NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2008/09/29:「ゲームでもスローライフの日」【後編】

2008/09/29:「ゲームでもスローライフの日」【後編】


 つっても、別にあまり内容に繋がりがある訳じゃ無いですが…
 前編は今週の戯言後半は今週のゲームのレビュー関連だと思いねぇ。

 という訳で、後半はゲーム関連のネタから…



 ゲームに関しては、前半でも書いたとおり今週は「AQUANAUT’S HOLIDAY ~隠された記録~」と「くまたんち」と「ジャンライン」を購入しました。

イメージ 1

 「AQUANAUT’S HOLIDAY」は、以前にPS系ハードでアクアノートの休日として発売されていたシリーズのPS3版での最新作。

 PS2版でも『海の中を潜水艇で気ままに冒険する』という雰囲気がよく作られた作品だったのですが、PS3になってグラフィックが大幅にパワーアップされており、大量に群れる魚群の表現や水中での浮遊感の表現は秀逸で、この辺は『流石はPS3』と感心させられる部分ですね。
 (でも魚の表示数が多くなると、処理が妙に重くなるのはご愛嬌。)

 陽光と水の表現や魚群の群れの美しさに感心させられたり、クジラやダイオウイカの巨大さに圧倒されたりと…この辺は「アクアノート」シリーズの正当進化型として、十分に評価できる内容だと思います。

 欲を言えば、魚のモーションが若干ぎこちない所が難点ですが、遠目にはあまり気にならないレベルなので、そこまで問題では無いでしょう…


 ただ旧シリーズでは、単純に『CGで作られた海の中を、ひたすら放浪して廻るだけ』という殆ど『環境ソフト』のような内容が、本作では一応はアドベンチャーゲームとして『失踪した海洋学者の謎を追う』みたいなストーリーが設定されているのは賛否両論あるかも?

 ストーリーそのものは、突っ込みどころは多い(そもそもジャーナリストの主人公が何故に勝手に海洋研究所の潜水艇を乗り回せるのか?等)ですが、まあそこそこ悪くは無い感じなのですが…

 このストーリーが、新しいエリアに行く為の『アンロック条件』となっている為に、足枷となって『海中を自由気ままに散策する』という遊びが出来なくなっているのは困り者。

 出来れば、エリアの移動制限が無い(代わりにストーリーを追う事も出来ない)『フリーモード』みたいなモードがあれば良かったかも?

 特に序盤は、いちいち『マップ上に設置されている「ソナーブイ」を起動(起動にはバッテリーを1個消費)しなければ先のエリアに進めない』という仕様が、ちょっとストレスを感じさせます。
 (1個のソナーブイで進めるようになる範囲が狭すぎるので、バッテリーの所持数が少ない序盤はかなり面倒。)

 あと、ストーリーを追う事に『義務感』のような物が発生してしまう為に、せっかくの『スローライフ』を楽しむゲームが、妙に慌しい印象になってしまっているのは『コレってどうなの?』って感じ。
 (章の切れ目が30分おきぐらいに頻繁に出てくるのも、ちょっと鬱陶しい…)

 『きままに海中を探索してたら、気が付いたら謎が解けてた。』みたいな作りになってた方が良かったかも?


 まあソレを差し引いても、別にゲームオーバーの要素も無く『十分にのんびりとプレイ出来るゲーム』なので、息抜きには良い感じです。

 逆にのんびりしすぎてて、疲れたときにプレイしてると『プレイ中に頻繁に寝落ちしてしまう』のは欠点か?(笑)

 とりあえず、『同シリーズの好きな人』や『海中をのんびりと潜行してみたい』という人なら買っておいて損は無いタイトルだと思います。

 惜しむらくは、本作が『夏場に発売されなかった』のは残念なところです。
 『暑い最中に清涼感を得る』には最適なソフトだったと思いますのに…

                     *

 くまたんちは、NDSで発売されたリアルタイムSLG

 その昔、GAMEBOYに『魚群探知機を装着する』というオプションが発売された事がありましたが、本作はNDSに『熊探知機を装着する』といったような内容では全く無くて…

 擬人化されたツキノワグマ少女の「くまたん」を、動物園の飼育員となって『リアルタイムに2週間お世話する』というスローライフなリアルタイムSLGですね。

 ちなみに『リアルタイムに2週間』といっても、別に2週間付きっ切りでNDSを立ち上げておく必要は無くて、1日2回、計1時間程度を「くまたん」にご飯をあげたりしつつお世話すればOKです。

 そもそも、自分の介入できる要素は「くまたん」を『なでる(誉める)』、『デコピン(しかる)』、『ご飯をあげる』、『写真を撮る』、『部屋を模様替えする』といった程度で、基本は放置して画面内の「くまたん」の仕草を見てるだけという、まあ『環境ソフト』みたいなゲームですな。
 (※『写真を撮る』と写真を売ってお金を稼ぐ事が出来て、そのお金で部屋の家具やらをグレードアップして『部屋の模様替え』が行えるって寸法です。)

 ただ、この「くまたん」のリアクションが何をするにしても矢鱈と可愛いくて、『見てるだけ』でも結構楽しいですので、このゲームを楽しめるか否かは「くまたん」のキャラが可愛いと感じるかどうかが全てでしょう。

 個人的には、1日に何度も起動して「くまたん」の様子を確認してしまうぐらいにハマってしまっております。

 とりあえず、実際の画面は公式PVを見てみるのが一番早いと思うので、気になる人はコチラのリンクからチェキしてみて下さい。
http://jp.youtube.com/watch?v=5wX1lE41L6E

 ちなみに本ソフトの発売元は(悪名高い)DIMPLEですが、開発は同人ソフトのハバネロたんハウス」で有名な「アシナガおじさん」が行っておりますので、ある意味で安心。(笑)

 本作も「ハバネロたん~」をプレイした事がある人ならば『ああいうノリ』を想像すればほぼ間違いないです。
 むしろ「ハバネロたんハウス」よりはゲームとしての目的が明確で、非常に『分かりやすい』作りになってる感じですね。

 オマケの小冊子は『設定資料集』みたいな感じですが、割と作りがシッカリしてて好感触。
 オマケとしては、なかなか良いレベルだと思います。

 ゲストイラストが無駄に豪華な上に、製作スタッフの趣味丸出しで笑いました。

 とりあえず、絵柄が好みで「くまたん」に癒されてみたい人は『買っておいて損は無いんじゃない?』って感じの一本です。
 環境ソフトとしても、普通に良ゲーですよ。

                     *

 ジャンラインは、Xbox360向けで通信対戦に特化した4人打ち麻雀ゲーム。

 ランクマッチで『回線落ちのペナルティが無い』とか、東風戦で『テンパイでも親流れしてしまう』仕様のため、安上がりで流しまくる戦法が横行してるとかで、あまり評判が良くない本作ですが…

 私自身は、『たまにフレンドと集まって4人で打てれば良いかな?』程度の気持ちで買ったので、あまり不満は無いかも?

 とりあえず、ランクとか気にせずにフレンド同士で打つ分には、ごく普通の麻雀ゲームって感じですね。

 あまりランキングとかにこだわらずに『フレンド同士でまったりと打つ』なら、まあ良いソフトなんじゃ無いでしょうか?

 まあ、ぶっちゃけると『LiveARCADEで2,000円ぐらいで配信してくれよ』って感じのソフトですけどね…




 映画に関しては、ビデオにて「殺人遊園地」と「ヒットマン」を鑑賞。

 各感想は下記のリンクから…

◆◆◆09/22~09/28のトピック◆◆◆


 ●映画感想:「殺人遊園地」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/58285981.html