■マイクロソフト、Xbox 360の新パッケージ登場
■Xbox LIVE アーケードの5タイトルをセットにしたエントリーモデル
>http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080204/xbox.htm
■Xbox LIVE アーケードの5タイトルをセットにしたエントリーモデル
>http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080204/xbox.htm
いやもう、なんというか肩透かしな感じですな…
このモデルは海外では既に発売されているのですが、要は先日まで販売されていた「コアシステム」の後継モデルに当たる、いわゆるエントリーモデルです。
製品の内容はこんな感じ…
<製品概要>
Xbox 360 本体 1台
Xbox 360 ワイヤレス コントローラー 1個'
Xbox 360 コンポジット AV ケーブル 1本
Xbox 360 メモリー ユニット (256 MB) 1個
Xbox LIVER アーケード オムニバス ディスク 1本
AC アダプター 1個
取扱説明書 1式
単三乾電池(試供品)
Xbox 360 本体 1台
Xbox 360 ワイヤレス コントローラー 1個'
Xbox 360 コンポジット AV ケーブル 1本
Xbox 360 メモリー ユニット (256 MB) 1個
Xbox LIVER アーケード オムニバス ディスク 1本
AC アダプター 1個
取扱説明書 1式
単三乾電池(試供品)
ちなみに、発売は3/6から。
構成としては、現行の通常版からHDDの無くなったバージョンといった感じで、HDDの代わりに『256MBのメモリユニット』が標準搭載されて『価格が2,000円ぐらい安くなりました』って所。
あと「LiveARCADE」のソフトが5本ほどオマケで付いて来るとの事ですが、実質的にソレが購買意欲に繋がるとも思えず…
(まあ、添付の「LiveARCADE」のタイトルは、どれも割と良く出来たタイトルなんですが)
(まあ、添付の「LiveARCADE」のタイトルは、どれも割と良く出来たタイトルなんですが)
ぶっちゃけ、あんまり魅力の無いパッケージですな。
『流石はMSKK、俺たちの期待をものの見事に裏切ってくれるッ!! そこにシビれる、あこがれるぅ!!』って感じですよ。
*
しかし、ただでさえ販売モデルの多いXbox360に、更にモデル追加という事で、ややこしさが増しているように感じられますが、実質的には…
■「Xbox360 通常版」
・HDD 20GB搭載のいわゆる通常のモデル、どれを買うか迷ったらとりあえずコレがオススメ。
・「バリューパック」や「DMC4同梱パック」も、基本的には中身はコレと同じ。
・HDD 20GB搭載のいわゆる通常のモデル、どれを買うか迷ったらとりあえずコレがオススメ。
・「バリューパック」や「DMC4同梱パック」も、基本的には中身はコレと同じ。
■「Xbox360 アーケード」(旧コアシステム)
・HDDが無い代わりに、メモリユニット(256MB)が標準添付のモデル。
・旧コアシステムの名前が変更になったもの。
・本体をオンラインに接続する予定が全く無い(もしくは接続できない)って人にはコレがオススメ。
・HDDが無い代わりに、メモリユニット(256MB)が標準添付のモデル。
・旧コアシステムの名前が変更になったもの。
・本体をオンラインに接続する予定が全く無い(もしくは接続できない)って人にはコレがオススメ。
という3点のみを理解してれば良いので、実質的にはそんなに分かり辛くは無いんですけどね。
(少なくとも「PS3」の60GB、40GB、20GBモデルの違いに比べれば、かなり明解で分かり易いと思います。)
(少なくとも「PS3」の60GB、40GB、20GBモデルの違いに比べれば、かなり明解で分かり易いと思います。)
で、今回の新モデルですが『メモリユニット(256MB)同梱』で『価格が2,000円程度下がった』上に『LiveARCADEソフト5本付き』という事で、実質は10,000円近い値下げになる訳ですが…
この、内容を聞かされた際の『お得感の全く感じられなさ』は何なんでしょうか?(汗)
現状で優位な立場にあり『優位性を維持したい』という北米市場ではバンドル商法も通用するかもしれませんが…
現状で売り上げ最下位をひた走っている日本市場での『小幅の値下げ』は、『待てばもっと値下げがあるかも』という買い控えを誘発するだけで全く良いことがありません。
現状で売り上げ最下位をひた走っている日本市場での『小幅の値下げ』は、『待てばもっと値下げがあるかも』という買い控えを誘発するだけで全く良いことがありません。
どうせ実質10,000円値下げするなら、いっそバンドル品を全て取っ払ってガツンと19,800円ぐらいまで値下げして『Wiiより安くて高性能!!』って事をアピールした方が絶対に売り上げに繋がると思うんだけどなぁ…
まあ、ソレが出来ないのがMSKKの『大人の事情』って奴ですか?
*
しかし、どのみち現在の『マニア向けハード』という印象が根付いてしまったXbox360では、買うユーザーは『ハードコアゲーマー限定』でしょうから、エントリーモデルを新規に発売しても全く見向きもされない気がします。
(唯一、需要があるとしたら、Xbox360が故障した際に『修理するよりもFalcon基盤にしたい』という、コアユーザの買い替え需要ぐらい?)
(唯一、需要があるとしたら、Xbox360が故障した際に『修理するよりもFalcon基盤にしたい』という、コアユーザの買い替え需要ぐらい?)
むしろ「通常版」や「エリート」といった上位モデルの早急な値下げをして、Xbox360を購入するかどうかで迷っている『コアゲーマー層』を取り込みに行った方が正解だと思うんだけどなぁ?
バリューパックもそろそろ販売終了だし、DMC同梱モデルも数量限定のようですし…通常版もそろそろ次の値下げを行なうタイミングでは?
このペースでは、全く好材料の無い3月以降は『本体の販売台数が週2,000台ペース』に割り込み兼ねませんよ…