NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2011/11/14:「冬物を出す日」

2011/11/14:「冬物を出す日」

 10月までは全く秋らしくなかったのに、11月に入ってからめっきり寒くなってにわかに冬の足音が聞こえてきた感じですね。

 我が家も夏布団では明け方に寒くなってきたので、久々に『冬用の布団』でも出そうかと部屋の中を漁ったところ、良く考えたら6月の引越しのときに古くなった布団とかを全部処分してしまったために、防寒用品が殆ど無い事に気付きましたよ。

 新居は断熱されているとはいえ鉄筋+フローリングのため、ベッドで寝てると意外と底冷えがするので、とりあえず敷き用の毛布を購入。

 最近はベッドパッドタイプの毛布が主流になっているので、ゴムバンドで止めるだけで設置できるのは取り回しが楽で良いですなぁ。
 敷きっぱなしにしててもズレたり皺になったりしないし…

 寝具なんか一人暮らしをはじめて以来ついぞ買ってなかったので、こういうものも地味に便利に進化しているのだなぁ…とちょっと感心。

 引越しして日用品を一新してから、日用品の進化に驚かされることが多いですよ。
 自分のように『10年ぐらい日用品を一新してない人』は、一度そういう売り場をチェックしてみると、進化具合にちょっと感動させられるかも?


 あと冬服も良く着る服以外は大半捨ててきてしまったので、今度のバーゲンの時期にでも買いに行かねばなぁ。

 セーターとか全部捨てちゃったし、スラックスとかチノパンとか滅多に着ないパンツ類も捨てて着ちゃったし、普段着のコートとかもくたびれてきてるので新しいのが欲しいし、冬用のカバーシャツとかも今年のモデルのが一着ぐらい欲しいのぅ。(今年はトラッド系が流行りらしいが…)

 引越し直後で仕方ないとはいえ、今年は何かと入り用でお金がかかりそうですよ。

 閑話休題




 そんな感じで、先週に買ったものとか色々。

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 「インスタントブレイン」は、今回は故梅本竜氏の作曲したBGMサントラが付くという事で、記念に限定版を購入。
 ただ、CAVEの限定版って箱が安っぽいのが嫌なんだよなぁ、ソフト取り出す時とかに破れそうで…

 MSぐらい気合を入れた限定版を作れとは言わないけど(というかアレはアレでデカすぎてちょっと邪魔(笑))、もうちょっと丈夫な箱にして欲しい。

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 迷宮クロスブラッドは、購入したけど実はまだプレイしていません。

 こちらは結構な時間がかかるのが目に見えているので、インブレをクリアしてからボチボチとプレイして行こうかなと…
 しかし年末は買うソフトが物凄く多いので、年越ししてプレイする事になりそうな予感。




 ゲームに関しては、Xbox360にて新規に購入した「インスタントブレイン」をプレイ。

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 「インスタントブレイン」は、2D-STGの老舗としてお馴染みのCAVEによる新作ADVゲーム。

 『あのCAVEがADVゲームを!?』という事や『クリア後のオマケに「怒首領蜂」のキネクト対応版が付いてくる』という事で、主にシューターの間で話題になったタイトルですね。

 ゲームのジャンルは、いわゆる『オーソドックスな推理物のアドベンチャーという感じですが、むしろノベル系のADVが主流の最近では少し珍しいぐらいの『古きよき時代』を彷彿とさせるゲームですな。

 ストーリーとしては、記憶喪失だけど『過去を撮る事が出来る』という特殊なカメラ「エクスポージャー」を持ったルポライターの主人公が、そのカメラを武器に様々な事件を解決していくというミステリーもの。

 主人公がルポライターという設定のおかげで、芸能界のネタが中心に話が進んでいくのですが、別に事件は芸能スキャンダルとかじゃなくて殺人事件が中心。
 (1章のみ誘拐ですが2章以降は殺人事件が中心になって盛り上がっていくので、体験版で『ストーリーの地味さ』を感じてた人はご安心を…)

 ゲームシステムとしては、『アドベンチャーパート』で主人公が関係者に事件の聞き込みを行いながらエクスポージャー『過去の記憶』を撮る事で証拠を集めて行き、『謎解きパート』で証拠写真を元に犯人を追い詰めていくという感じ。

 謎解きで『証拠』を次々に犯人に突きつけていくという流れは、逆転裁判」とノリが近いかな?

