2012/09/24:「TGS風味の日(前編)」
先週は、国内最大のゲームイベント…である筈の「東京ゲームショー」が開催された訳ですが…
今年のショーは余りに『そそられる部分の無いイベント』だったので参加しなかったものの、去年辺りから傾向は見えてましたが、何と言うかソーシャル(スマホゲー)系統の台頭が著しくて、日本のゲーム業界の凋落(ちょうらく)実感させられるようなショーでしたなぁ。
海外メーカーはEA以外は殆ど未参加で放置状態。
任天堂とMSは独自イベントを開催してTGSには不参加、国内大手も参加してるものの半分以上のタイトルがソーシャル関連という状態じゃ、『盛り上がりようも無いだろ』って感じではあるのですが…
任天堂とMSは独自イベントを開催してTGSには不参加、国内大手も参加してるものの半分以上のタイトルがソーシャル関連という状態じゃ、『盛り上がりようも無いだろ』って感じではあるのですが…
まず今回の最大の目玉だった、ゲームショーの前日に開催されたソニーのカンファレンスについて…
■SCE、小型化・軽量化を果たした新型PS3を発表
■10月4日に日本で発売、北米、欧州でも発売!
>http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20120919_560596.html
■10月4日に日本で発売、北米、欧州でも発売!
>http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20120919_560596.html
いやいや、全く持って今回の発表は期待はずれでしたよ。
発表された新型のPS3が、とにかく安っぽい。
つか、スロットローディングからトップローディング方式に変更して明らかに部材が安くなってるのに『お値段据え置き』とか、いったい誰得なんだ?(いやSCEは得するんだろうけどさ…)
つか、スロットローディングからトップローディング方式に変更して明らかに部材が安くなってるのに『お値段据え置き』とか、いったい誰得なんだ?(いやSCEは得するんだろうけどさ…)
まあ、個人的にスロットローディングってあまり好きじゃなかった(壊れた時に対処に困るしメンテナンス性も悪いので)ので、トップローディングになったのは歓迎なのですが、見た目も部材もあからさまに安っぽくなってるのに値段が据え置きってのは流石にちょっと購入に抵抗がありますよ。
HDDは増量されてるようですが、PS3は箱みたいにソフトをフルインストール出来る訳でも無いから500GBもHDDは要らんっちゅうねん。
何か、もう少し秘策(もしくは奇策)みたいなものがあるかと期待してたんだけどなぁ…
*
ゲームショーの本番に関しても、とにかく今回はロクな新情報が無かったですな。
一応、コンシューマ向けとしては「モンハン4」が目玉という感じなんでしょうが、個人的に『据え置き至上主義』で携帯ゲーム機であまり遊ばない身分としては、ちょっと興味が薄い感じ。
加えて、ソーシャル(というかスマホゲーム)関連には全く興味が無いですので、情報の大半が『どうでも良い内容』で本気で全く見るべきところがありませんでしたよ。
ぶっちゃけ、今回のような『ソーシャル関連が幅をきかせてるイベント』になんか全く魅力を感じませんし(何が悲しくて幕張くんだりまでいってスマホの画面を眺めないとならんのかと…)、そもそも『TVゲーム』という枠の中でソーシャルを語って欲しくない(現状のソーシャルっていわゆる『課金・集金ゲーム』だし)ので、来年からは『東京ソーシャルショーでも個別に開催してくれよ…』って感じ。
(ウチのブログのプッシュしてる「ラブライブ!」もソーシャル関連でゲーム化とか…ホントにガッカリだよ…)
(ウチのブログのプッシュしてる「ラブライブ!」もソーシャル関連でゲーム化とか…ホントにガッカリだよ…)
ソーシャルも今は持てはやされてるみたいだけど、一時のブームが去った後にゲーム業界を支えられる基盤になる気がしないってのが正直なところですし…
来年になって、Xbox360の次世代機やPS4(あるのか?)の情報でも出てきたら、もうちょっと盛り上がるのかもしれませんが、『このままじゃ任天堂以外の日本のゲーム業界は衰退の一途を辿るんじゃないか?』と思わせる、不安な限りのイベントでしたよ。
ホントに日本のゲーム業界は、どうなってしまうのかのぅ…
<閑話休題>
といったところで今週は日記が長くなってしまったので、久々に後編に続く…