2009年もそろそろ終わりという事で、2009年の『個人的ベストゲーム』を5位まで決めてみようと思います。
『独断と偏見』&『自分がプレイしたゲーム』に限定して順位を決めておりますので、世間一般の評価とは異なる部分もあるとは思いますが、そこはアクマで『個人的な感想』という事で…
そんな訳で、カウントダウン形式にする程でもないので、1位から順番に発表です。
前作からの『正統進化版』なので定番過ぎるきらいはありますが、キャンペーンモードでのストーリーの面白さや、画面の美しさ、演出の派手さ、臨場感など、やはり評価するべき部分の多い作品です。
オンラインの楽しさも特筆もの(まあ、前作に比べるとゲームバランスに若干難がある気はしますが…)で、とにかく遊びがいがある内容なので、これ1本あれば1年ぐらいは遊べる程度にコストパフォーマンスも良好ですので、オンで遊ぶのが前提ならこれ以上のものはそうそう無いタイトルでしょう。
伊達に世界で1,000万本の売り上げを誇っている訳ではありませんな。
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2位:「Steins;Gate(シュタインズゲート)」(Xbox360)
正直、コレを1位にしようかとも迷ったのですが…いわゆる『アドベンチャーゲーム』という事で、ゲームシステムや技術的な目新しさは殆ど無いため2位という事にしました。
(フォーントリガーシステムや、プレイヤーに感情移入させるための『仕掛け』は良く出来てると思いますが…)
(フォーントリガーシステムや、プレイヤーに感情移入させるための『仕掛け』は良く出来てると思いますが…)
ただ、今年遊んだゲームの中で『一番面白かったゲームは?』と聞かれると、間違いなくこのタイトルを挙げるでしょう。
シナリオの完成度もさる事ながら、演出や音楽や声優の演技などもあらゆる物が高いレベルでまとまった作品でした。
シナリオの完成度もさる事ながら、演出や音楽や声優の演技などもあらゆる物が高いレベルでまとまった作品でした。
しかし、なんとなく忘れがちですが、今年ってアドベンチャーゲームではコレ以外にも「Chaos;Head」や「11eyes」も出てるんですよね。
(まあ、この2本は移植なので『今年のゲーム』と言うのは無理があるかもしれませんが…)
(まあ、この2本は移植なので『今年のゲーム』と言うのは無理があるかもしれませんが…)
そういう意味では、今年は個人的にはADVゲームの当たり年だったなぁ。
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これまた、1位にしてもおかしくない高いレベルの作品です。
演出や迫力、グラフィックのレベル等では今年のタイトルの中でも群を抜いた作品だったと思います。
木曜洋画劇場的な『吹き替え』も、キャラに非常にハマっていて良かったです。
演出や迫力、グラフィックのレベル等では今年のタイトルの中でも群を抜いた作品だったと思います。
木曜洋画劇場的な『吹き替え』も、キャラに非常にハマっていて良かったです。
ただ、『プレイしてる最中』は非常に面白かったのですが、リプレイ性の薄さから来るボリューム不足感が、ちょっと残念だったので3位としました。
オンラインモードもイマイチで、1周クリアした後はそのまま放置してしまいましたからねぇ…
コレでオンラインが面白ければ神レベルの作品だったと思うのですが、なかなか上手くいかない物です。
コレでオンラインが面白ければ神レベルの作品だったと思うのですが、なかなか上手くいかない物です。
でも、PS3を持ってる人で『何か面白い独占タイトルが無いか?』と聞かれたら、迷わずオススメするレベルのタイトルだと思うので、未プレイの方には是非ともプレイして貰いたい一本ですよ。
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日本で発売されてないゲームなので恐縮ですが、今年の4位は『今年一番のストレス解消ゲーム』であるコレですね。
垂直の高層ビルの壁を駆け上がり、空を飛んで、刃と化した腕で戦車を切り刻んで、とび蹴りで戦闘ヘリを撃墜するという、主人公の荒唐無稽なまでのパワフルっぷりで『俺TUEEEEEE!!!!』をしたい人にはオススメです。
(まあ、それでも敵のボスとかは強くて割と苦戦させられますが…)
(まあ、それでも敵のボスとかは強くて割と苦戦させられますが…)
ゲームそのものは作り込みが甘くて突っ込みどころも多いですが、『爽快感を味わうこと』に特化した作りは方向性が明確で、『こういうゲームもアリかな?』と思わせるだけのポテンシャルを持った作品でした。
もし次回作が出て、今回で不満だった細かい部分が改善されれば『神ゲー』に化ける可能性のあるタイトルでしょう。
ひたすら『ストレス解消をして大暴れをしたい人』なら、今からでもプレイしておく価値はある作品だと思いますよ。
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5位:「レフト4デッド」&「レフト4デッド2」(Xbox360)
