2011/05/23:「ダンボール屋敷の日」
いよいよ『引越しまであと2週間』という事で、先週から引き続いて準備に追われております。
水道やガスや電気屋に電話して移転の手続きを行ったり、ついでにカーペットのクリーニングを手配したり…
荷物もいよいよ本格的に箱詰めとかを開始した訳ですが、10年以上引っ越してなかったせいか、意外と『小物』の類が経年劣化でボロボロになっている事に気付きました。
特に小物の整理に使っているプラスチックの小物入れやストッカー(100均とかで売ってるプラスチックの箱とか棚みたいなの)の類が、変形したり変色したりしてて『流石にコレは買い直した方が良いんじゃないか?』ってものが多い。
まあ、その辺のものは近所の100均なりドン・キホーテなりで買ってくりゃ良いんですが、比較的サイズの大きい(1,000円ぐらいの)ものは持ち帰るのが面倒なのでAmazonとかで注文してたら、1日にAmazonから5箱ぐらいの巨大な荷物が届くというカオスな状態に…
うーむ、引越しの時に捨てる予定の『粗大ゴミ』を一時的に置いておけるような、バッファとなるスペースが欲しいぜ…
とまれ、今週末にはマンションの鍵を受け取れる予定なので、小物とかは転居先の近所のショップででも購入して先に搬入しておくかな?
<閑話休題>
そんな感じで、先週に買ったものとか色々。
Amazonの配送が大阪の堺倉庫からの出庫になってしまったので、『こりゃ発売日には届かないかな…』と思いきや、今回はキチンと発売日に届きました。
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前作は『FPSと3D空間と物理演算を利用したパズルゲーム』という斬新な要素と、パズルゲームなのに凝縮されたストーリー性がキチンとあるという作品で、『他に類を見ない斬新さ』を持ちつつも『考え抜かれた高い完成度』を持った作品だったのですが…
前作が逆に完成されすぎている為に『あのゲームの続編ってどうなんだろう?』という感じで期待半分で購入してみたのですが、続編も不安が杞憂に終わる程の高い完成度でひと安心といったところ。
とりあえず、キャンペーン、オンライン共にひととおりクリアしてみての感想ですが…
ゲームのプレイ感覚としては、基本的に『やってる事は前作と一緒』なのですが、ステージ構成が一新されている事や『謎解きに利用するギミック』とかが追加されており、そこそこ新鮮な感覚でプレイできます。
他に良く出来ていると感じたのは、ストーリーが前作から繋がった『完全な続編』として製作されており、前作を知っているとかなりニヤリと出来る部分が多い事や、相変わらず『主人公が一言も喋らないのにストーリーがキチンと分かる』という構成の上手さですね。
(日本のゲームもムービーばかりに頼らずに、こういう手法を見習って欲しい…)
(日本のゲームもムービーばかりに頼らずに、こういう手法を見習って欲しい…)
何が良いって、主人公の行く手を阻むAIのGLaDOSさんのヤンデレっぷりが最高です。
ステージを進むたびに、グチグチグチグチと文句を言われるうっとおしさとか、理屈っぽさとかがメチャクチャ笑わせてくれます。
今回から登場する『面白黒人風の新AI』も良い味を出してて、この辺のキャラクター付けは非常に上手いですねぇ。
ステージを進むたびに、グチグチグチグチと文句を言われるうっとおしさとか、理屈っぽさとかがメチャクチャ笑わせてくれます。
今回から登場する『面白黒人風の新AI』も良い味を出してて、この辺のキャラクター付けは非常に上手いですねぇ。
あと今回から加わった要素の、2人協力プレイ専用のオンラインモードも非常に良い感じ。
ステージが協力プレイ専用の『2人で力を合わせないと絶対にクリアできない』ような構成になっており、フレンドと2人で『あーでもない、こーでもない…』と相談しつつ、頭を悩ませながら解法を探していくのは非常に面白いですし、協力して見事に解法を発見した時の達成感は非常に高いです。
(『近くにプレイヤーが居たら、一緒にハイタッチを決めてるだろう』ってぐらいに連帯感が生まれます。)
(『近くにプレイヤーが居たら、一緒にハイタッチを決めてるだろう』ってぐらいに連帯感が生まれます。)
L4DとかTF2とかでも感じましたが、Valveはホントに『仲間と協力する事』を重要視したゲームを作るのが上手い!!
