NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

■にゃんこ先生のスカイリム旅日記(8):「憧れのマイホーム」

■にゃんこ先生のスカイリム旅日記(8):「憧れのマイホーム」

 ウワサの『反乱軍』の連中に会ってみるために「ウインドヘルム」の街を目指した俺は、つつがなく目的地へと到着した。

 反乱軍は『帝国の圧制に対抗するためのレジスタンス』という事なので、さぞかし立派な志を持った連中なのかと期待していたのだが、実際に奴らに会った俺は予想を裏切られ幻滅させられる事となった。

 こいつらは言ってる事だけは立派だが、中身は『ノルド(人間)至上主義』のいけすかない連中の集まりで、当然ながら猫頭(カジート)の俺にとっても良い顔をする訳が無いような連中だったのだ…

 あまりにもフザけた連中の態度にイラつきを感じながらも、とりあえず大人の対応で『入団条件』だけを聞いたが、どうにも気が進まないので入団の判断は保留。

 かといって、詰所で俺の頭をクビチョンパしようとしてくれた帝国軍に加担する気も起こらないので、当面はどこかの勢力に入ることはせずにギルドとか傭兵団を渡り歩いて世界の情勢を見極める事としよう。


 ここで、ドラゴンを退治したり各地を旅したりしたお陰で懐具合が温まってきたおれは、とりあえず念願だった例のブツを買う事とする。

 いったんホワイトランに戻った俺は、街の執政官に5000Gを叩きつけて家の鍵を受け取った。
 これで俺も、遂にあこがれのマイホームをゲットである。


 とりあえず、あちこちの宝箱にこっそりと隠しておいた『ドラゴンの骨と鱗』を回収し自宅の宝箱へと格納。
 余分な荷物に関しては、コレでなんとか一安心といったところだろう…

 自宅に従士である筈のリディアが勝手に上がりこんでお茶を飲んでたりするが、まあ俺は心が広いので細かい事は気にすまい。

 というか、彼女に合鍵とかは渡してない筈なんだが…
 まあ店に入った時やダンジョンから脱出した時に、何故か『店の奥』とか『出口の反対側』から現れたりする謎の多い女なので、なにか凄い技を持っているのかもしれない。

 さてさて思い切って自宅を買ったのは良いが、お陰で手持ちが3Gという極貧状態に陥ってしまった。

 次に何をするにしても、とりあえずは急場の金策を行う必要があるようだ…


 俺は手っ取り早く金策を行う為に、『錬金術で薬を大量に作って売り払う』という方法を思いついた。

 薬の原料はその辺に生えてる草だし、その手の材料は道中で死ぬほど拾っているので元手が0から始められるお手軽なビジネス…まさに『金を生み出す魔法』である。

 そう考えて、たいして使う予定もない『魔法の薬』を大量生産した俺は街の錬金術屋にそれを持ち込んだが、ここで自分の考えに意外な落とし穴がある事を知らされる事となった。

 街の錬金術屋の所持金が500Gぐらいしか無いので、どうやっても1回の取引でそれ以上の利益を得る事が出来ないのだ…

 いやいや商売をやってるんだから、もうちょっと運営資金は持っておけよ…つかこの大量生産した俺の『冷気の薬』のやり場はどうすれば良いんだよ?


 まあ、小さい町の錬金術屋の財政状況に文句を言っても仕方ないので、もっと羽振りよく薬を買ってくれる連中が居そうな場所を検討する事とする。

 ウワサによれば、この街の北の方に『魔法大学』とかって場所があるらしいので、そこなら薬を買ってくれる連中も多いのではないだろうか?

 そう考えた俺は、一路『魔法大学』を目指す事とした。

 (続く)