２００８年 Ｅ３・「SONY」「任天堂」関連の発表内容の雑感

　うーん、何と言いますか…初日のXbox360関連の発表がインパクトがありすぎた事もあってか、ＳＣＥ、任天堂の２社はどうにも地味な印象の発表でしたね。

【SONY】関連

　特にSONY関連はホントに今回は『面白い情報』が無かったですな…

・９月より『80GB PS3 Core Pack』が$399.9で発表
　期待してた新型の発表は、HDDが増量しただけでお値段据え置きという事で、ちょっと拍子抜け。
　９月から新型に置き換わりって事は、流石に年内の値下げは難しいかなぁ…

　　　　　　　　　　　　＊

・「GOD of WAR III」
・「Resistans 2」
・「DC　UNIVERSE　ONLINE」
・「Massive Action Game（MAG）」
・「inFamous」

　新作ソフトで気になったのは上記の４本ぐらいですが…

　ソフトに関しては、PS3では最も期待してた「GOD of WAR III」がティーザームービーのみで発売日は未定。
　（っていうか、「GOW3」って正式発表をマダしてなかったんだ？）
　「Resistans 2」もコレといった新情報は無し。

　「Killzone 2」とか『どこに行っちゃったの？』って感じですし、期待してたゲームの新情報が全く出てこずに、流石にコレにはガッカリです。

　「DC　UNIVERSE　ONLINE」は、アメコミキャラのオンラインゲームって事で若干気になるけど、日本では発売されるかなぁ？

　「MAG」は256人で遊べる大規模オンラインシューターという事で、ちょっと興味がありますね。
　続報に期待したいところです。

　「inFamous」は朝の記事では書き漏らしていましたが、「GTA」と「サイオプス」を合わせたような、ESP超人が主人公の箱庭ゲーム。
　普通に面白そうなので、ちょっと気になります。（2009年2Q予定…って、結構先だな）
　＞http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=6526

　　　　　　　　　　　　＊

・「home」

　「home」に関しては、そろそろ具体的なサービスの内容や開始時期が見えてくるかと思ったのですが、相変わらずサービス開始時期などの情報は無し…

　また動画の配信のサービスも紹介されましたが、コレも箱○のサービスと同様に日本では『同じサービス』はスグには適用されないでしょう…（版権がらみの問題もあるし）

　こればっかりは日本向けの『同様のサービス』の詳細が発表されるまで情報待ちですね。
　（でも動画配信に関しては、日本のXbox360よりも実現の可能性がずっと高そうだ。）

　　　　　　　　　　　　＊

　といった感じで、ソフトに関してもハードに関しても『期待してたような情報』が全く出て来なくて、何ともションボリな感じでしたよ。

　「God of WAR III」も年内の発売は無さそうだし、個人的にPS3は暫くはソフト日照りが続きそうだ…

　AV機器としての機能はもう十分に満足しているので、ノンゲーム機と言わずゲーム機としてももっと頑張って欲しい所です。

　TGSで何か面白い発表がある事に期待かなぁ？

【任天堂】関連

　任天堂は相変わらず、独自の路線を突っ走ってる感じですな。

　純粋なソフトに感する発表が「どうぶつの森」ぐらいしか無くて、ちょっと弱かった気がしますが…

・『Wiiモーションプラス』
・『WiiスポーツResort』

　とりあえず現在の状況が絶好調なので、堅調に『モーションセンサーの強化＆続編』みたいな、今の機能のブラッシュアップのみでも何とかなるのかな？

・「Animal Crossing: City Folk（どうぶつの森Wii）」
・「Wiiミュージック」

　なんだかんだ言っても、やはり「どうぶつの森」は売れるでしょう。

　『振り付けだけで音楽を演奏できる』という「Wiiミュージック」は、「テルミン」みたいで面白そうではありますが、やってる事は『バンブラの焼き直し』みたいな感じなんで、ちょっと『どうなんだろう？』って印象は有るかも？

・NDS版『Grand Theft Auto: Chinatown Wars』

　「GTA」は確かGBAでも発売されていたのですが、任天堂のハードではそれ以来の新作でしょうか？
　でも、GBA版って確か日本じゃ出てなかったような…果たしてコレは日本で発売される（というか出来る）のか？

　　　　　　　　　　　　＊

　任天堂は手堅すぎて、コレといった印象が残らないような感じでした。

　北米向けという事で、もうちょっと『ゲーマー向けのゲーム』（ゼルダの新作とか）の発表でもあるかと思ってたのですが…
　まあ、北米でも『体を動かすゲーム』は人気がありますし、Wiiはアチラでもライト層のユーザが多いって事なんでしょう。

　でも『非ゲーム系の路線のソフト』だけってのもイマイチ面白味に欠けるので、もうちょっとゲームらしいゲームも出して欲しいところですよ。

　　　　　　　　　　　　＊

　といった感じで、今年の各ファーストメーカーのカンファレンスに関しては『Microsoftが頑張ってるなぁ…』ってのだけが、強く印象に残るような内容でしたね。

　まあ、北米向けのゲームショーなんだし、当たり前といえば当たり前なのかな？

　後は、最終日辺りに『個人的に気になったタイトル』とかをまとめて記事をアップしようと思います。

　ファースト以外のメーカーからも、何か面白い発表があると良いなぁ…