■■■「X-MEN2」■■■
(80点:オススメ)
いまさらX-MENのストーリーや設定を解説するのも面倒だし、長くなりそうなので
割愛。
前作は、X-MENの設定とキャラの紹介等に時間を取られてしまったため、全体的に『食い足りないなぁ』と言う印象が強い映画でしたが、今作は前作を見ている事が前提として作られており、余分な説明は省かれて初っ端からミュータント達の超常能力を発揮したアクションシーンの連続。
最初からアクセル全開といった感じで全体的なテンポも良く、前作と比較しても全体的に非常に良くなっています。
各キャラクターも、ちゃんと掘り下げて描かれてるのが原作ファンにも嬉しいところで、コミックの映画化作品としては、これ以上何を望むか?という感じで、非常に完成度の高い作品となっています。
ただ、今回も主人公はウルヴァリンなのですが、なんつーか、相変わらず彼は主人公なのに恐ろしく報われないキャラですのぅ…
まあ原作に比べて無茶苦茶影の薄い、サイクロプスよりはマシかもしれませんが…
個人的にはマグニートのカッコ良さに痺れました。
頑張れマグニート、プロフェッサーXになんか負けるな!!(オィ
とまあ、ソレはさておくとして…
総評としましては、前作を見て気に入った人なら間違いなく観ておく価値のある一本。
とにかく前作と比較してあらゆる面でパワーアップしてるので、観て後悔する事は有り得ません。
逆に、前作観てない人が観ても訳が分からないと思うので、先ずは前作を観てからどうするか考えましょう。
なんにせよ、アメコミとか好きな人には文句無くお薦めの一本です。
ちなみに、前作に引き続き今回のラストも『続編を作る気マンマン』といった感じの終わり方だったので、次回作にも期待したいところです。