NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

映画感想:「ジュラシック・ゾーン」(40点/モンスター)

■■■「ジュラシック・ゾーン」■■■
(40点/モンスター)


 バハマへと研修旅行に出る事になったとある会社のスタッフたちは、大西洋上のバミューダ海域上空を飛行中に青い光を放つ謎の嵐に遭遇。


 機体の不調から不時着を余儀なくされた彼らは、地図にも載っていないような謎の無人島に不時着する事となってしまう。


 ひとまず全員が無事な状態で着陸に成功した彼らは、なんとかして生き延びようと行動を開始するが、その島は原始時代の恐竜や謎の生物が跋扈する恐るべき島であることが判明し…

 


 バミューダトライアングル上空で遭難した面々が、恐竜や謎の生物が生息する奇妙な無人島に不時着する事となってしまい…という感じの設定の、サバイバル系のモンスターホラー映画。


 タイトルやパッケージからすると、いかにも『恐竜の生息する島』が舞台っぽいですが、バミューダトライアングルが舞台で恐竜だけじゃなくて謎の異次元生物みたいなのまで登場する、なかなかにハチャメチャな感じのモンスターホラー映画です。


 先述のとおり、登場する怪物は定番のティラノサウルスやラプトルだけではなくて、巨大グモやらケンタウロスっぽい謎の怪物やら、サソリ人間っぽい巨大生物やらといった異次元生物っぽいものまでがバンバン登場して、CGはショボい(というか別作品の使いまわし?)ものの、モンスターの種類と物量の豊富さで楽しませてくれるのは悪くない印象。


 ただ予算があまり無かったのか、恐竜やら怪物の画面に映るシーンが一瞬で終わるような場面が多いのはご愛敬と言ったところ。


 また、舞台となる島が『時空の狭間に取り残された島』みたいな設定のせいで、恐竜たちが生き残っている事には説得力があるのですが、異次元生物っぽい連中がどこから来たのかは一切の説明がないため設定が謎すぎです。


 あと『人跡未踏の無人島』みたいな設定のはずなのに、道路に明らかに自動車の轍の跡があったり石垣みたいなのが組まれている場所があったりとか、恐竜以外の設定も適当が過ぎます。(笑)


 ストーリーに関しても、主人公たちの個性が薄くて全く印象に残らない事やら、行動に明確な目的とかが無く状況に流されてるだけみたいなだけのシーンが多くて、どうにも盛り上がりに欠けるのは厳しいところ…


 終盤の唐突な『意外な真実』の告白も意味不明ですし、オチも投げっ放しで何の解決もしてないので、全体的にグテグテっぷりが目につきます。


 色々詰め込んで視聴者を楽しませようという姿勢は悪くないのですが、もうちょっと全体的な状況なりストーリーなりを整理して、シッカリと盛り上がるような作りになってれば、そこそこ楽しめたんじゃないかなぁ…というのが正直な感想ですよ。

 


 総評としましては、『低予算で微妙な出来のモンスターパニック映画』って感じの作品ですね。


 とにかくグテグテすぎる設定やら内容が気になりますし、『ジュラシック』とタイトルに付いている割には、そこまで恐竜の出番が多くないのも気になるところ…


 バカ映画としては割と楽しめるものの推す程の内容でもありませんので、よほどネタ映画に飢えているような好事家以外は普通にスルーしてしまっても問題の無い一本だと思いますよ。