いよいよ全国的にゴールデンウィークですね。
しかし、大型連休といっても今年のGWはウチの場合『4連休×2』みたいな感じで、大してゴールデンな連休という感じでもなく特にコレと言って盛り上がる気分でも無いので、割といつもどおりに過ごしております。
所用で友人に会うために池袋まで行く用事があったので、すっかり腐女子の街と化した池袋の同人ショップを覗いてみたり…
ついでに帰りにアキバに立ち寄って、ジャンク屋&バッタ屋巡りをして980円で投売りされてた『指マウス』と購入してみたり…
(※ ちなみに『指マウス』とは、写真のように指に装着して使用する超小型マウス。'試しに使ってみたがとても使い難くて、ノートで使用するにしても『タッチパッドとかの方がよっぽどマシ』なので、買ったは良いけど『このマウスが役に立つ局面』がサッパリ思いつきません…)
*
しかし、トロステの中の人って『2ちゃん』とか『ニコ動』とかを見てるのは分かるとして、よりにもよって『モンティ・パイソン』のネタとは…いったいどんだけ濃いスタッフが揃ってるんだ!?って感じですよ…
本編の中では、クロやジュンやらが「スペインの宗教裁判」や「シリーウォーク(バカ歩き)」とか、その他諸々のネタをやるし…
※ちなみに、ゲーマーの間では「ファンタジーゾーン」の武器として有名な『16tの重り』は、もともとは「モンティ・パイソン」のネタです。
※ちなみに、ゲーマーの間では「ファンタジーゾーン」の武器として有名な『16tの重り』は、もともとは「モンティ・パイソン」のネタです。
いやもう、『一般人置いてきぼり』っぷりにも程がある…って感じで笑わせて貰いましたよ。
もし、本体の売り上げが順調に伸びても、この調子で濃いネタを連発するのかなぁ?
だったら、ちょっと尊敬するんだが。(笑)
だったら、ちょっと尊敬するんだが。(笑)
まあそんな感じで、割とグテグテなノリの週末でした。
<閑話休題>
んで、先週に買ったものとか…。
「羊くんならキスしてあげる ビジュアルファンブック」は、美少女コンテンツ雑誌(?)である「E☆2」にて連載されてた、「シスタープリンセス」のイラストでお馴染みの天広直人氏のイラストによるビジュアルノベルの総集編。
(と言っても「シスプリ」も既に10年前の企画か…ギャルゲーブームも『今は遠くになりにけり』って感じだな。)
このコーナーを読みたいが為だけに「E☆2」を創刊当初は買っていたものの、流石に『このコーナーの他に1mmたりとも読みたいページが無い雑誌』を買い続けるのは辛すぎるので途中で買うのを止めてしまっていたので、こうして単行本として纏まってくれたのは嬉しい限り。
相変わらず氏の絵は繊細で見応えがあるので、見てるだけで創作意欲が刺激されますな。
でも、最近は絵柄がちょっと変わったかも?(輪郭の描き方とか…)
でも、最近は絵柄がちょっと変わったかも?(輪郭の描き方とか…)
しかしこの本、異常にページ当たりの紙がブ厚くて100ページ強しか無いのに、定価が1800円もするのは流石にいかがなものかと…
中身を読む限り『本編がこのページ数で終わってしまった』のでページを稼ぐ為に紙を無駄に分厚くしてるっぽい訳ですが、まあ、半分は画集みたいなもんだから紙質や印刷が良い分には良いんですが、半分は読み物なのでここまでページがブ厚いと、ぶっちゃけ読み辛いです。
もうちょっと、紙が薄くて値段が安くても良かった気が…
もうちょっと、紙が薄くて値段が安くても良かった気が…
「やわらかくて グ」は、竹本泉氏による「よみきりものの…」シリーズの単行本の新刊。
最早このシリーズは巻数が出すぎて何巻まで出てるのか訳が分から無くて、買う度に『これ買ったっけ?』と悩みます。
でも、今回の単行本のタイトルは妙にインパクトがあるので、次の巻を買う時には迷わずに済むかも?
でも、今回の単行本のタイトルは妙にインパクトがあるので、次の巻を買う時には迷わずに済むかも?
ちなみに単行本は沢山出てても、やってる事やお話の内容は毎度の『ほのぼの系』のノリで、あんまり変わらない訳ですが…
何でも「サクラ大戦」のスタッフが作ったとかで、主人公の性格やらステレオタイプのヒロインやら戦闘システムの一部やらに、何となく「サクラ大戦」を臭わせる風味があります。
(つっても、本作は主人公が女湯を覗きに行ったりはしなそうですが…)
(つっても、本作は主人公が女湯を覗きに行ったりはしなそうですが…)
まだ7~8時間ぐらいしかプレイしてないのでゲームの序盤だとは思うのですが、難易度はそれほど高くは無いものの『漫然とプレイしてるとゲームオーバーになっちゃう』って程度の難易度かな?
