2007/10/15:「黒い箱○・精鋭版発売の日」
年末商戦に向けてゲーム業界で割と大きな動きがあるようなので、今週もゲームのお話。
発表当初は『誰がこんなモデル買うんだ?』と散々叩かれていましたが、いざ発売されてみると意外と好評で、店舗からは殆ど在庫が払底してしまっている状況とか?
まあ、前評判が不評だったのでMSが出荷台数を絞りすぎて、全国で5,000台だかしか市場に出回って居ないらしいので『そりゃ品切れにもなるわ…』って感じですが…
それでも、週間2,000台だかしか本体が売れてなかった近況を考えると、高価格モデルの割りには大健闘したとも言える状況なので、『故障が多い』とウワサ(というか実際に多いけど)されているXbox360本体を買うならば、多少高いお金を払ってでも『少しでも信頼性の高い本体を買いたかった』というユーザが多かったという事なのかも?
こちらの『Falconモデル』が、日本でもいよいよ11月初旬に『Xbox360通常版+「Fortza Morter Sports 2」&「ビバ・ピニャータ」』同梱で、お値段据置の『バンドルパック』として登場するというウワサ。
まあ、まだ正式なリリース情報では無いので未確定情報ですが、『海外でも年末商戦に向けて「Fortza~」&「Marvell Ultimate Alliance」の同梱パックが発売される』との事なので、そこそこ信憑性は高そうな情報の気はします。
個人的にはPS3の廉価版に対抗して『10,000円値下げ』ぐらいの思い切った戦略を打ち出して欲しかった所ですが「Xbox360 Elite」が、つい先日48,000円弱で発売されてしまった直後という事もあって、『ホイホイと価格を下げる事が出来ない』って大人の事情もありそうな話ですし…
(あと、実際に『PS3の廉価版』があそこまでの低価格で展開してくる事は、MS陣営も予想してなかったんじゃないかと?)
(あと、実際に『PS3の廉価版』があそこまでの低価格で展開してくる事は、MS陣営も予想してなかったんじゃないかと?)
まあしかし、コレが真実だとしたら『バンドルパックの内容』は悪くないと思います。
『人気タイトルとしてのインパクトはどうか?』って疑問はありますが、人気があるからと言って『Z区分』の「Gears of War」とかをバンドルする訳にも行かないですしね。
(バンドル予定の2本は『A区分』なので、お子様が購入しても安心です。)
(バンドル予定の2本は『A区分』なので、お子様が購入しても安心です。)
とりあえず、この2本なら普通の人が買っても十分に遊べるタイトルですし、マニア層だと『密かに面白い』とウワサのある「ピニャータ」や、『バーチャル痛車作り』の出来る「Forza~」といった組み合わせに興味を持つ人も少なくないと思うので、『マニア層の取り込み』に積極的な動きを見せてる箱○陣営としては悪くない選択では無いかと…
あとは『現状のソフトの豊富さ』を上手くアピールしていく事さえ出来れば、日本で『勝つ』事は出来ないまでも『まだ戦える』だけの施策ではあると思います。
(でも正直、もうちょっと『攻撃的』な施策が欲しかったかな?)
(でも正直、もうちょっと『攻撃的』な施策が欲しかったかな?)
