NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2010/09/21:「TGSに行ってまいりました1(雑感)の日」

2010/09/21:「TGSに行ってまいりました1(雑感)の日」

 先週の土曜日は「トーキョーゲームショー2010」に一般参加として参加してまいりました。

 (本当はTGSから帰ってきたらスグにエントリーを上げようと思ってたのですが、「アイマス2」関連のアレで気力が色々と無くなってしまい記事を書くのをサボっておりました…)

 いやはや予想はしてましたが、今回のTGSはとにかく人が多くてゲリ混みで大変でしたよ…

 今回の自分の目的としては、新たに発売される『モーションコントローラー系のハード(Xbox360の「Kinect」とPS3の「MOVE」)の完成度を見てくる』って事と、Xbox360系の新作STGの完成度を確認する』って事だったのですが…

 ぶっちゃけ、殆どの目的を果たすことが出来ないまま帰ってまいりましたよ。

 まず、体感コントローラー系のゲームはとにかく人が多くて『行列に並ぶ気力が起きなかった』ってのもあるのですが、それを差し引いても今回のMSブースとSCEブースは展示の仕方が良くなかった。


 MSブースは、Kinectを全面に押し出して場所を広く取っており、他は「FF13」とか「モンハンF9.0」とか「Halo:Reach」とかの目玉のタイトルをメインに、その他の小粒なタイトルをブースの奥に展示している感じ…

 なのですが、Kinectはともかく、目玉としてプッシュしているタイトルが全て『デモの回転が非常に悪いタイトル』で、とにかく前面の行列が捌けない。

 逆に回転の良い小粒タイトルは奥まった場所に押し込められてて、その辺りは人ごみが凄すぎて行列に並ぶのはおろか、マトモに画面すら見る事が出来ないような状況。

 これなら、小粒のタイトルをもっとアクセスしやすい場所に展示して、プレイに時間のかかるタイトルを奥に展示して行列をブースの外周にでも並ばせた方が、来場者にもっとゲームに触れてもらえたと思うので、流石に『もうちょっと展示の方法を考えろよ』って感じでした。


 展示に関しては、SCEのブースも何を考えてるのか分からないような展示の仕方で、メインはGT5とかの『3D対応ソフト』をプッシュしているような感じで展示しつつ、MOVEに関しては『奥まった小部屋みたいな場所でプレイアブル展示している』といった感じ。

 SCEの目玉は『3Dゲーム』という事の表れなのかもしれませんが、MOVEに関しては奥まった場所での展示のため試遊の行列に並ばなければマトモに画面を見ることも困難『売る気があるんかいな…』って感じ。

 MOVE以外のゲームも試遊台がブースの内側にあって、ブースの外からでは画面が殆ど見えないって配置なのもいかがなものかと…


 そんな訳で、良く見える位置で散々展示されてたKinect」に関しては、まあ感覚的にどんな感じかは掴めたものの、「MOVE」に関しては何だか良く分からないままでしたよ…

 「Kinect」に関しては、他人がプレイしているのを見てて非常に感じたのは、とにかく『楽しそう』に見える事ですね。

 実際のゲーム内容がホントに面白いかはさておき、実際のプレイデモを見せる事のインパクトは絶大だと思います。

 ただ「Kinect」自体は面白そうなんだけど、買ってみたいと思うゲームがあるかは別問題。
 まあ、逆にタイトルさえシッカリと揃えれば、『買ってみたい』と感じさせる商品ではあると思うので、面白そうなタイトルが揃ってきたら海外を中心に結構なヒットが期待できるかもしれません。

 まあ日本は住宅事情の問題とかもあって、ヒットは厳しそうですけど…
 (モーションコントロールはともかく『プレイ中にジャンプしたりしないといけない』のは…)


 「MOVE」に関しては、前述のとおり『マトモに見る事も困難』な状況だったので、良く分かりませんでした。

 つか、ゲームショーで『3Dゲーム』をプッシュされても、遊ぶ為にまず『3D対応TV』を買わないとならない訳で、随分と敷居が高いと思うんだけどなぁ…
 ソニーとしては『TVを売りたい』って思惑もあるのかもしれませんが…)

