劇場にて「2012」を観て参りました

　劇場にて「2012」を観てまいりました。

　あまりウチのようなＢ級映画専門ブログで扱うようなネタの作品じゃないので、軽く感想を書かせていただきますと…

　いやまあ、とにかく内容云々はさておき『映像が物凄い迫力』の作品でしたね。

　特に序盤の『ＬＡ崩壊』のシーンは圧巻で、スクリーンの前で思わずのけぞってしまったり、画面に合わせて体が左右に傾いてしまうぐらいの大迫力。

　『もしかして、俺の知らない間にホントに地球が崩壊してたんじゃね！？』と疑いたくなるぐらいにリアリティのある破壊映像でしたので、そりゃ何かと感化されやすいアメリカ人が『2012年に本当に地球が滅亡する！！』と大騒ぎして、NASAが反論コメントを発表するとかって騒ぎになるのも納得です。

　ちなみにお話の内容は、「2012」がマヤ暦の予言による世界滅亡の日だからといって、別に『蛇神ケツアル＝コアトルが復活して人類を滅ぼす』というようなお話ではなく、『大規模な地殻変動にて地球が滅亡の危機に陥る』というようなお話。

　ストーリーは、パニック映画にありがちな『とある一家が大災害からひたすら逃げ続ける』という感じのスリル＆感動系のお話で、定番で手堅い内容ではあるんですが、ぶっちゃけた言い方をすると『月並みな感じ』のお話。

　ただ、細かい内容にツッコミを入れるのがバカバカしくなる程に、とにかくド迫力のスペクタクルシーンのつるべ打ちで、邦画に換算するならば『日本が１００回沈没してもお釣りが来る』ぐらいにパワフルな映像の連続に、ただただ圧倒されました。
　（同じ監督の作品で比較するなら「ID:4」の『宇宙人の一斉攻撃シーン』が延々と続くようなレベル。）

　約３時間の長尺の映画なのに途中で一切中だるみするシーンが無く、ひたすら『迫力のあるシーンの連発』でテンポ良くお話が進んでいくのは凄かったです。
　いやいや、マジに『どんだけ金がかかってるんだ？』って感じ…

　とにかく『映画館の大画面で見てこそ価値のある映画』だと思うので、気になっている人は絶対に劇場まで観に行っておく方が良いですよ！！

　パニック映画やスペクタクル映画が好きな人なら、ビデオで観たら『しまった、劇場で観ておくべきだった！！』と漏れなく後悔することウケアイですので。