「レフト4デッド」って、続編も既に出てるので随分前に出たように錯覚してしまいますが、実は今年に発売されたゲームなんですな。
そんな訳で、1&2合わせてですが5位はコレという事で…
そんな訳で、1&2合わせてですが5位はコレという事で…
このゲームって内容に関しては、単に『ゾンビの大群の猛攻をかわしながら街から脱出する』というホントにソレだけのゲームなんですが、単純ゆえに『仲間どうしで力を合わせて困難に立ち向かう事の楽しさ』を再認識させてくれたゲームだと思います。
熱中して遊べる事を考慮して作られた、レベルデザインやゲームバランスの調整も見事です。
『ボリュームの少なさ』や『オンに繋がないと楽しさの1割も享受できない』点など粗はある内容ながらも、接待ゲームや対戦ゲームとしても優れていますし、ゲームが複雑化する昨今で、こういう『単純な面白さ』を追求したゲームってのは、もっと評価されるべきでしょう。
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まあ、話題性としては「ラブプラス」の方が圧倒的だったのですが、私はあちらはプレイしてないので、評価しようもありません。
(どうにも『リアルタイムの時間を拘束されるゲーム』って苦手なので、あちらはスルーしてしまいました。)
(どうにも『リアルタイムの時間を拘束されるゲーム』って苦手なので、あちらはスルーしてしまいました。)
ゲーム内容は『いたって普通のB級ギャルゲー』なんですけど、『女の子を酔わせて攻略する』ってシステムと『コンシューマでは最高レベルのポリゴンギャルのグラフィック』という点では斬新でしたし…
少なくとも、あのTAM SOFTから『(色んな意味で)こんなに凄いゲーム』が出るとは、誰も予想し得なかったでしょうから、ある意味で衝撃的でした。
少なくとも、あのTAM SOFTから『(色んな意味で)こんなに凄いゲーム』が出るとは、誰も予想し得なかったでしょうから、ある意味で衝撃的でした。
ギャルゲーってのを抜きにしても、こういう『一つの方向性に突き抜けたゲーム』とかってのは、B級ジャンルならではのタイトルだと思うので、今後もこういう意欲的な作品には頑張って貰いたいところですよ。
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これまた『何でこんなタイトルが?』って感じですが、敢えて言うなら私が『個人的に2009年にもっとも長時間遊んだタイトル』がコレだからです。
プレイ時間が100時間を突破してるのは確実なのですが、正確に何時間遊んだのかは不明です。
いやもう、途中で何度もパッドを投げたくなるぐらいの『超マゾゲー』でした。(笑)
でも、そのぶん達成感は高いゲームでしたけどね。
いやもう、途中で何度もパッドを投げたくなるぐらいの『超マゾゲー』でした。(笑)
でも、そのぶん達成感は高いゲームでしたけどね。
RTSってジャンルは日本では『不遇のジャンル』ですので、もっと人気が出て欲しいジャンルではあるのですが…まあ、操作性の問題もあるのでコンシューマじゃ流行らないのも致し方ないかも?
来年発売予定の「R.U.S.E.」とかも超気になるんですが、恐らく日本じゃ出ないんだろうなぁ…
という訳で、今年の『個人的なベスト5(+2本)』を発表させて貰った訳ですが、自分の好みでは今年も洋ゲーが強かった印象ですねぇ…
あと自分の好みに限定すると、CAVE等の『2Dシューティング』系も今年はかなり頑張ってた印象があるので個人的には満足でした。
(ただ、ゲーム自体に目新しさは無いので選外かなと…)
(ただ、ゲーム自体に目新しさは無いので選外かなと…)
まあ、『ゲームの完成度』に加えて『新規性』や『技術力』も加味して考えると、どうしても日本のタイトルって選外になってしまうんですよね。
日本のメーカーの『過去作の焼き直しで手堅く儲ける』という方針も悪くは無いですが、大作主義では今後は海外には適わなくなって行く(資金力が違いすぎる)のが目に見えていますし、焼き直しの続編物ばかりでは市場が先細りしていくばかりです。
(海外メーカーも続編は多いですが、あちらは『確実にブラッシュアップしてくる』作品が多いので、どうにも日本メーカーは分が悪い。)
(海外メーカーも続編は多いですが、あちらは『確実にブラッシュアップしてくる』作品が多いので、どうにも日本メーカーは分が悪い。)
そういう意味でも日本のメーカーには、来年以降は続編物意外にも『新規性』を持った意欲的なタイトルでも頑張って欲しいものですよ…
(現時点で、そういう『意欲的なソフトを開発できている日本の大手ゲームメーカー』って「任天堂」だけだと思うので。)
(現時点で、そういう『意欲的なソフトを開発できている日本の大手ゲームメーカー』って「任天堂」だけだと思うので。)
そういうタイトルって、昔は日本の独壇場だった気がするんだけどなぁ。
まあ今もDSとかでは、変なタイトルがボチボチある印象ですけど…
まあ今もDSとかでは、変なタイトルがボチボチある印象ですけど…