こういう要素ってモロに『日本人好み』だと思うので、日本のメーカーにもこういうゲームデザインは見習って貰いたいですよ…
こういう要素ってモロに『日本人好み』だと思うので、日本のメーカーにもこういうゲームデザインは見習って貰いたいですよ…
クリアしてみての残念な点を挙げるなら、キャンペーン・協力プレイの両方ともステージ数が意外と少なく『割とスグに終わってしまう事』かなぁ?(オン・オフの合計で12~13時間って程度)
オフは前作に比べると倍ぐらいのボリュームにはなっているので、標準的なFPSのレベルにはなっているのですが、前作のような『高難易度モード』や『手数制限モード』が準備されている訳でも無いので、いまひとつ『やり応え』が無いのが惜しい。
パズルゲーム故にリプレイ性もあまり高いとは言えないですし、前作みたいに『ショートカットを利用してタイムアタックに挑戦する』みたいな事が出来る構成でもないので、面白いが故にちょっと物足りなさを感じてしまうのが惜しい。
また、ステージ構成に関しても中盤辺りの展開が冗長で、ステージによっては『パズルで頭を悩ませてる時間』よりも『ポータルを撃てる場所を探してウロウロしてる時間』の方が長いような場面があったりして、ちょっとレベルデザインに疑問を感じる部分も…
ただステージに関しては、追加DLCで色々と新ステージが配信される事が決定しているようですので、ボリュームに関してはそちらの方に期待かなぁ?
あともう一つ細かい難点を挙げるとしたら、ストーリーモードにせよ協力プレイにせよ『前作をやってる事が前提』みたいな作りの部分が多い事かな?
ストーリーモードは前作から話が繋がっているので、前作をプレイしていないと楽しさが半減しそうですし、協力プレイの方はいきなり『難易度が高め』なので未経験者にはちょっと厳しそう?
(まあ協力プレイは、ストーリーモードをある程度進めてからプレイすれば良いんでしょうけど…)
(まあ協力プレイは、ストーリーモードをある程度進めてからプレイすれば良いんでしょうけど…)
あと、協力プレイに関しては『ボイスチャットできる事が前提』な作りなので、野良でプレイするにはちょっと厳しいかも?
一応、『注目して欲しい場所』を指示したり『タイミングをあわせるためのカウントダウン』を表示できたりはするのですが、そうは言っても会話が出来ないと流石に辛そうな部分が多いですし。
(フリーダムな外国人と組まされると、その時点で無理ゲーすぎる…)
(フリーダムな外国人と組まされると、その時点で無理ゲーすぎる…)
可能であれば、『仲の良いフレンドとプレイする事が推奨』って感じのゲームですねぇ。
まあ、その辺を差し引いても十分に楽しいゲームですので、『パズルゲーム』や『斬新なゲーム』が好きな人であれば是非ともプレイしておいて欲しい1本ではありますよ。
あと、Xbox360ユーザーで1作目をプレイしていないのであれば、先に「ORANGE BOX」に入っている前作か、XBLAで配信されている「Portal:Still Alive」をプレイしてからプレイすることをオススメしますよ。(XBLA版は日本語字幕が無いので英語字幕でのプレイになってしまいますが…)
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あと「バンガイオーHD」は、とりあえずFURY MODEをクリア。
やっぱ40面が最大の難関だったなぁ…
最終面は、ラスボスが『初見殺し』なせいで苦労させられたけど、攻略法が分かってしまえばそれほど強敵じゃ無かった印象。
いやはや何というか、物凄くマゾゲーです本当に有難うございました。
って感じのゲームでしたよ…
って感じのゲームでしたよ…
20面辺りから、ひたすら『死にまくって攻略パターンを見つけろ!』って感じのステージが続くので、我慢強くない人だと途中で投げ出してしまうかも…
っていうかリーダーボード(ランキング)を見たら、現時点で最終面(47面)をクリアしてる人が全世界で235人しか居ないですし。(汗)
まあ『パターン構築タイプ』のシューティングが好きなら割と楽しめるゲームだと思うので、そういうのが好きならオススメですよ。
思わずストレスでブチ切れて、深夜に何度も奇声を上げそうになるかもしれませんけどね…
映画に関しては、ビデオにて「ジャーロ」と「リーカー 地獄のモーテル」を鑑賞。
各感想は下記のリンクから…
◆◆◆4/25~5/1のトピック◆◆◆