2008/11/04:「石村探訪とゾンビ島への渡航予定の日」【後編】
今週も日記が5,000文字超えてしまったので、記事を分割しましたです。
この日記は【前編】よりの続きになります。
(まあ、内容はあんまり繋がってる訳じゃ無いですが…)
(まあ、内容はあんまり繋がってる訳じゃ無いですが…)
前の記事はコチラ↓
でもって連休中は3本のゲームを遊んで、まさに『ゲーム三昧』の予定だったのですが…
実は「DEAD SPACE」以外は殆ど遊んでません。
いや『面白い』とは聞いていましたが、マジに『ヤバいぐらいに面白すぎ』だって、コレ…
という訳で話題の「石村」こと「DEAD SPACE」ですが、どんなゲームかと申しますと、遭難した宇宙ステーション『USG-石村』に救助に来たレスキュー隊員(?)が、『物体X』みたいな正体不明の怪物に襲われるというサバイバルホラーゲーム。
簡単に言ってしまいますと『宇宙ステーション版・バイオハザード』みたいな内容です。
まあ、ゲームのネタとしては既に『使い古されたような設定』なのですが、ゲームデザインやゲームバランス、マップデザインやグラフィックを含めて、全てにおいて物凄くハイレベルでまとまっているのが特徴と言えるでしょう。
『陰鬱な宇宙船』の雰囲気が満点のグラフィックに、どこからともなく『得体の知れない唸り声』が聞こえてくる船内を探索するのは、まさに『B級ホラーの主人公』になった気分が満点です。
こういった『ショッカーものホラー』というジャンルは、ホントに『グラフィックの進歩=ゲーム性の進歩』に直結するジャンルだなぁと感心させられますな。
マップデザインも良い意味でイヤらしく、妙にマップに『物陰』や『隙間』が多くて
、どこから敵が出現するか分からないドキドキ感はなかなかの物。
、どこから敵が出現するか分からないドキドキ感はなかなかの物。
敵の配置や出現パターンも絶妙で、別の対象に興味が行った瞬間に必ず『プレイヤーが観ていない方向』から敵が出てきたり、『油断した瞬間』に敵が出てきたりして、マジにビビらせられまくり。
序盤とか、意外と自分の体力も低くてスグに死んでしまうので、マップを歩くだけで本気でかなり緊張しますし、時折『即死トラップ』。とかもあるので油断なりません。
(まあ、後半になると自分も強くなるし『奇襲パターン』に慣れてくるので、そこまで緊張しなくなりますが…)
(まあ、後半になると自分も強くなるし『奇襲パターン』に慣れてくるので、そこまで緊張しなくなりますが…)
ゲームバランスも絶妙で、キャラクターの成長要素があって成長を周回で持ち越して難しいレベルに挑戦(強くてニューゲーム)できるのも、(日本のゲームでは当たり前の要素ですが)海外ゲームでは珍しくやり込み要素があって好感触。
そして、ゲームの内容はゲームバランスが良く考えられた親切設計なのに、表現はメチャクチャ過激で超バイオレンス。
相手が化け物だけに『ヘッドショットをしても平然と突っ込んでくる』みたいな連中ばかりなので、最初に『足を切り落として機動力を奪って』から『腕を切り落として攻撃力を奪う』といった具合に『敵をバラバラに切り刻む事』が敵を効率よく倒すコツになってるので、そりゃもう過激にならざるを得ません。
また、『刃物状の敵の腕を切り落として、サイコキネシスで敵に投げつけてダメージを与える』なんて戦い方も出来るので、まさに『部位欠損』がゲーム性に直結している内容と言えます。
この『恐怖感から感じるストレス』と、『恐ろしい化け物を切り刻んで倒す事のカタルシス』が絶妙で、いやはやコレは『過激な内容が大好きな北米の人種』ならずとも『人間の本能に訴えかける爽快感』だと思いますよ。
(まあ、グロいのが苦手だと辛いでしょうけど…)
(まあ、グロいのが苦手だと辛いでしょうけど…)
個人的には『遠隔回転ノコ(Ripper)』が強くて使いやすいので、お気に入りの武器です。
ちょっとだけ頭を使わないとならない『謎解き要素』とかもあったりして、キチンと『過激なだけではなく』ゲームの中身もありますし、表現が過激というだけで、ここまで優れたゲームが日本で埋もれてしまうのはハッキリ言って惜しい!!