 アドベンチャーパートはやや『コマンド総当り』的なノリはあるけど、『行動力』や『撮れる写真の枚数』に制限があって、あんまり適当にやってるとゲームオーバーになってしまうので、ちょっと注意が必要。
 (こういう感じのゲームオーバーがあるのって、最近のADVでは珍しいタイプかも…)

 プレイ状況としては現時点で4章までクリアしましたが、CAVEの初のADVの割には『割とシッカリと作られてて面白いかな』という印象。


 ストーリーとしては、犯罪トリックを解き明かすタイプのミステリーなのですが、トリック自体はオーソドックスな感じでそこまで斬新なものや驚かされるようなものではなく、少年マンガ誌のミステリー』(名探偵コナンとか)とかと同じぐらいのレベル。

 時々『いや、そのトリックは無理があるだろ』とツッコミを入れたくなる部分もあるけどそこまで大きな矛盾はなく、また謎解きがプレイヤーに『シッカリと推理をさせる』事を意識したレベルにまとまっているので、無難な作りと言えるかも?

 ただトリックに関しては悪く言えば凡庸なんだけど、ストーリーは割と良く出来ており『キャラクターの描き込み』等が非常にシッカリとしているため、普通にドラマとして面白いのは良い感じ。

 また、各章ごとの『個別に起こる事件』『記憶喪失の主人公の過去の秘密を追う』というメインの大きな流れとが同時進行していく感じで、このメインの流れの先の展開が気になって、ついつい読み進めたくなる構成なのはなかなか上手いですね。

 キャラに関しても『適度にダラしないんだけどキメる時はキメる主人公』や、登場するサブキャラクターもなかなか良い味を出してるのですが、『どこの世界のモード系だよ』というようなエキセントリックな服装をしているので、最初はちょっと引いちゃうかも?(近未来が舞台とはいえ、あの露出狂みたいな服装は流石に変だろ…)
 まあ、キャラの見た目はしばらくプレイしてると慣れますが…


 プレイしてて気になったのは、システムの作りがイマイチこなれてない感じな事。
 スキップの速度があまり速くなくロードでちょっとつっかかる感じがあるので、やり直しプレイとかをやる時はちょっとメンド臭そう。
 ゲームオーバーのあるゲームなので、この辺はもうちょっと快適にして欲しかった。

 あと、音声をスキップすると次の音声が一部途切れたり、唐突にスキップ出来ない音声があったりと、ややバグっぽい部分もあるのは気になるところ。

 他に『メッセージの自動送り』がいちいちメニューを開かないと出来ないのもちょっと不便かなぁ?

 この辺がパッチ等で修正されればもっとストレス無く遊べると思うのですが、スキップの速度は流石にどうにもならないかも?

 ちなみにプレイ時間は、音声をスキップしつつプレイして1章辺りが4~5時間ぐらいなので、全7章だと30時間強って感じかな…
 まあADVゲームとしては、短すぎるという事は無いけどちょっと物足りなさを感じるかも?
 (※追記 どうやら5章以降はメインストーリーの謎解きパートに入るみたいなので、思ったよりボリュームが少ないかも?)

 とまれ全体として見るとADVゲームとしては普通に遊べるゲームですし、懐かしいタイプのオーソドックスな『推理物ADV』を現代に復権させようという試みは、評価しても良いと思います。

 そういうタイプのゲームが好きであれば、とりあえずプレイしておいても損は無いタイトルだと思いますが、逆に今の美麗な3Dグラフィックが主流のご時勢に『こんなレトロな感じのゲームをフルプライスで購入するのは若干辛い』という考えもあるかも…

 まあ、クリア後の特典として怒首領蜂がプレイできたり、キャラの名前やら服装やらに『CAVEファンならニヤリと出来るような小ネタ』が仕込まれてたりと、シューター向けに楽しめる要素も入ってたりするので、そういったオマケ要素も気になるのであれば、とりあえず買っておいても良い一本だと思いますよ。

 さて、今週はCall of Duty :Modern Warfare 3も出るけど、それまでにクリア出来るかなぁ?
 あと3章残ってるので、木曜までにクリアは流石に辛いか?




 映画に関しては、ビデオにて「マンドレイク 人喰い植物のえじき」と「パラノーマル・エンティティ3 エクソシズム・テープ」を鑑賞。

 各感想は下記のリンクから…

◆◆◆11/7~11/13のトピック◆◆◆

 ●映画感想:「マンドレイク 人喰い植物のえじき」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/65252178.html

 ●映画感想:「パラノーマル・エンティティ3 エクソシズム・テープ」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/65255178.html