NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2008/12/15:「故郷(ホーム)まで何マイル?の日」【前編】

2008/12/15:「故郷(ホーム)まで何マイル?の日」【前編】

 今週は、久々に書く事が沢山あったので、前・後編に分けての日記となります。

 まずは、『前編』のPS3の「Home」絡みのエントリから…

                             *

 12/11から、いよいよPS3の仮想空間を用いたコミュニケーションサービスである「Home」が実装されましたね。

 初日はアクセスが混雑してたせいか、私もソフトがダウンロード出来なかったりしたのですが、2日目からは普通にアクセス出来るようになってたので早速導入してみましたよ。
 (まあ、この手のサービスの立ち上げ時にトラブルは付き物ですな。)


 それにしても『日本でのプレスリリース』を見ると、どこにもベータテストの文字が読み取れないので、『イキナリ、正式サービスかよ?』と思ってダウンロードしてみたのですが、タイトルには思いっきり「ベータ版」と書かれていました。

 という事で、実際には実装というよりも「オープンβ開始」という事のようです。


 で、実際にソフトを触ってみての感想ですが…

 何といいますか、私は「セカンドライフ」を触った事が無いので間違った表現かもしれませんが、『自由の無いセカンドライフみたいな印象でしょうか?

 ベータ版って事もあるのでしょうが、とにかく『出来る事が少ない』って印象。

 現状で出来る事と言えば、『広場やシアターで放映されているムービーをみながら、みんなでチャットをする』って程度で、他は広場に集まって『ひたすら踊り狂う』ぐらいしか出来ません。(ビリヤードやボーリングはスグに飽きそうですし…)

 ホントに単なる『絵のキレイなチャットルーム』って感じで、サインインしても余りにもやる事がないので、どうにも間が持たない印象です。

 もうちょっと自由度があって、破天荒な動作とかが出来たり自分なりに遊べる『お遊び要素』があれば良かったのに。
 (自室以外でもアイテムを勝手に動かせるとか、その辺の物を掴んで投げるとか…)


 いや、この試みやシステム自体は目新しくて面白いと思うのですが、現状だと出来る事が『今更感』の漂う内容で、よっぽど『新作ムービーが続々と配信される』とか『定期的に面白いイベントが開催される』とかでもしなければ、正直言って一瞬で飽きてしまいそうです。

 広場とかで『BGMが全く無い』のもかなり寂しい印象(というか無音すぎてちょっと怖い)で、人が少なくなると閑散とした雰囲気に拍車がかかりそうな気が…


 個人的に期待していた、発表当初に予定されていた機能の『自分の保有している動画や音楽をフレンドとオンラインで共有する』とかってのは実装されておらず…

 『「Home」機能をロビー代わりにして他のユーザとオンライン対戦をする』とかってのも、『この重たいシステムを毎回立ち上げるぐらいならショートメッセージを使ってやりとりするわ…』って気がしますし、XboxLIVEのような『利便性』という点でも不便で、全体的に微妙な印象ですねぇ。

 ゲーム毎の『対戦待ち合わせ用』の『専用ロビー』でも用意されれば、同じソフトを持ってるユーザ同士が集まって『メンバを募集してからオンライン対戦する』とかって使い方も出来そうですが…
 (現状で用意されてるのが、「みんゴル」ロビーと「SIREN」ロビーだけなので何とも…つか「SIREN」のロビーで何をしろと?)

 まあベータ版という事で、今後の新規機能の実装に期待したいところですが、またSCEお得意のやるやる詐欺になって、『何の機能も実装されないままにフェードアウトしないか』という不安もありますね。


 とりあえず、現状では「Home」に足繁くサインインする価値が見出せないので、新機能の実装とかオンラインイベントとかが開催される事に期待ですね。

 閑話休題



 そんな感じで、先週に買ったものとか色々…

イメージ 1

 百合星人ナオコサンの2巻は、百合と幼女をこよなく愛する宇宙人のナオコサンの日常を描いた、ほのぼの変態コメディ。
 (『ほのぼの』なのに、この上ないぐらいに『変態』的。)

 kashmir氏のマンガは、どの作品もシュールなネタが多いですが、本作は中でもブッチ切りの変態っぷりとシュールっぷりで、相変わらずサッパリ意味が分からないですが、ネタが突き抜けてすぎて一周してきたぐらいの感覚で笑えます。

 あと「幼女」ネタだけでここまで引っ張れるのは、ある意味で凄い才能だと思います。
 決してメジャーになれない(というか『メジャーになってはいけない』)才能だとは思いますが…

 しかし、もともとマイナーで入荷数の少ないマンガなのですが、2巻では初回版にオマケが付くせいか妙に競争率が高くて、近所の本屋に売ってなくてあちこち探し回りましたよ…

 オマケのデスクトップアクセサリーである「LOLICLOCK」UNIQLOCKのパロディ)は、シュール過ぎてちょっと笑いました。

                             *

 「Colorful Days」「オーバーマスター」は、「アイドルマスターSP」向けのメインテーマとなるシングルCD。

 広告展開で『765プロ』『961プロ』のそれぞれのHPを作って、『事務所の対決ネタ』を仕込んだりしていたので、『CDにも何かネタが仕込まれてるかな?』と思っていたのですが、CDの方は到って普通の内容で、特にネタが仕込まれていなかったのが残念。

 というか、コレなら無理に『シングル2枚』とかで発売せずに、最初から2,000円ぐらいに価格設定して6曲入れて販売して欲しかったかも?(値段云々よりも、単に枚数が増えて管理が面倒なので…)

 オマケのDVDも、『既出のPV』と『ゲーム映像』と『声優インタビュー』と言う割と普通の構成だし(食パンとかチクワとかの、変な小芝居はちょっと笑ったけど)、オマケとかネタの仕込みに関しては、ちょっと不満に感じる部分が多かったかな?
 (ぶっちゃけ、先月のゲーマガのオマケの『中村先生のSPプレイムービー』の方が面白かった。)

 と、最初に苦言を呈してしまいましたが、収録されている楽曲自体は両方とも結構好きで、そちらに関しては概ね満足ですね。

 「Colorful Days」は『いかにもアイマス』という感じで、ポップでキュートなイメージ(というか、やたらとアニソンっぽい?)で聞いてるだけで楽しくなりますし、「オーバーマスター」は逆に『今までのアイマスに無かった方向性』の激しい曲で、サビの盛り上がりっぷりとカッコ良さは異常です。

 C/Wの「スキ」と「kiss」も良い感じですし、単純に音楽CDとしては割と満足なレベルかな?

 でも、アイマスSP」のプロモーションとしては、もう一捻りが欲しかったですね。

                             *

 東方儚月抄は、中巻から何かバトルマンガになりつつある気が…

 でも、原作どおりに飄々とした進行『世界観が崩れてない』のは良いですね。(『萌え』とか全く感じさせ無いのが、逆に原作っぽい。)

                             *




 という所で5,000文字に収まらなくなりそうなので、この辺で一端区切ります。
 (毎回言うが、この5,000文字制限って全く意味が無いので止めて欲しい…)

 この日記は【後編】に続きます…

・2008/12/15:「故郷(ホーム)まで何マイル?の日」【後編】
http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/59383837.html