NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2014/09/22:「先週は東京ゲームショーでしたが…の日」

2014/09/22:「先週は東京ゲームショーでしたが…の日」

 先週は東京ゲームショーでしたが…

 今年はゲーム好きの自分ですら直前まで開催を忘れてるレベルで、恐ろしいほどに存在感の無いショーでしたよ。

 ゲームに関するニュースや新情報も追いかけてはみたのですが、目ぼしいニュースは殆ど無し…

 『おっ?』と目を惹くような情報を辿ってみればスマホとかソーシャル系のゲームばかりで、据え置きゲーム派の人間としては何ともモヤッとしてしまう限りです。

 大作系では「ドラクエヒーローズ」とかはムービーを見る限り『もう無双シリーズはお腹いっぱいだよ…』って感じでしたし、「FF15」は『ホスト4人がオープンカーを乗り回してサファリパークでモンスターと戦う』というキテレツっぷりで、『日本のメーカー(というかスクエニ)はこんなんで良いのか?』とツッコミを入れたくなりましたよ。

 でも逆に「FF15」のレベルの強烈な勘違いっぷりだと、むしろバカゲーとして興味が沸いて来たのは自分だけですかね?(笑)


 他には、「Project Morpheus」とか「Oculus VRとかHMDを使ったVR系の技術は気にはなるのですが、どう考えても試遊の回転が悪すぎるので会場まで行って長い待ち時間を待たされてまで触ってみようという気は起こらないですし、実際に発売されても値段も相当お高いうえに対応ソフトも殆ど出ないので『自分は買わないだろうなぁ…』という気がするので、ちょっと盛り上がりには弱いかなぁ?
 (こういうのはVR-1とかみたいに、アミューズメント施設とかで数回程度遊ぶので十分な印象。)


 とまれ今回のゲームショーは、新情報として注目するような情報は全く無くて、ホントに物足りない限りといった内容でしたね。
 なんか日本のゲーム市場の冷え込み具合を実感出来て、ちょっと寂しくなりましたよ…

 まあ、現地で見ればイベントやら何やらで盛り上がった要素はあったんでしょうけど、むしろイベント主体みたいになっちゃって来てる気もするので、『ゲームの試遊/展示会』と『イベント主体のショー』とは切り分けて開催するようにしてくれんかなぁ…と感じるのは自分だけでしょうか?
 (まあMSとか任天堂はプライベートショーを利用して、そういう舵取りをしてる印象もありますけど…)

 閑話休題




 そんな感じで、先週に買ったものとか色々。

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 「ゾンビチャン」の2巻。

 一部(主に俺の中)で話題のゾンビヒロインのアナーキーギャグ漫画の2巻ですが、主人公があいわからずに清々しいまでのゾンビっぷりで、ゾンビらしく食うことしか考えていません。

 このネタをどうやって連載として引っ張るんだよと思ったら、2巻になっても1巻の頃からやってる事は何も変わりませんでした。
 (新キャラとか出して、ちょっとだけテコ入れっぽい要素はあるけど…)

 まあでも、面白いからいいか…
 でもこの漫画は、この調子で何巻まで続くんかなぁ?




 ゲームに関しては、先週から引き続きXboxONEのデッドライジング3」と、先週から配信開始された「D4」をプレイ中。

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 デッドライジング3」は、そろそろ終盤に突入かな?
 いよいよ軍隊とかが登場したりして、お話が盛り上がってきた辺りです。

 フレンドから強そうな武器は拾わせて貰ったものの、コンボ武器の設計図自体をあんまり拾って無かったので、野良で協力プレイに乱入して設計図集めとかやってたのですが、特に武器を集め終わってない状態で『全てのコンボ武器を作成した』みたいな実績が開いちゃったんだけど、いったいどういう事なんだろ?

