今年もいよいよ終わりという事で、そろそろ総まとめとして今年遊んだゲームの中で『個人的ベスト5』を決めて見ようと思います。
そんな訳でソフトに関しては、特に注釈が無い場合はXbox360版をプレイしての評価だと思ってください。
では、特にカウントダウン形式を取る程のネタでもないので、いきなり1位から発表です。
このソフトは実際には発売されたのは去年の12月末なのですが、発売されたのが2007/12/27と『超年末』で実質的に遊んだのは今年に入ってからのなので、今年のタイトルとしてカウントさせていただきました。
オンラインでのバランスの良さとシステムの完成度、プレイ中の熱中度ややり込み要素とどれを取っても完成度が高く、またキャンペーンモードのストーリーや演出、高難易度モードでの(鬼畜なまでの)やり応え等々…
全てにおいて高水準で、今年プレイした中では一番の『対戦ツール』であり『オン・オフ共にやり込みがいのあるFPS』でした。
FPS好きな人なら、発売日(実際には2007年発売)以外で異論のある人は少ないんじゃないかと…
逆にコレが出てしまったせいで、同系列のFPSには物凄く評価が厳しくなってしまったという弊害も…
とにかくストレスの溜まらないシステムの完成度、キャラクターの育成が楽しいゲームシステムに、ほどほどにやり込みがいがあるゲームバランスと、コレまた文句を付ける部分が殆ど見当たらないタイトルでした。
(唯一文句を付けるとしたら、ストーリーがやや凡庸で個性に欠けるところか?)
(唯一文句を付けるとしたら、ストーリーがやや凡庸で個性に欠けるところか?)
個人的にはコレが1位でも良かったのですが、『安定した面白さ』はあるものの『目新しさ』が感じられない内容だったため、その辺でちょっと評価を下げた感じですかね?
JRPG好きでキャラ絵に抵抗が無い人なら、絶対にプレイしておいて損は無いと思わせる良作タイトルでした。
3.「DEAD SPACE」(Xbox360/PS3)
3位は日本で未発売のタイトルなのでアレですが…
英語版なので言葉が分からないままプレイしたのですが、それでも近年にプレイしたホラー系ゲームの中では、間違いなく最高の出来でした。
とにかくレベルデザインが秀逸で、緊張感の演出が物凄く上手い。
体力ゲージをキャラクターのスーツ上に直接表示したり、インベントリの画面がHUD風に表示されたりと、プレイヤーの没入感を損なわないようにシステム面も工夫されたりと、細かい部分までよく考えて作られて全体的に物凄く丁寧に作られています。
また、ゲームとしての緊張感はあるけど『ゲームシステム面では一切ストレスを感じさせない作り』とか、とにかく感心させられることしきりな内容でした。
(まあ、『やり込み要素』とかに若干の不満はありましたが…)
(まあ、『やり込み要素』とかに若干の不満はありましたが…)
日本のゲームクリエーターの人には、是非ともプレイしてみて欲しい作品です。(特に「バイオ5」のスタッフは、一度はプレイしてみて欲しい。)
3位までは相対的な評価も高いゲームが中心でしたが、この辺からは完全に趣味の領域です。(笑)
ハッキリ言って不満点も多いですし、システムにも問題点が多く、ツッコミどころの多いゲームなのですが、個人的には滅茶苦茶ハマってダウンロードコンテンツまで買ってプレイしまくりました。
(「協力プレイ」が思った以上に熱かった。)
(「協力プレイ」が思った以上に熱かった。)
ゲームのシステムなんかは思いっきり「ピクミン」のパクりなんですが、世界観やらの『本作ならではの味付け』が上手く効いており、単なる二番煎じに留まっていないところが良い部分だと思います。
まさに『隠れた良作』って感じなので、海外製のユーモアファンタジーとかが好きな人なら、プレイしておいて損は無いタイトルですよ。
5.「バトルフィールド:バッドカンパニー」(Xbox360/PS3)
そこまで良作かと問われると疑問だけど、少なくとも自分が『オンで遊んだ時間が長かったタイトル』と言えば、「CoD4」の次ぐらいにこのタイトルが上がるかな?
CoD4が個人技能を研鑽していくゲームだとしたら、コチラは『チーム戦でお祭り騒ぎをするゲーム』って感じ?
そこまでゲームが上手くなくても肩肘張らずにプレイできるので、純粋にプレイしてて楽しいタイトルでした。
そこまでゲームが上手くなくても肩肘張らずにプレイできるので、純粋にプレイしてて楽しいタイトルでした。
キャンペーンモードがちょっと微妙なのが難点なので、オンをプレイしない人にはオススメ出来ないのが難点ですかね?
ただ今から購入しても、流石にもうオンでプレイしてる人は少なそうですけどね…
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とまあ『個人的なベスト5』はこんな感じですが、他にパッケージ売りじゃない(ダウンロード販売の)タイトルから、面白かったタイトルを2本ほど抜粋。
番外1:「CASTEL CRUSHERS」(Xbox360)
「ファイナルファイト」というか「くにおくん」というか、懐かしいタイプのベルトスクロールのアクションゲーム。
今時ならフラッシュでも作れそうな内容だけど、単純故に面白くて4人でプレイするとかなり盛り上がりました。
今時ならフラッシュでも作れそうな内容だけど、単純故に面白くて4人でプレイするとかなり盛り上がりました。
本作に限らず、Valuveのゲームのオリジナリティの高さ(我が道を行ってるとも言うが)は、他のメーカーにも見習って貰いたい部分ですよ。
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という感じで、今年の『個人的ベストゲーム』を上げてみましたが、多分に私の好みの問題もあるものの、やはり『海外メーカー強し!!』って感じですね。
まあ実際には日本のメーカーのタイトルでも『良く出来ている物』もあるのですが、内容がどうにも保守的で『驚き』が無くて、面白さが『想像の範囲内』なんですよね…
そういう意味でも、どんどん貪欲に『新しい要素』を取り入れつつ新作を送り出してくる海外メーカーの先進性は、やっぱ凄いなぁと感じます。
そういう意味でも、どんどん貪欲に『新しい要素』を取り入れつつ新作を送り出してくる海外メーカーの先進性は、やっぱ凄いなぁと感じます。
特にこれから主流になっていくであろう『3Dゲーム』に関しては、開発ノウハウも資金力もある海外メーカーに完全に劣っている状況ですし、日本のメーカーはホントに危機感を持たないとHDゲーム機市場から駆逐されてしまいそうですよ…
ただ、日本のメーカーが次世代ゲーム機向けの開発技術で負けてるとはいえ、別に海外メーカーと同じ土俵(3Dアクションとか3Dシューター)で勝負する必要は無いと思うので、日本らしい個性を持った『次世代機ならでは』の新しい何かに挑戦して勝負していって欲しいところですよ。
そんな訳で、来年は国産でも凄いゲームを遊べる事を期待しつつ、今年の総括とさせていただきたいと思います。