あと、現状でまだ『Falconモデル』の導入予定が見えていないのが廉価版の「コアシステム」ですが、いっそコチラはソフトのバンドルをやめて、『25,000円に値下げ&メモリユニット同梱』とかにすれば、Wiiと価格的にも並んでそこそこインパクトがあるんじゃないかと思いますが…
<閑話休題>
んで、先週買ったものとか…。
って、実際には『黒いコントローラが格別に欲しかった』って訳でも無いのですが…
私は「Xbox360」を初期出荷モデルで購入したのですが、『Xbox360初期型を買ったユーザ』の間でのみ知られている話なのですが、初期ロット版のXbox360のコントローラは『十字キーが異常に固い』という構造的問題があります。
(何であまり知られてないかと言うと、Xbox360のゲームではそもそも『十字キーをマトモに使用するゲーム』が殆ど無い為。)
(何であまり知られてないかと言うと、Xbox360のゲームではそもそも『十字キーをマトモに使用するゲーム』が殆ど無い為。)
この問題点は途中のモデルから改善され、最近の販売されている『別売りコントローラー』も当然ながら改善後のモデルな訳ですが…
『白い方のコントローラー』では、外見からは『改善後のモデルかどうかを見分ける事』が出来ません。
『白い方のコントローラー』では、外見からは『改善後のモデルかどうかを見分ける事』が出来ません。
さて、箱○のヘビーユーザーである私のコントローラーは、日頃の酷使(推定1,500時間以上)によって若干『Aボタン』がヘタレ気味なので『そろそろ買い替えたいなぁ…』と以前から考えていたものの、どうせ買い替えるなら『キチンと十字キーが改善されたモデルを買いたい』と思っていたのですが…
今回のカラーバリエーションのモデルなら、確実に改善モデルが確保できる事から買い替え(というか『買い増し』)に踏み切ったという訳です。
「ブラックコントローラー」の方は流石に改善後の物だけあって、十字キーもごく普通に軽く入力できるようになっており、コレで「オブリビオン」の『武器の切り替え』時に、入力に失敗してボコられる心配も無くなって一安心。
(って、最近は全然「オブリビオン」もやってませんが…)
(って、最近は全然「オブリビオン」もやってませんが…)
あと、個人的に『Xbox360の年末発売ラッシュ』の第一弾とも言えるタイトルである「オペレーション・ダークネス」を購入。
ゲームの感想に関しては後述しますが…
これからいよいよ、ほぼ『毎週1本ぐらいのペース』で年末まで立て続けに、Xbox360で欲しいタイトルが発売され続ける事になるんですよね。
果たして如何ほどの出費となる事やら…というか、そんなに買ってもプレイしている暇があるのか、俺?
ゲームの内容の方は『英国軍の特殊部隊を指揮してドイツ軍と戦っていく』という、いわゆる第二次大戦ものの「戦術級シミュレーションゲーム」なのですが…
Xbox360お得意の、いわゆる『戦争もの』のゲームかと思いきや、途中から敵に『ヴァンパイア』やら『ゾンビ』やらが登場したり、主人公が『狼男』に変身したりと、なかなかに面白い(というか「笑える」)展開になって行きます。
これは、良い意味でハジけた内容の『馬鹿ゲー』ですね。
ゲームの内容の方は割とストイックな感じの本格的SLGで、『戦力で勝る多数の敵を少数精鋭の部隊で迎え撃つ』という戦闘の特性上、仲間との連携をキチンと考えながら戦わなければ、簡単に袋叩きにされてボコられてしまいます。
コレを防ぐために、「Cover Attack(援護射撃)」や「Cover Ambush(待ち伏せ)」等の特殊なコマンドを用いて、キチンとした戦術を立てながら戦う必要があるのですが…
本編に一切『チュートリアルステージ』とかみたいな練習用のステージが存在せずに、システムを理解しないままにいきなり敵の真っ只中に放り出されるため、漫然とプレイしていたら一面目から死ねます。
そんなこんなで、最初はシステムを理解するために試行錯誤をする必要がありますが、一旦システムを理解してしまえば後は割とサクサクと遊べて楽しいですね。
ただ、本作最大の不満点は、既に各所で言われている事ですが『マップ画面が非常に観辛い』という事。
本作では、仲間との連携を上手く行なう為にマップ上での『位置取り』が非常に大事なのですが、マップがとにかく観辛い為に思ったとおりの連携が取れずに苦戦する事があったりして、ちょっと困りました。
(あとマップが見辛いせいもあって、最初は「対人用地雷」が銃で撃って壊せる事に気付かずに、地雷を踏んで死にまくったのは俺だけ?)
(あとマップが見辛いせいもあって、最初は「対人用地雷」が銃で撃って壊せる事に気付かずに、地雷を踏んで死にまくったのは俺だけ?)
武器の設定や性能やらのパラメータが妙にリアルな点とかは、個人的になかなか面白いと思いました。
でも『リアルなパラメータ設定』の割に、狼男が戦車を「パンチ」で破壊しちゃったりするんですが。(笑)
でも『リアルなパラメータ設定』の割に、狼男が戦車を「パンチ」で破壊しちゃったりするんですが。(笑)
まだ、序盤の10時間ぐらいしかプレイしていませんが、とりあえずゲームそのものは割と良く出来てると思いますし、Xbox360では数少ない『ターン制SLG』としては秀作の部類だと思いますので、その手のジャンルが好きならば、プレイしてみて損は無いタイトルだと思います。
まあ、むしろ『リアル系SLG』よりも『アニメヒーローもの』的なノリが好きな人にオススメですけどね!!
映画に関しては、ビデオにて「ザ・ホスピタル」と「リーピング」を鑑賞。
各感想は下記のリンクから…
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