キャラが戦闘不能になった後で、3ターンぐらい放置してたらホントに『キャラが死亡して復活不可能になる』というシステムを聞いたので、「ファイアーエンブレム」とかみたいに、戦闘は割とシビアな内容なのかと思ってたら、戦闘不能になったキャラも衛生兵にレスキューさえさせれば前線にバンバンと復活させられるので、むしろキャラの死亡に関しては結構ヌルいですね。
(普通にやってたらキャラが死ぬまで放置するような事態は、まず起こりません。)
(普通にやってたらキャラが死ぬまで放置するような事態は、まず起こりません。)
ゲームバランスはそこそこ良く作られていますが、ゲームオーバーになるステージが『難しいステージ』では無くて、単に『メンド臭いだけのステージ』なのは、ちょっと戴けない所。
(出撃メンバーが異様なまでに制限されてたり、撃破不能の異様に強い敵が出てきたりとか…こんなタイプのステージがこの先もモリモリ出てきたら、途中で面倒になって投げちゃうかも?)
(出撃メンバーが異様なまでに制限されてたり、撃破不能の異様に強い敵が出てきたりとか…こんなタイプのステージがこの先もモリモリ出てきたら、途中で面倒になって投げちゃうかも?)
ストーリーに関しては戦争ものという事で『もっとシビアなお話』かと思ってたのですが、『槍から光線を発射して、戦車砲を盾で弾き飛ばす』というお姉ちゃんが敵に登場したところで、『ああ、そういうノリの話なんだ』と納得しました。
なんというか少年誌っぽいノリのお話で、良くも悪くも次世代版「サクラ大戦」という表現が一番シックリくるかな?(ただ、「サクラ大戦」と違ってヒロインが一人しか居ないのですが、個人的にこのヒロインがあんまり好みのタイプじゃ無いのは、ちょっと欠点かな…)
まあ「サクラ大戦」よりは若干『本格的なSLG寄り』な印象だけど、少なくとも硬派SLGって感じじゃありません。
(なんとなく、系列的に似てるXbox360の「オペレーション・ダークネス」とかと難易度を比較すると、100倍ぐらいヌルいです。)
(なんとなく、系列的に似てるXbox360の「オペレーション・ダークネス」とかと難易度を比較すると、100倍ぐらいヌルいです。)
悪くは無いんだけど突出して良く出来ている部分も無く、何とも『模範的な良作』って感じのゲームですね。
少なくとも『コレの為にPS3を買う程の価値があるか?』と言われると、流石にそこまでは行かない感じかな?
少なくとも『コレの為にPS3を買う程の価値があるか?』と言われると、流石にそこまでは行かない感じかな?
とりあえず、CANVASというトゥーンレンダリングを水彩画風に加工した独特のCG画面は、割と一見の価値はあると思うので、本体持ってて「サクラ大戦」系のゲームが好きならばプレイしておいても損は無いとは思いますよ。
個人的に「サクラ大戦」は、ゲーム性としては『可も不可も無い』(オマケディスクとかの作り込みの情熱は凄いと思うが…)という評価なので、本作もそんな感じかなぁ…
前作は敵に2~3発撃たれただけで死ぬというシビアな設定のなか、作戦を立案しながらテロリストを室内戦闘で制圧していくって感じの内容でしたが、本作も全く同じようなノリのゲームですね。
っていうか、オンライン対戦もオフのストーリーモードも、ぶっちゃけ前作の「レインボーシックス:ベガス」と殆ど変わりません。
システムや対戦のルールに若干の変更はありますが、続編というよりも「レインボーシックス:ベガス1.5」とでも言うようなノリかな?
前作を楽しめた人なら本作も普通に楽しめると思いますが、とにかく内容的にあまり変わり映えしないので、前作を飽きてた人はスグに飽きちゃうかも?
(個人的には、対戦モードのみで言うならば「CoD4」の方が好きかも?)
(個人的には、対戦モードのみで言うならば「CoD4」の方が好きかも?)
オンライン協力モードは、協力プレイになると主人公が殺された際に『一定時間で復活』が可能になるので、協力というよりもゲームが苦手な人への救済措置って感じかな?(『一定時間で復活』という仕組みだと緊張感が薄くて死に放題になっちゃうので、「Gears of War」みたいに『味方の手で蘇生させる』って仕組みの方が良かったなぁ…)
まあ対戦用のツールとして買うか、ストーリーモードの続きが気になってた人は買っておいて損は無いタイトルでしょう。
少なくとも前作をやってない人は、先に前作をプレイしておいた方が良いんじゃ無いかと…
少なくとも前作をやってない人は、先に前作をプレイしておいた方が良いんじゃ無いかと…
もし見かけたら、そっと優しくヘッドショットしてやって下さい。
各感想は下記のリンクから…
◆◆◆4/21~4/29のトピック◆◆◆