2009/06/22:「PROTOTYPE購入しましたの日」
先週は久々に東京方面まで出る用事があったので、ついでにアキバくんだりに寄って買い物をして参りました。
つっても、特にコレといって探しているものがあった訳でも無いので、大して何も買っては来なかったのですが…
ホントは『アナログマTシャツ』が欲しかったんだけど、売り切れてたクマー。
つーわけで、あんまり面白いネタもない、こともなしな今日この頃。
<閑話休題>
そんな感じで、先週に買ったものとか色々。
最近は、悪の組織とか出てきて何か『バトルもの』っぽい展開が続いてましたが、久々に既存の路線に戻った感じ…
正直『バトルもの』的な展開は食傷気味なので、この路線で話を続けて欲しいところ。
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「PROTOTYPE」はPS3/Xbox360向けの北米向けのActivitionのタイトルですが、プレイムービーとかを見る限り、恐らく『日本では発売されない』(というか発売出来ない)と思われるため、諦めてXbox360向けの北米版を購入しました。
(『通りすがりの一般市民を八つ裂きにして体力回復』とか、流石に日本じゃダメだろ…)
(『通りすがりの一般市民を八つ裂きにして体力回復』とか、流石に日本じゃダメだろ…)
発売の1日前に『2次出荷分』を予約したのですが、発売から6日で届きました。
思いのほか早く届いたので、ちょっと驚き。
思いのほか早く届いたので、ちょっと驚き。
キチンと1次出荷で予約を入れておけば、発売から1~2日で届いたかな?
どうせ「CoD:MW2」とかは入荷するだろうから、ギリギリまで待っても日本版の発売が決定しないようなら、Amazonで予約を入れるかな…
(「CoD4:MW」はストーリーも面白かったので、出来ればローカライズで遊びたいんだけどね…)
(「CoD4:MW」はストーリーも面白かったので、出来ればローカライズで遊びたいんだけどね…)
ゲームの感想に関しては後述。
現時点でプレイ時間『10時間弱』ってところですが、本編が寄り道なしでクリアして10時間、ゆっくりクリアして20時間って話なので、寄り道しまくりな自分のプレイスタイルとしては、ちょうど『半分ぐらいの進行度』ってところでしょうか?
ゲームをプレイしての現状での感想を一言で言うならば、とにかく『楽しいゲーム』ですね。
『面白い内容』というよりも『操作して楽しい』って点に全てをつぎ込んだような作品です。
主人公は遺伝子操作によって突然変異を起こし『超人的なパワーを手に入れたミュータント』で…
スポーツカー並みのスピードで道路を爆走し、垂直の壁を駆け上がり、大ジャンプでビルからビルへと飛び移り空を滑空して、ジャンプ攻撃で戦車を叩き潰して、自動車を投げ飛ばして戦闘ヘリを撃墜するという、マーヴルヒーロー並みのトンデモ超人。
スポーツカー並みのスピードで道路を爆走し、垂直の壁を駆け上がり、大ジャンプでビルからビルへと飛び移り空を滑空して、ジャンプ攻撃で戦車を叩き潰して、自動車を投げ飛ばして戦闘ヘリを撃墜するという、マーヴルヒーロー並みのトンデモ超人。
しかも敵兵だろうが民間人だろうが、捕まえてフルボッコにして『吸収』する事で体力を回復する(民間人が殆ど『体力回復アイテム』みたいな扱い(笑))という、悪逆非道のワイルドっぷりで、とにかく豪快なゲームです。
まあ百聞は一見にしかずなので、序盤のプレイ動画を見て貰うのが一番てっとり早いかな?
(このゲームの導入部分は、単純に『本作の面白さ』を分かりやすく伝える事に成功している、秀逸な出来だと思う。)
(このゲームの導入部分は、単純に『本作の面白さ』を分かりやすく伝える事に成功している、秀逸な出来だと思う。)
ゲームの内容は、いわゆる『オープンワールド型』のアドベンチャーゲームで、簡単に言ってしまえば『超人GTA』みたいな感じ…
(箱○ユーザならば、「ライオットアクト」をバイオレンスかつ派手にしたような内容と言えば分かり易いかな?)
(箱○ユーザならば、「ライオットアクト」をバイオレンスかつ派手にしたような内容と言えば分かり易いかな?)