 個人的に、そもそも『3DメガネをかけてTVを見る』ってのがメンド臭すぎるので、3DTVは裸眼3Dに対応されるまでは普及しない気がしますよ…

 まあ「MOVE」をプレイしてみければ、TGSみたいなデカいイベントじゃなく、SCE主催のもっと小さいイベントに行って実際に触ってみるのが早そうですね。

 なんにせよ、こちらも『スグに欲しいほどのタイトル』は無いので、暫くは様子見になりそうですけど。


 他はまあ、実際に『触ってみたゲーム』とか『プレイデモを見てみたゲーム』とかの雑感を簡単に…

 「弾魂 -バレットソウル-」5pb.の新作STGって事ですが、プレイしてみた感じでは『作りなれてる印象』を受ける作品で、どこかのチームのパブリッシュタイトルって感じですかね?(まあ、パブリッシャーなんで当たり前ですが…)

 敵の弾幕はかなり激しいのですが、弾を撃った敵を倒すと『弾が半透明化して当たり判定が消える』ので、敵を積極的に撃破していくと難易度が下がるって感じ。
 まあ『敵を倒すと弾消しが発生するSTG』は実際には珍しくないので、新機軸ってほどじゃ無いかな?

 ゲームの内容は、そこそこ良く出来た『パターン化重視』のSTGって感じです。

 敵を倒すパターンをしっかり作っていけば難易度が下がるので、弾幕系が苦手な人には遊びやすいかも?
 (まあそうは言っても、ボスとか中ボスでは弾避けが要求されますが…)

 ボスの『初見殺し』的な高速弾がちょっと嫌らしいので、TGSのバージョンは難易度が少し高めでした。
 (これが本編の1面目だとしたら、ちょっと厳しいかも?)

 全体的に『悪く無い程度の完成度』ではあったので、珍しい『完全新規の2D STG』タイトルという事もありますし、支援買いさせていただこうと思います


 バンガイオーHDは、一言で言うと『ああ、バンガイオーだな!!』って感じのゲームでした。

 いや、このシリーズって他に『比較出来るタイトル』が存在しないようなゲームなので、解説のしようが無いのですよ。(笑)

 TGSではTGS専用ステージ』っぽいのをプレイ出来た(背景にTGSと書かれてた)のですが、コレはゲーム内の『ステージエディット機能』で作られたものなのかな?

 ゲーム内容は、良くも悪くも『グラフィックの派手になったバンガイオーって感じで、とにかく派手になって痛快になった感じ。

 ミサイルカウンターを発動すると、画面が『ググッ』っとキャラに寄ってから、ドカーンと言う感じに全方位ミサイルが大量に発射されるという演出は痛快です。

 最大の『1000発カウンター』を発動すると処理オチしまくりで、アドレナリンが出まくりでしたよ。

 コレはシリーズのファンなら、安心して買って良い出来ではないかと…


 他は、「ドリクラZERO」とかは『今までのシリーズとどこが違うんだ』ってぐらい、思いっきりドリクラでした。
 良くも悪くも『キャラが増えて正統進化した続編』って感じですね。

 あと、ウワサの「ぎゃる☆がん」は、MSブース内でも物凄く異彩を放ってましたよ。

 自分は結局プレイしなかったのですが、インパクトだけなら他の作品の追随を許さない印象で、ゲームの行列の待ち時間の間、そっちの画面ばかり見てしまいました。(笑)
 (コレで、もうちょっとグラフィックが良ければなぁ…)

 妙に来場者の『子供の食いつきが良かった』のは、そういうオーラを発しているのか、何かと勘違いしてるのか、そういう素質のある子供なのか…

                             *

 とまあ、TGS関連の話題が長くなってしまったので、今回はここで一旦エントリーを分ける事とします。

■2010/09/21:「TGSに行ってまいりました・2(購入物ほか)の日」
http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/63962910.html

 へ続く…