NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2008/11/25:「年末に向けての日」

2008/11/25:「年末に向けての日」

 このところ、仕事も私用も年末に向けて少々立て込んできた感じで、バタバタと忙しくなってまいりました。

 そんな訳で、先週末は『免許証の更新』やらもあったので、ついでに1日会社を休んで4連休を取っておりました。

 ちなみに余談ですが、私は10年以上無事故無違反のゴールド免許な訳ですが、それもその筈で何せ『10年以上ハンドルを握っていない』訳ですから、非常にデンジャラスなゴールド免許になっております。

 うっかり市街地とかを走るとリアル「カーマゲドン」状態になってしまいそうで、別の意味で『ハンドルを握らせると危ない人』です。

 自分で言うのもなんですが、こういう状態の人間は免許の区分を『なんちゃってゴールド免許』辺りに分けるべきだと思いますよ。

 閑話休題



 そんな感じで、先週に買ったものとか色々…

イメージ 1

 冷食捜査官は、とり・みきSF風ハードボイルドコメディ。

 食物の汚染が進み『合成食料』しか食べる事が許されなくなった未来社会で、闇ルートで出回る『冷凍食品』と取り締まる捜査官のお話で、ストーリーはシリアスな感じなのに随所に『ナンセンスなギャグ』が織り込まれているという、氏の作品では「ダイホンヤ」に一番ノリが近いかな?

 最初の数話は1話辺りのページ数も少なくてノリもイマイチでしたが、中盤辺りから『とりみき節』が復活してなかなか面白くなってきます。

 しかしこのマンガって、一作目は17年前に描かれてたらしいんだけど、食の安全性とかが問われてる現代ならともかくとして…
 とり・みきは相変わらず、どんだけ時代を先取りしてるのかと…

                        *

 「四季おりおりっ!」は、萌え系4コマ誌の「ぱれっと」だかで連載されてる稲城あさね氏による4姉妹が主人公の4コマホームコメディ。

 絵は可愛くて丁寧だし、話もそこそこ面白いんだけど、内容はいたって『普通』ですな。

 全体的に悪く無いんだけど、あまりにも『普通』すぎてツッコミどころも無いので、本作ならではの個性が欲しいところ…



 ゲームに関しては、特に新作としてXbox360にてラストレムナントオトメディウスG」を購入。

 という訳で、連休を利用して「ラストレムナント」を、散々っぱらプレイしておりました。

 現在のバトルレベルが60弱で、プレイ時間は既に20時間ぐらいだと思うのですが、まだまだ2枚組みのディスクの1枚目すら終わる気配が見えません。

 つかこのゲーム、サブイベント多すぎでしょ…

 『サブイベントの片手間に本編を進める』ぐらいのイキオイでサブイベントが発生するので、RPGでは『寄り道しまくり』のプレイスタイルの私としてはゲームが一向に先に進まずに、たまにメインイベントを進めようとすると何をしようとしてたのか忘れてしまうぐらい…
 (「TOV」みたいに、現在のメインシナリオの進行状況を解説してくれるシステムが欲しい。)


 ゲームの内容の方は『面白いのは面白い』んですが、とにかくストイックで『華の無い内容』ですな。

 なんせ、ゲーム開始初期のメインパーティのメンバーで、選択できる唯一の女性キャラが『子持ちのオバサン』のみって…こんな『ユーザに媚びを売る気が微塵も無い』ような和製RPGは久々に見ましたよ。

 ゲームのシステムも異常に難解チュートリアルも少々不親切なので、最初の4時間ぐらいは『自分が何をやってるのか』がイマイチ良く分かりません。
 (ローディング画面でゲームのTIPSやヒントが表示されるんだけど、HDDにゲームをインストールしてると、これが一瞬で消えて全く読めないのでヒントが得られずに更に困る。(笑))

 …が、それを乗り越えてシステムを理解しだすと、一気に面白くなってくる感じですね。

 ゲームシステムは「ロマサガ」のスタッフが作っただけあって、良い意味でも悪い意味でも「ロマサガ」ライクですね。

 『技』とか『陣形』をしっかりと考慮しながらパーティを編成して、『強い技』をひらめいたり『有効な技の使い方』を理解したりすると、一挙に戦闘が楽になるというシステムは、いかにも「ロマサガ」って感じで、やり込みがいがあって楽しいです。

 逆に、育成の方向性を考えずに漫然とプレイしていると後々で厳しい事になったり、ザコ相手の戦闘でも真剣に挑まないとパーティ全滅の危機が訪れたりするのも、いかにも「ロマサガ」って感じですが…

