劇場にて「ゼロ・グラビティ」を観てまいりました。
地表600kmの衛星軌道上でベテラン宇宙飛行士のマットらと共にハッブル望遠鏡の修理ミッションに就いていたエンジニアのライアン博士は、作業中に近くの軌道でロシアが衛星を破壊処分を行っている事を知らされる。
危険を察知して緊急避難を行うも間に合わずに、彼らのシャトルと衛星は超高速のデブリの雨にさらされて破壊されてしまい、ライアンは無重力で上下すら分からない漆黒の宇宙空間にたった一人で投げ出されてしまうのだった…
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劇場にて「ゼロ・グラビティ」を観てまいりました。
いやはや何と言いますが、とりあえず一言で言うなら『映像スゲーーー!!』としか言いようが無いような映画ですね。
映画の雰囲気に関しては、つべこべ言うよりも実際の予告の映像を観ていただいた方が間違いなく早いと思うのでYoutubeのリンクを貼っておきますが…
本編の中身も、予告での『出オチ』とかって事は全く無いレベルの期待に違わぬ感じの内容で、とにかく物凄い大迫力の映像の連発!!
ストーリーとかぶっちゃけ『有って無いも同然』みたいな感じですし、登場人物も殆どサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの2人だけしか居らず(しかもヘルメット被ってるから殆ど顔が見えないので、この2人の大物を起用した意味あるんかと…(笑))、場面の転換もあまり無いシチュエーションスリラーみたいな感じですし、SFとしてもツッコミどころが満載の設定。
(あんなジェットパックで最寄の宇宙ステーションとか目指せる訳無いだろ…とか相対速度とかどないなっとるんじゃとか……)
(あんなジェットパックで最寄の宇宙ステーションとか目指せる訳無いだろ…とか相対速度とかどないなっとるんじゃとか……)
ただ、そんなツッコミがどうでも良くなるぐらいの『没入感』と『迫力』を感じさせるレベルの、この『映像体験』は一度は観ておく価値アリです。
ホントに自分が宇宙空間に投げ出されたような感覚と『宇宙って怖い!!』という恐怖を体感できるような映像の連発と、『どんだけトラブルに見舞われてんだよ!!』って言うようなピンチの連続に、ストーリーらしいストーリーも無いような話なのに物凄く気合を入れて見入ってしまってアッと言う間に終わってしまったような感覚を味わえましたよ。
ともあれ色々と粗の多い映画ではあるのですが、それを差し引いてもこの新しい『映像体験』は味わっておくべきと感じる作品ですね。
特に『予告編の映像の続きを観たい』と感じたのであれば、間違いなく劇場に観に行っておくべき価値のある一本だと言えるでしょう。
特に『予告編の映像の続きを観たい』と感じたのであれば、間違いなく劇場に観に行っておくべき価値のある一本だと言えるでしょう。
もし、後でビデオ等でレンタルしてTVの画面サイズで観たら『なんか矢鱈とグルグルと画面がまわる映画』という程度の感想になってしまう恐れがあるので、観るのであれば絶対に『劇場の大きい画面で観ておかないと後悔する映画』だと思います。
あと、ちなみに可能なら劇場では『3D上映』で観るのがオススメですよ。
自分は普段は3D映画とか全く支持しないタイプなのですが、この作品に関しては『3Dで観た方が3割増しぐらいで楽しめる』と感じましたので…
自分は普段は3D映画とか全く支持しないタイプなのですが、この作品に関しては『3Dで観た方が3割増しぐらいで楽しめる』と感じましたので…
総評としましては…って、なんか映画の中身がサッパリ分からない支離滅裂な感じの感想になってしまいましたが、要するに良くも悪くも『凄い映像を味わうだけの映画』って感じなのですよ。
『凄い映像』を観たいのであれば間違いなく劇場まで行っておく価値はありますし、逆にそうでなければスルーしてしまっても良いような両極端な作品といったところでしょう。
とりあえず、SFとか宇宙開発ものとかが好きな人ならば間違いなく楽しめる内容だと思いますので、予告編を観て気になっているのであれば間違いなくチェックしておくべき一本ですよ。