内容が内容だけに『ちょっと規制した程度でなんとかなる』ようなレベルじゃ無いとは思いますが、なんとかして日本でも発売されんかなぁ?
発売時期が結構離れているので売り上げには影響無さそうですが、これほど完成度が高いゲームが先に発売されちゃうと、比較されるのは必至ですからね…
(まあ「バイオ5」はcoopとかもあるしキャラクター重視な部分もあるし、ちょっとベクトルが違うか?)
(まあ「バイオ5」はcoopとかもあるしキャラクター重視な部分もあるし、ちょっとベクトルが違うか?)
とまれ「バイオ5」も本作に負けないように頑張って、日本製ゲームの面目を躍如して貰いたいものです。
*
そんなこんなで、連休は「DEAD SPACE」をプレイしつつ息抜きに「CLANNAD」をプレイする(アクションばっかだと疲れるので)とかって事を繰り返していたので、他のゲームはあまりプレイ出来ておりません。
特に「GTA4」に関しては、ホントに序盤の『お使いミッション』の部分しかプレイしてないので、感想はまた後日に…
「LBP」もそこまでプレイして無いですが、プレイした感じでは『絵と物理演算が物凄くなったマリオ』と言った感じかな?
ぶっちゃけ、一人でオフラインモードをプレイしている限りでは、そこまでの目新しさは無いです。
ただ、オンラインに繋いで『多人数でダベりながら協力プレイ』をするのは単純に楽しいですし、ユーザが作ったステージをオンラインに公開したりダウンロードしたりして遊べるってのは新しい試みだと思いますし、かなり物凄い可能性を感じます。
こりゃ、ネットに繋ぐ事で『化ける』ゲームですね。
…が、自分が『そこまでやり込むほどハマりそうか』と言われると、『ちょっと微妙なところかなぁ?』ってのも正直な所。
ステージエディットの機能は、確かに『超』が付くぐらい高機能でホントに色んな事が出来て無限の可能性があると思うのですが、何でも出来るが故に『凝ったステージ』を作ろうとすると、かなり手間がかかるのも事実。
あと、ステージエディットの為の『素材』を集めるためにストーリーモードを繰り返してプレイしないとならないのも、ちょっと面倒です。
オンラインでの多人数プレイでも『素材』が集めれるので、多人数プレイで遊んでいるうちにアイテムが集まっていくのは良いですが、一人で『素材集めの為にのみ』にストーリーモードをプレイするとしたら、途中で心が折れてしまいそうですよ…
そんな訳で、一人でプレイするにはちょっと忍耐が試されそうな感じですが、『フレンドが一緒に遊んでくれる人』か『オンで知らない人とプレイするのに抵抗が無い人』になら、割とオススメ出来る作品だと思いますよ。
あと、自作ステージをガンガン作ってアップしまくるという、クリエイティブな活動が好きな人にもオススメですね。
ただ、逆にオンに繋げないと面白さは激減してしまうと思うので、オンに繋げない環境の人は『動画共有サイト』とかで、人の作ったステージの動画を観てる方が楽しいかも?
私自身は、ぶっちゃけ『他にそこまでやりたいゲームが無い』状況ならば、かなりやり込んだと思いますが、コレは「DEAD SPACE」と一緒の時期に買っちゃったのは失敗だったなぁ。
いや「DEAD SPACE」が素で『3周ぐらいはプレイしちゃうかも?』と感じているぐらい楽しいので、「LBP」のプライオリティは低くなりそうな予感が…
映画に関しては、ビデオにて「ブラックサイト」と「モスクワ・ゼロ」を鑑賞。
各感想は下記のリンクから…
◆◆◆10/27~11/03のトピック◆◆◆