 あと、今回はデフォルトでゾンビがアホみたいに大量に出てくるせいか、コンボ武器もノーマル武器も物凄く戦闘力が高く設定されている感じなので大量のゾンビを倒す事の爽快感はあるのですが、どの武器も普通に強いせいで1~2作目に比べると『ネタ武器』みたいなのが少なくなってしまったのは残念なところです。

 頭にシャワーヘッドを突き刺したら血がシャワーの蛇口から噴き出したり、巨大なドリルにゾンビを突き刺して傘のように振り回したりとか、旧作は『使えないけど笑える武器』が多かったのですが、今回はそういう形でのインパクトがある武器が少ないんですよね。
 (殲滅力が高くて使い勝手の良い武器は多いんですけど…)

 開発元が変わってオープンワールドになったりユーザーフレンドリーになってストレスレスな作りになったのは評価できるのですが、そういう部分での遊び心が少なくなっちゃった気がするのは残念なところです。

 とまれゲームとしては十分に楽しめているので、次はこの方向性を更に進化させて貰いたいものですよ。


 ゲーム本編の方は、キャラの育成も武器も既に無双レベルで後はサクサク進めれば良いだけなので、今週中ぐらいには1周クリア出来そうかな?
 でもオーバータイムがかなり長いというウワサなので、もうちょっと時間がかかるかも…

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?b>「D4(Dark Dreams Don't Die)」はXboxONEにて配信された、サイコメトラー探偵が主人公のサイキック風味のミステリADVゲーム。

 良い意味で雰囲気ゲーム、悪い意味でも雰囲気ゲームといった感じの内容で、細かいゲーム性やストーリーよりも『没入感と雰囲気を大事にした感じのゲーム』って感じですね。

 本作はKinectを使った独特の操作がウリとなっているのですが、確かにこの操作システムはなかなかに革新的で、Kinectでの操作を素直に『楽しい』と感じさせてくれる内容ですね。

 システム的にはいわゆる『マウスクリックタイプのADVゲーム』をKinect操作で進めると言う感じなのですが、ところどころで『探偵の動作を真似る』事によってポイントが加算されるようなフィーチャーがあるのが特徴で…

 『覗き込む』とか『扉を開ける』というような普通のモーションに始まり、『酒を飲んでグラスを机に叩きつける』とか『攻撃を振り払う』とかってモーションを自分で入力する事により、主人公へのシンクロ率を高める事で没入感を増すような作りになっているのは非常に面白いです。

 実際にプレイしてると、無駄にカッコつけてオーバーなアクションで入力操作をやりたくなってしまいますね。(笑)

 『雰囲気ゲーム』故に認められる事なのかもしれませんが、この『操作をシンクロさせる事による没入感』が、Kinectでの操作の不便さを上回るレベルでのバリューを提供していると感じられるのは、Kinectというインターフェースの素晴らしい活用方法だと思いました。

 あと今回はミステリーADVだけど、『このシステムで本格的なホラーゲームとかを作ったら物凄く怖くなりそうだよなぁ…』と言う可能性も感じましたよ。

 ただKinect操作だけあって、1時間ぐらいプレイすると疲れて来ちゃうのはちょっと難点かな?(ほぼ片手を上げっぱなしなので、とりあえず手が疲れる…)

 ゲームの方はまだ時間が無くて序盤しかプレイしていないので、ストーリーについての評価とかは割愛しますが、『雰囲気重視のADVゲームが好きな人』とか『Kinectを使った新しい可能性を感じたい人』ならば少なくともプレイしておく価値がある作品だと思いましたよ。

 連作形式の第1部に当たる作品のようですが、こういう実験的な作品には是非ともヒットして早く続編を製作して欲しいところですよ。
 (フレンドのプレイレコードを見る限り、5時間ぐらいでクリアできるっぽい?)




 映画に関しては、ビデオにて「モンスター・オブ・レジェンド」と「NSFW 絶対消去」を鑑賞。

 各感想は下記のリンクから…

◆◆◆9/15~9/21のトピック◆◆◆

 ●映画感想:「モンスター・オブ・レジェンド」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/67282865.html

 ●映画感想:「NSFW 絶対消去」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/67284468.html