NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

■にゃんこ先生のスカイリム旅日記(6):「聖域に行こう」

■にゃんこ先生のスカイリム旅日記(6):「聖域に行こう」

 聖堂のオバサンの依頼によると、ご神木を復活させるには『ご神木のオリジナル』に当たる世界樹みたいなものの樹液が必要らしい。
 世界樹を斬ってその樹液を手に入れるために、件の『伝説の武器』が必要になるようだ。

 なんでも『伝説の武器』は魔女どもが持っているらしいので、まずは従士のリディアと共にその武器を取り戻しに出かける事とする。

 魔女どもは3~4人でたむろしていただけだったので、つつがなく倒した俺たちは『伝説の武器』を確保。(一人だけ異様に固い魔女が居て、ちょっと苦労させられたが…)

 しかし『伝説の武器』は『世界樹を斬る事が出来る』以外は普通の武器以下の性能だったので、ちょっとガックリしつついったん街の聖堂へと戻る。

 街の聖堂で聖域への出発の準備をしていると、妙にホモっぽいオッサンが声をかけてきた…

 『おいおい、俺にそっちの趣味は無いぜ』と思いつつ警戒しつつ話を聞くと、何でも『聖域に行くなら一緒に連れて行って欲しい』という事だ。
 まあ仲間が多いに越した事はないので、ホモっぽいオッサンの申し出を快諾した俺たちは、一路『聖域』を目指すことにした。


 道中で『仲間が3人も居るなら、今の俺たちは最強じゃね?』と思った俺は、聖域に行く前にさりげなく『強いモンスターが潜伏している洞窟』なんかに立ち寄ってみた。

 が、実際に戦闘をしてみたところ、ホモっぽいオッサンはおもむろにモンスターと素手でガチンコのフィストファイトを開始。

 いやいや、いくらホモっぽい外見だからといって流石にワイルドにも程があるだろ!!
 つかオッサンは別に肉体派でも無いから、メチャクチャ弱いじゃないか…

 仕方ないのでオッサンに武器を渡そうと思ったところ、オッサンはアクマで武器を持つことを拒否。
 とりあえず、このオッサンは戦闘では全く使えない事が判明したので、諦めて素直に聖域を目指すこととする。


 そんなこんなで思った以上に時間を食って、夜中頃に聖域に近づくとにわか頭上から恐ろしい唸り声が聞こえた気がした。

 暗くて良く分からないが、聖域だけあって何か『守護獣』みたいなモンスターでも居るのかもしれない…とドキドキしながら聖域に侵入したが別にそんなものは居らず、どうやら俺の思い過ごしだったようだ。

 温泉っぽい間欠泉のある地域なので、何かそういった物が音を発していたのかもしれない。


 聖域は特に恐ろしい場所ではなく、デカい世界樹が生えているだけの場所だった。

 聖堂のオバサンの指示通りに、世界樹を斬って樹液をいただこうと何も考えずに世界樹に接近したら、スプリガンが大量に出現してフルボッコにされたので、はてさてどうしたものかと悩んでいると、件のホモっぽいオッサンが『世界樹を斬って樹液を採るなんてとんでもない!!』と大激怒している模様。

 何でもオッサンが交渉することで、世界樹の『苗木』を分けてもらえるので、それを持ち帰れば良いらしい。

 『そういうスマートな解決策があるならさっさと言えよ!!』と思いつつも、オッサンの提案を受け入れた俺は、無駄な血を流すこともなく『苗木』をゲット。
 オッサンと聖域で別れて、街への帰路へと付くこととした。


 そんなこんなで聖域を脱出した頃にはすっかり夜が明けていた。
 俺は『ついでに近くで錬金術の合成素材でも採集しながら帰るか…』と気分も晴れやかに山道を歩いていたところ、再び頭上から昨日の夜中に聞いた『得体のしれない唸り声』が聞こえる。

 驚いて上空を見上げた俺が目撃したものは、この世界で遭遇した2匹目のドラゴンの姿だった…

 (続く)