ゲーム的には基本的に『お使いゲーム』なので新味は無いですが、主人公が最初からチート級の強さで、大したペナルティも無く大暴れ出来るのが非常に痛快で楽しいですね。
とにかくストレスレスな主人公の能力の高さのお陰で、主人公を大暴れさせる『ストレス解消ゲーム』としては圧倒的なパフォーマンスを持っていると思います。
車よりも早く走り、垂直のビルの壁をスイスイと駆け上って、空を滑空して…と、乗り物なんかを利用しなくても街中を縦横無尽に行動できるので、とにかくストレスが溜まりません。
ただし、それ故にゲームの内容は『かなり大味』です。
サブクエストのお使い要素も『どっかで見たような内容』で、それ程の面白味は無い(殆どのサブクエストも『目的地で大暴れしてるだけ』でクリア出来る)ですし、街中で市民にちょっかいを出しても市民の反応もワンパターンです。
また主人公の能力が高すぎるので、最初から割とマップ中の何処にでも行けて、敵兵に追いかけられてもそこまで緊張感が無く、意外と出来ることも少ないので2~3時間も暴れまわってると、ちょっと飽きてきます。
確かに『自由度は高い』んだけど『不自由さが無い』為に目的意識が持ちづらくて、寄り道がそこまで豊富なゲームでもないので、普通にプレイしてたらシナリオを追いかけるのに終始しがちかも…
この辺は、なんとなく「アサシンクリード」に似てる印象がありますね。
「ライオットアクト」なんかも同じ様な雰囲気ではありましたが、アチラは『主人公の能力が上がる事で世界がどんどん広がっていく』って印象があったので、その辺の作りは上手かったなぁ…と。
あと箱庭が思ったより狭いってのも、ちょっと不満かな?
でも、『事件の関係者』の肉体を吸収して『記憶を読み取る』事で、事件の全容が見えてくるというシステムは、なかなか面白いと思いました。
ちなみにストーリーは『突然変異で超人的な能力を持った主人公が自分の過去を探って国家の陰謀を暴く…』みたいな感じのお話ですが…
登場人物が妙に早口で喋るのでヒアリングが難しく、ゆっくりと字幕を読んでる暇も無いので、ストーリーをキチンと理解するには結構な英語力が求められるかも?
まあゲームをクリアする為にはストーリーを理解できなくても問題ないので、そこまで英語力は必要ないですけどね。
とまあ色々と不満点は多いですが、それを差し引いてもゲームの『痛快さ』や『豪快さ』という点では目を見張るものがあるのも事実。
主人公の『ムチャクチャなチート性能っぷり』や『笑える程にブルータルな悪逆非道っぷり』は、それらの不満点を払拭するほどのパワフルさを備え持っています。
無意味にビルの屋上から戦闘ヘリに飛び蹴りをかましたりとか、敵兵を超高層ビルの屋上まで拉致して投げ捨てたりとか、コッソリと軍事基地に侵入してスニーキングで隊員を全滅させたりとか、『訳の分からないプレイに楽しみを見出せる人』ならばかなりオススメ出来ますね。
とにかく『ムチャクチャな事が出来る』のが本作の最大の魅力ですので…
とにかく『ムチャクチャな事が出来る』のが本作の最大の魅力ですので…
オープンワールド系としては、「アサシンクリード」で『意味も無く街中を走り回るのが好きだった人』や、「ライオットアクト」で『悪人どもとひたすら戦うのが好きだった人』ならば、かなり楽しめる作品だと思いますので、そういう人にはオススメです。
「アサシンクリード」同様に、このシステムを昇華させれば物凄く面白いタイトルが登場しそうな雰囲気を持ったタイトルなので、気が早いですが『続編が楽しみなタイトル』ではありますね。
(その前に「ライオットアクト2」が楽しみですが。)
(その前に「ライオットアクト2」が楽しみですが。)
とまれ、総評としては『欠点や気になる部分』もあるが『見るべき部分も多い』って感じの、良くも悪くも『味のあるタイトル』だと思います。
『ブッ飛んだノリのパワフルな洋ゲー』が好きな人や、『箱庭ゲーム』で街中を走りまわるのが大好きな人なら、なかなか楽しめる作品だと思いますので、その手の作品が好きならチェキしておいても損は無いと思いますよ。
映画に関しては、ビデオにて「スカイ・ファイター」と「アウター・ゾーン」を鑑賞。
各感想は下記のリンクから…
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