NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

映画感想:「メガスネーク」(55点/モンスター)

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■■■「メガスネーク」■■■
(55点/モンスター)

 幼い頃に父を毒蛇に噛まれて失った救急隊員のレスは、大人になった今も毒蛇に対するトラウマを拭いきれずに居た。

 そんなある日、毒蛇を祀る宗教に傾倒している彼の兄のダフが、ネイティブアメリカンの密売人が所持していた、先住民を皆殺しにした伝説の怪物である『アンテカ』という小さなヘビを見せられ、その魅力に魅せられた彼は蛇を店から盗み出してしまう。

 しかしダフの不注意から封印を解かれた『アンテカ』は、伝説のとおりにみるみるうちに巨大化していき、人間を丸呑みする程の怪物へと成長していくのだった…


 ネイティブアメリカンの伝説の怪物である大蛇が人間を襲いまくるという、モンスターホラー映画、

 最近は『大盛りの食べ物』に何でも「メガ」と付けるのが流行りですが、最近は大蛇も
メガ盛りの時代
のようです。

 って言うか、タイトルが安直すぎるだろ…って気もしますが、まあ内容が分かり易くて良いかもしれません。

 本作に登場する大蛇は、いわゆる成長しすぎたアナコンダとか遺伝子操作とかじゃ無くて『伝説の怪物』ですので、そりゃもう『とにかくデカい』です。
 最初は小さい蛇なんですが、瞬く間に成長して最終的には20mぐらいのサイズになってしまいます。

 ぶっちゃけ、モンスターパニックホラーの怪物の中でも確かにメガ盛り』サイズの怪物で、こんなもん主人公の『一介の救急隊員がどうこう出来るレベルじゃ無いだろ…』(というか、地球防衛軍の出撃が必要なぐらいデカい)とか思うわけですが…

 本編のノリもやや独特で、全編の1/3ぐらいの時間が主人公とヒロインの痴話喧嘩に裂かれてたりしてコメディっぽいノリが強く描かれており、ラストの力技的なオチも『まあ、ありかな?』と思わせてしまう所は、そこそこ上手い描き方だなと思いました。

 お話の方は、前述のとおり序盤がコメディタッチで描かれているため『ちょっと冗長な印象』は受けますが、お話のテンポそのものは悪く無いです。

 登場するキャラクターが、ネイティブアメリカンの戦士とか酔っ払いのハンターやらとなかなか個性的で面白いのですが、出番があまり多く無くて見せ場が少ないのは残念な所。
 (チョイ役の『ヒーローショーのアニキ』が妙に強くて、ちょっとウケた。)

 全体的に安っぽい作りながらも、終盤の遊園地でのパニックシーンやらが割と力を入れて作られていて、キチンと見せ場として持ってきているのは良い構成だと思いました。

 でも、『パニックシーンを先に撮って、後から大蛇をCGで合成した』のでしょうが、『大蛇が真横に居るのに妙にノンビリとしてて、1mぐらいまで接近されてからノロノロと逃げる観客』が居たりするのは、まあご愛嬌って感じでしょうか?


 総評としましては、『小粒ながらも割と良くまとまったモンスターホラー映画』だと思います。

 とりわけオススメする程の内容でも無いですが、まあモンスターホラー映画が好きな人ならば、観てみても後悔しないレベルの一本では無いでしょうか?

 ただ、B級っていうよりも『C級』程度のグレードの作品ですので、CG以外の特撮が割とチープなのと、コメディ系のノリが好きじゃ無いと若干辛い部分があるかもしれませんね。