NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

『オブリビオン(Xbox360版):ぶらりトカゲ男ひとり旅日記/その20』

オブリビオン(Xbox360版):ぶらりトカゲ男ひとり旅日記/その20』

■■■その20『スパイ大作戦』■■■

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 「聖戦士の剣」も手に入れる際に、『九大神の祠』が何だか良く分からずに、片っ端から『ソレっぽい場所』を巡回していたら『デイドラの祠』巡りもいくつか行なってしまった…

 お陰で、『デイドラの秘法』も幾つかゲットしてしまったのだが、なんというか『デイドラの秘法』って、ちょっと便利すぎじゃね?

 …っていうか、俺様の喋り方も妙にフランクすぎるんじゃね?

 などと思わず動揺して、妙に現代人風の喋り方になってしまう程に、便利なアイテムが多くて困る。

 再利用が可能な『極大魂石』である「アズラの星」とか、決して壊れない『開錠用ピック』である「不壊のピック」とか便利すぎだろう…

 というか、この「不壊のピック」の存在さえもっと早くに知っていれば、「開錠用ピック」不足を解消するために、シーフギルドのメンバーを探して帝国中を駆け回るような必要は無かったものを…

 やはり『為になる』かはさておき、より『人間の役に立つ』のは『神』よりも『悪魔』だという事か?

 まあ、ソレはさておき…

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 先日の探索により、「聖戦士の剣」を手に入れる事で『最強クラスの攻撃力』を手にした俺様は、もはや『武者修行』の為に諸国を行脚する必要も無くなった。

 …というかレベルを上げすぎて、もう全ての能力値がほぼ「99」という上限値に達しており、殆ど『地上最強の男』状態だ。
 その気になれば帝都の全ての人間を、たった一人で全滅させる事だって出来るだろう。

 とはいえ、まだまだ「魔術師ギルド」や「戦士ギルド」のクエストなどやり残している事は沢山あるのだが…
 とまれ、俺様が『地上最強の男』になろうかという時に、魔界から侵略を受け続けているというのも気分が悪い。

 ここは一発、生意気にも俺様の『地上最強』の座を脅かそうと企む連中に、自分の立場を理解させつ『教育』を施してやる必要が必要があるだろう。

 そんな訳で皇子様こと「マーティン」に協力して、生意気なデイドラ王と『深淵の暁』とかって連中の企みを阻止してやる事とする。

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 という訳で、これより先は「メインクエスト」の『ネタバレ』に関する日記が多くなります。

 本編の楽しみを完全に奪うような『決定的なネタバレ』は避ける(もしくは事前に警告)するようにしますが、出来る限り『ネタバレ』を知りたくないと言う人は、ここから先の日記は、なるべく読まない事をオススメします。

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 さて、前回の探索で秘密結社である『深淵の暁』のアジトを突き止めた俺様は、ひとまず奴らのアジトに潜入して様子を探る事とした。

 奴らのアジトを訪れると、奴らは俺様の事を『新たな入団希望者』だと思ったらしいので、ここは入団希望者のフリをして華麗にスパイ活動を行なわせて貰おう…。

 奴らの幹部らしき人物が、『入団審査を受ける為には手持ちの装備を一旦自分に預けろ』という。

 ここまで来て門前払いを食らうのもアレなので、ここは大人しく『荷物を預ける』事を承認すると、いきなり回復薬の一本まで残さず装備の全てを巻き上げられてしまった。

 『俺の装備は何処へ行ってしまったんだろう?』とか思いながら、とりあえず幹部のオッサンの後について歩いていると、あまりに無防備なオッサンの背中についムラムラとなって、思わず『スリ』コマンドを実行してみたところ…

 なんと、オッサンは俺の装備を全て所持していやがった。

 スゴいよ、オッサン!!
 俺がドーピングしまくって腕力を上げてなんとか持ち歩いている荷物を、何の苦も無く楽々と持ち運ぶなんて…アンタ、『村一番の力持ち』か何かかよ!?

 俺の荷物を全部持って顔色一つ変えずに歩くオッサンに何かムカついたので、『とりあえず武器だけでも取り返しておこう』と思って剣を盗もうとした所、別に『スリ』のスキルが大して高い訳でもない俺様はオッサンにあっさりバレてしまった訳だが…

 オッサンは寛容にも

 『それ別に要らないから、君にあげるよ。』

 とか言い出す始末。

 いやいや、ソレはもともと『俺様の荷物』だから!!
 『要らない』なんて事は全く無いから、寝ボケた事を言うな!!

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 そうこうしているうちに祭壇のある部屋に通された俺様は、奴らの指導者らしき人物が高説を垂れている所に遭遇した。

 奴らの目的を探る為に指導者の話に耳を傾けていると、どうやら奴らはデイゴンというデイドラの王を呼び出して、この世界を滅ぼそうと目論んでいるようだ。

 なんとも分かりやすい『サイコな連中』の集まりである。

 指導者は演説を終えると、魔法の『転送ゲート』のような物を開いて何処かへと消えてしまった。

 どうやら、指導者の読んでいた魔道書みたいなのが鍵となっているらしいので、アレを盗み出す事が出来れば…

 などと考えていると、『今日から新しい同志が増える事となった』とかってオッサンから唐突に話題を振られた。

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 ひときわ偉そうな信者が曰く『祭壇に居る生贄を短剣で殺せば仲間と認めてやる』みたいな事を言う。

 祭壇を見ると、哀れなトカゲ男が祭壇の上に寝転がされている。
 というか、妙に暢気に寝てるようにも見える…

 なるほど、コイツを殺せば仲間と認められるのか?
 っていうか、何時になったら俺様の荷物は返して貰えるんだろう?

 そもそも、目的の「魔道書」は目の前にある訳だし…

 もともとこういう細かい仕事は苦手なので、もう何だか色々考えるのがメンド臭くなってきた俺様は、奴らの発言を無視して祭壇から魔道書を強奪。

 激怒して襲い掛かってきた奴らの幹部を短剣でメッタ斬りにして抹殺。

 いやはや『コレでスッキリした…』と思ったのも束の間、信者や護衛どもがワラワラと集まってきて、どうにも短剣一本では分が悪い事になった。

 そこで、ふとブチ殺した幹部の死体を調べてみると、やたらと強力な「雷雲の杖」という魔法の杖を持っていたので、その杖を猛連射して信者や護衛どもを片っ端から返り討ちに…。

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 敵を殲滅した後に、『そういや生贄の人質はどうなったんだっけ?』と思って祭壇を見てみると、乱闘の最中に崩れてきた邪神の像の下敷きになって、お亡くなりになっていた…

 このトカゲ男には悪い事をしたが、まあ『戦場での不測の事故』は避けられないものである…南無南無。

 かくして『自分の装備』と『魔道書』との回収に成功した俺様は、残った信者どもも全員抹殺して、悠々と祠を後にする事に成功した。

 さて、この魔道書から『深淵の暁』の陰謀を阻止する為の、何らかの手がかりが掴めると良いのだが…

                    (その21に続く…?)