■にゃんこ先生のスカイリム旅日記(11):「新能力習得」
スカイリムに到着してから当面の拠点と軍資金を確保したので、いいかげんに『ドラゴンボーン』の能力を習得にいってみようと思う。
ホワイトランで聞いた話によると、「ハイフロス・ガー」という山の上に『シャウト』の能力を研究している連中が居るという事だ。
随分と高い山の頂上で研究をしてるものだとは思うが、『シャウト』というのは、その言葉のとおり大声を出して発動するので近所迷惑にならないように配慮しているのかもしれない。
頂上へはロープウェイも通じていないようなので、エッチラオッチラと徒歩で登攀し特に問題も無く頂上へと到着。
山の上の寺院にはフードを着た『いかにも』な連中が待ち構えていて、シャウトの能力の使い方と習得方法を教えてくれた。
つか「シャウト」ってドラゴンボーンの能力が無くても、修行すれば誰でも使えるものなのか?
つか「シャウト」ってドラゴンボーンの能力が無くても、修行すれば誰でも使えるものなのか?
ついでに『短距離を高速移動する』という新たなシャウトを教えてくれた。
いわゆる拳法で言うところの『瞬歩』とか『縮地』みたいな能力だな、ダンジョンでの罠の回避とかには、非常に使える能力になりそうだ。
いわゆる拳法で言うところの『瞬歩』とか『縮地』みたいな能力だな、ダンジョンでの罠の回避とかには、非常に使える能力になりそうだ。
しかし「シャウト」って『ドラゴンの能力を吸収して発動する』んだから、てっきり『口から何かを吐き出す』みたいな能力のみかと思っていたのだが、こんな事も可能なのか?
「シャウト」の能力は世界各地の遺跡とかに封印されているようなので、とりあえずどんな能力が習得できるのか探して廻るのも良いかもしれない。
寺院でシャウトの技能をマスターした俺は、ついでにどこぞのダンジョンに行って『角笛』を取ってくるように命令された。
なんでそんなものが必要なのかは良く分からんが、下手に文句を言ってシャウトの新技を教えてもらえなくなっても嫌なので、素直に従うことにする。
しかし、つつがなくダンジョンの奥に到着した俺だったが『角笛』は既に何者かに持ち去られ、『角笛を返して欲しければリバーウッドの宿屋まで来い』みたいなメモが一枚残されていた。
確かリバーウッドというと、詰所でドラゴンに襲われた後に最初に辿り着いた村だったよな?
何でそんな場所に呼びつけるんだろうか…
何でそんな場所に呼びつけるんだろうか…
良く分からないが、この世界には俺の『お使い』をいちいち邪魔して世界中をたらいまわしにしたがる未知の力が働いているようである。
お使いを途中で投げ出すのも何か嫌なので言われるがままにリバーウッドの宿屋に赴くと、宿屋の店員のお姉ちゃんに唐突に隠し部屋の地下室へと案内される。
ここで明かされる衝撃の事実。
実はこの宿屋のお姉ちゃんは、ドラゴンボーンへと繋がる竜退治専門の騎士団の生き残りだったのだ!!
いやいや、そんな事を急に告白されても…っていうか世の中狭すぎだろ!!
いやいや、そんな事を急に告白されても…っていうか世の中狭すぎだろ!!
お姉ちゃんが言うには、ドラゴン族のリーダーが他のドラゴンを蘇らせている事が今回のドラゴン出没の原因で、ウワサによると奴らはこの世界の支配を狙っているらしい。
何でもこの世界のドラゴンは、肉体を滅ぼせても魂を滅ぼさない限りは永遠に蘇り続けるらしくて、そのドラゴンを完全に殺す事が出来るのが『竜の魂』を吸収する事ができる「ドラゴンボーン」という伝説の戦士だけだそうだ。
いやいや、そんな事を急に言われても困るんだが…
しかし、竜狩りのお姉ちゃんに
『あんたの実力を、まだまだ認めた訳じゃないんだからねッッ!!』(意訳)
みたいな事を言われて、試しに「竜の埋葬地」とかって場所で『実際にドラゴンを一匹倒してみせる事』を要求された俺は、なんか持ち上げられて落とされたまま放置されるのも嫌だったので、とりあえず「竜の埋葬地」とやらに向かう事としたのだった。
(続く)