Xbox360の冬の商品戦略発表＆「斑鳩」正式発表

　ちょっと出遅れた話題で何ですが、Xbox360のブリーフィングが行なわれて、『今冬のXbox360の戦略』がようやく発表されましたね。

■マイクロソフト、「Xbox 360 Briefing 2007」ファーストパーティ編
＞http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070912/xbox1.htm

■マイクロソフト、「Xbox 360 Briefing 2007」サードパーティ編
＞http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070912/ms_tp.htm

　ゲームに関しては色々と発表がありましたが、殆どが『既出タイトルの追加情報』といった感じで、純粋に新作の情報は「NINJA GAIDEN 2」ぐらいかな？

　Team NINJAは「NINJA GAIDEN Σ」がPS3に行ってしまったので、もう箱○には注力しないのかと思いきや、箱ではキチンと２を作ってたのですな…

　スクリーンショットを見る限りでは、何やら残虐表現が凄い事になっていますね…やっぱ、海外ウケを狙ったのかな？
　しかし表現規制のうるさい日本で、このまま発売出来るんだろうか？

　「ロストオデッセイ」とかの発売日も決まったようですが、コチラは良くも悪くも『普通のRPG』っぽいので余り惹かれる物が無いかなぁ…
　グラフィックとかは、確かに凄そうなんですけどね。

　同じRPGなら「インフィニット・アンディスカバリー」の方が、ちょっと気になる感じです。

　まあ、今回はファーストパーティ中心の発表だったので、ゲームショーではサードパーティから、もうちょっと新作の発表があるんじゃないかと期待しています。

　個人的に気になったのは、海外で販売開始されているという『新型Xbox360』（HDMI端子を搭載した通常版）に関する発表が特に無かった事。

　『HDMI搭載モデル』は、いわゆる『（確実に）ヒートシンクが追加された熱対策モデル』でもあると思うので、密かにリリースを待ってるユーザも多いと思うんだけど…

　「エリート」と「Halo3モデル」への言及はあったようですが…海外同様に何のリリースもなく『ひっそりと現行モデルから置き換わって行く』んだろうか？

　さてコレといった新作の発表は無いと言っても、今年の年末もソフトラインナップの方は、かなり手厚い感じになりそうですね。

　一応、公式のニュースリリースに年末にかけてのラインナップが掲載されていましたが…

■公式ニュースリリース
＞http://www.xbox.com/ja-jp/press/release/20070912-1.htm

　なんなんでしょうか…箱○は『半年に一度は大量の新作ソフトを投下するから、半年間はソレで遊んでね。』という戦略なんでしょうかね？
　買う方は経済的に大変なので、もうちょっとバランス良くソフトを出して欲しい物なのですが…

　ちなみに今回の『９月～年末までのラインナップ』で、自分が購入を予定しているのは以下の通りです。

＞ 9/27 ：「HaloR 3 (ヘイロー 3)」
＞10/11 ：「オペレーション・ダークネス」
＞10/18 ：「ビューティフル塊魂」
＞11/ 1 ：「ACE COMBAT 6　解放への戦火」
＞11/29 ：「ギルティギア２　オーヴァチュア」
＞11月 ：「真・三國無双５」
＞12/13 ：「式神の城III」
＞2007年：「キングダムアンダーファイア : サークルオブドゥーム」

　他にも「BLADE STORM」と「ピニャータ（新作）」は、状況と評判次第では買っちゃうかも？
　あと、一覧に乗ってない所では『ゴッド・オブ・ウォーもどき』な「コナン」（12月予定）とかも気になる感じですね。

　12月とかは、まだ発表されてないタイトルが数本はリストに載って来そうな気がするし、「真・三国無双５」とかは12月に延びそうな気がするので、今年も年末は購入本数が凄い事になりそうです。

　そしてパッケージ売りのソフト以上に、個人的に無茶苦茶期待しているのが「XboxLIVE ARCADE」（以下：XBLA）の配信予定タイトル。

　今回、発表になったものは以下の通り…

＞「斑鳩 IKARUGA」（TREASURE）
＞「Every Extend Extra Extreme」（キューエンターテイメント）
＞「Rez HD（仮）」（キューエンターテイメント）
＞「トリガーハート エグゼリカ」（童）
＞「EXIT」（株式会社タイトー）
＞「OMEGA FIVE」（株式会社ハドソン）

　ウワサだけ流れていた「斑鳩」が、ようやく正式発表になったのは何よりも嬉しい限り。

　…っていうか、何よこのピンポイントな『一部マニア向けのタイトル』の一群は！！

　個人的には、恐らく全部が『配信と同時に購入』する事になると思われます。
　（あ、「OMEGA FIVE」とかってゲームだけは、何者だか良く分からんけど…）

　今までXbox360のタイトルは『マニア向けハードの割には、マニア向けの訴求力が弱い』と感じていた部分が強かったのですが…
　このXBLAのラインナップを見ると『なんだマイクロソフト、最近分かってきたじゃないか！！』と期待できる部分が大きいです。

　少なくとも『マニア向け』という点では、他の次世代機でのソフトのダウンロード販売のラインナップから『５歩ぐらい先』（正確には『斜めに５歩ぐらい先』）を行っている感じですね。

　もう、『世の中のゲームマニアは、Xbox360を買ってXBLAのダウンロードコンテンツで遊べば良いんじゃな～い？』と真剣に思いますよ。

　ちなみにXBLAは現状でも割と安価で良質なソフトが多いので、もうちょっとMSKKには世間への周知の努力をして貰いたい物です。

　後は「エグゼリカ」や「斑鳩」に続いて、もっと『弾幕系シューティング』がXBLAに来てくれるようになれば申し分ないんだけどなぁ…

　ただXBLAって、MSの配信の手続きが煩雑なのが原因なのか『ソフトが何時配信されるのかサッパリ分からない』のが欠点なんですよねぇ…

　「餓狼伝説SP」とか『１年ぐらい前から配信予定』だったのが、先日ようやく配信されたし…
　かと思ったら「BOMBERMAN LIVE」とかは、割と発表の直後に配信されたり…

　酷い時は『明日配信します』とかって情報が直前で舞い込んできたりするし、今回のラインナップも『何時配信されるのか全く見当がつかない』のが困り者だなぁ。
　（ウワサでは年内配信という話ですが、「餓狼伝説SP」も去年の秋に同じような事を言ってたし…）

　とりあえず、量販店でカード買ってゲイツポイントを補給しておくか…

　とまれXBLAのラインナップには、素直に今後の展開にも期待したい所ですね。