 ただ、とにかくゲームの内容が地味でストイックなので、『プレイヤーを選ぶゲーム』である事は間違いないですね。

 キャラをチクチクと地道に強化して、ガッツリとやり込みたい人向けなゲームと言えるでしょう。


 ただ、このゲームに不満点を上げるとしたら、『読み込みが非常に多くて煩雑』な事と、全体的に『妙に不親切な部分が多い』ことでしょうか…

 まず読み込みに関しては、HDDにインストールすれば『そこまで気になるレベル』じゃ無くなりますが、インストールせずにプレイしたらかなり鬱陶(うっとう)しいかも?
 ぶっちゃけ、プレイにはHDD必須だと思われます。

 あと、システムに関しては「インアン」ほどじゃ無いですが、イベントで『次に何をやったら良いか』が分かり難かったり強化アイテムの採集が面倒だったりと妙に不親切で面倒に感じる部分が…
 (時折、仲間のキャラが『武器を強化するために○○を採りに行こう』みたいな事を言うのですが、その『○○』がどこにあるかは一切解説が無いので、どこに行けば良いのかサッパリ分からない。)

 そして、システムで何より困るのが『戦闘時に表示されるコマンド』が、ランダムで『ターン毎に選択可能な項目が変化する』事。

 戦闘時には『自分が使用出来るコマンド』のうち、ランダムで5種類ぐらいが表示されるのですが、ある程度はシステムが自動的に選択してくれてるようで、基本的に体力が減ってると『体力回復しろ』というコマンドや、状態異常を食らってると『状態を回復しろ』というコマンドが出るものの…

 時折、仲間が死んでるのに『救助しろ』のコマンドが出なかったり、ボス戦の真っ最中で『回復しろ』のコマンドが出なかったりして、大ピンチに陥る事があるのはご勘弁願いたいですよ。

 せめて『回復系のコマンド』だけは、通常攻撃のコマンドと同様に常に表示するようにして欲しかった…

 あと、運が悪いとモンスターが無尽蔵に増援を呼んだり、範囲攻撃を連発されてザコ相手でも全滅させられたりするのはどうにかして欲しいですな。(このゲーム、範囲攻撃のダメージがキツすぎです。)

 状態異常系のダメージもキツイよなぁ…自分のパーティでも状態異常攻撃を持ってるキャラを育てた方が良いのかなぁ?


 まあしかし不満点も無くは無いですが、個人的にロマサガ」シリーズが大好きだった私としては、十分に満足してプレイしております。

 『FFよりもロマサガのシステムが好き』って人ならば、結構ハマれるゲームだと思いますよ。

                        *

 オトメディウスG」は、やっぱ『2Dシューターとしては外せないタイトル』なので、とりも直さず購入。

 「ラスレム」ばっかやってたので、まだあまりプレイしてないですが、一応『ゴージャスモード』をティタ(ビッグコア機体)でノーコンティニューでクリアする程度まではやり込みました。
 (まあこのゲームって1コインクリアの実績がある訳じゃ無いので、ノーコンティニューを狙う意味は無いんですけどね。)

 ゲームとしては、グラディウス」シリーズとしては随分とマイルドな難易度なので、普段はシューティングゲームをプレイしない人でも十分に楽しめると思われますし、シューターじゃない人がキャラ(イラスト)目当てで買っても、そこそこ遊べるんじゃ無いでしょうか?
 (ラスボスだけは、難易度がちょっとおかしいと思うけど…)

 ゲーム自体はまあまあ面白くて、普通に『やり込みたい』と思わせるだけの良作シューティングではあるので、「ラスレム」が落ち着いたら、もうちょっとやり込んでみようかと思いますよ。

 とりあえずシューティング好きならば、買っておいて損は無いタイトルなんじゃないでしょうか?


 あと、本作は「実績」の獲得条件がかなりヌルいですので、実績狙いで買うってのもありかも?

 ただ、『女の子に573回タッチする』(通称:おっぱいタッチ)というXbox360史上空前の『恥ずかしい実績』がありますので、自称硬派なプレイヤーは要注意です。(笑)

 (まあ、私がいくらスキモノでも、流石に573回は面倒なんで連射パッドを使って解除しましたが…)




 映画に関しては、ビデオにて「ギリシャ・ゾンビ」と「レストストップ2 ドント・ルック・バック」を鑑賞。

 各感想は下記のリンクから…

◆◆◆11/17~11/24のトピック◆◆◆

 ●映画感想:「ギリシャ・ゾンビ」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/59075256.html

 ●映画感想:「レストストップ2 ドント・ルック・バック」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/59088422.html