NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2013/01/21:「Kindle PaperWhiteはじめましたの日」

2013/01/21:「Kindle PaperWhiteはじめましたの日」

 昨年の暮れ辺り日記で『欲しい』と言っていたAmazonKindle PaperWhiteですが、実は年末に注文していたものがようやく在庫が復活したようで、1月上旬に私の手元にも製品が到着したので簡単に触ってみた感想なんかを書いてみたいと思います。


 まず「Kindle PaperWhite」が何なのか分からないという人の為に簡単に説明すると、いわゆる電子ペーパー』を用いた『電子書籍端末』ですね。
 Amazon等で販売されている電子書籍のデータを購入する事で、端末上から小説やらマンガやらが読めるようになるというシロモノです。

 こう説明すると『文字を読むだけなら、別にiPadタブレットPCで良くない?』と思われるかもしれませんが、電子書籍端末の特徴はとにかく『消費電力が少ないので稼働時間が長い』ということ。
 『基本的に画面の切り替えの瞬間』と『フロント(バック)ライト』ぐらいでしか電力を消費しないので、内臓バッテリーのみで100時間だかの稼働時間があるため、移動中に本を読むときとかでも安心です。

イメージ 1

 届いてみて封を切ってビックリしたのは、いきなり本体が『稼動状態』で箱の中に入っているという事。

 電子ペーパーなので『画面が表示されっぱなし』でも電力は消費しないのですが、いきなり初期画面が表示されてるのは面食らいました。
 (最初、スクリーンに『保護用の紙』が貼り付いてるのかと思った。)

 またAmazon専売の商品だけあってか、最初から『購入者のAmazonのアカウント情報』が端末に設定されており、封を切ってから1~2分程度で『Kindle端末からAmazonのストアが参照・検索できて、ワンクリックで即座に書籍が購入可能』なのにはビックリしましたよ。

 自分の買ったのはWifiモデルだったので無線LANを設定する必要がありましたが、3Gモデルの方だと、ホントに電源を入れるだけで即座に利用可能なレベルのようです。
 (ちなみにWifiの設定にはAOSS等の『自動設定』の機能が無いので、自分でアクセスポイントを設定する必要あり。)

 とにかく購入(到着)~利用までの流れが簡便で、面倒な操作や設定が全く必要ないという徹底っぷりは凄いです。
 ただ逆に、もしKindle端末をどこかで紛失してしまったら『誰にでも好きなように電子書籍を買われ放題』になってしまうので、購入なり起動なりにパスワードのロックをかけておいた方が無難かも?

 使ってみての実際の操作感の方はというと、ちょうど『処理の凄く重いスマートフォンを操作してる』みたいな感じでしょうか?
 基本はタッチパネルで操作するのですが、電子ペーパーですので『画面の書き換え』自体があまり早くないため、どうしても処理がモッサリしてしまうのは致し方ないところでしょう。

 ページの切り替えは0.5秒ぐらいかな…小説を読む分には全く問題が無いレベルですが、マンガとかを読んでるとページ送りの遅さに少しイラっとする事もあるかも?

イメージ 2

 視認性は非常に良くて文字を読む分には全く問題ないレベルですが、マンガだとちょっと精彩感に欠ける印象。
 なんとなく、『コピーされた単行本』とか『印刷の悪い週刊誌』を読んでいるみたいな気分になって、ちょっとモニョっとします。
 マンガを読むには画面も小さめですし(まあ拡大は出来ますけど)、やはり『文章を読む』という用途での使い方がメインといったところでしょう。


 本体のサイズは、スマホよりも2まわり、iPad miniよりも1まわりぐらい大きいぐらいのサイズ。

 重さはスマホとかよりもちょっと重くて、普段から持ち歩くには少し大きいですので片手で操作するのは難しいサイズかなぁ…もう一回り小さいぐらいでも良かったかも?
 (周りの額縁部分が太いのがちょっと気になるので、もうちょっと細い方が良かったかも…)


 ちなみに、本体はAmazonで購入したKindle用の書籍以外にもPDFファイルも閲覧可能。
 ファイルの転送は、Kindle本体をUSBケーブルでPCに接続すると外部ストレージとして認識されて普通にデータコピーするだけで良いので、これまた特に難しい事はありません。

 ただストレージの容量が意外と少なくて、2GBぐらいしか保存できないのはちょっと不満点かな?
 電子書籍のデータなんて小さいから『2GBも入れば十分だろ』って言えばそのとおりですし、削除しても再ダウンロードするなりバックアップを取っておくなりすれば良いんでしょうが、書籍を大量にアーカイブ化してニヤニヤしたい気持ちもあるので、もうちょっと容量があっても良かった気がします。


 あと周辺機器としては、『充電用コンセント』と『画面保護シート』と『専用ケース』を同時に購入。

 ただ『充電用コンセント』は、単にAC電源をUSBに変換するだけのアダプターで、充電自体は本体付属のUSBケーブルで可能なので、ぶっちゃけ買わないでも良かったかな?

 『専用ケース』は持ち運びたいなら必須(傷が付きそうだし)だと思いますが、ちょっと価格が高い(3,499円)のは難点ですな…


 使用してみての感想としては、Kindleの機能としては操作の『モッサリ感』や容量の少なさに多少の不満はあるものの、その辺は最初から理解してて購入したので総じて満足は行くレベルでした。

 ただ、やはり現時点ではコンテンツの少なさの方が難点かなぁ?
 メジャーなタイトルですらまだまだ少ないですし、マイナータイトルになると対応されてる物を探すのが難しい印象。

 個人的には絶版になってて入手困難になってるような小説を、電子書籍として再販してくれると非常に嬉しいんですけどね。

 国内の著作権の切れてるような作品だと青空文庫』として無償公開されてたりするので、そちらは非常に助かりますが…
 夢野久作とか江戸川乱歩とか、割と普通に無償公開されててオイシイです。)

 まあ、せっかく購入したからにはもっと活用していきたいですので、今後も対応作品がドンドン増えていって欲しいところですよ。

 閑話休題




 ゲームに関しては、ボーダーランズ2」DLC3が配信されたので、そちらをプレイ中。

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 「ボーダーランズ2」のDLC3は「Sir Hammerlockと行くハンティング紀行」という事で、原住生物やモンスターのハンティングがメインという感じの追加コンテンツですね。

 タイトルのとおりシナリオボスなんかは巨大生物が中心で、ステージ構成なんかも未開の地域っぽい感じだったり、敵も原住生物とか原住民の呪術師みたいなのが出てきたりと、今までのステージと少し雰囲気が違うのは面白くて良い感じ。

 ただ敵が全体的にかなり強めで、回避不能の稲妻やレーザーで攻撃してくる敵や、盾を構えてツッコんでくる敵が非常に厄介ですね。
 今回は敵にナマモノが非常に多いので、スラグ&ファイア系の武器を組み合わせで使うと非常に捗り(はかどり)ます。

 またショックダメージを使ってくる敵も妙に多いので、以前に拾ったショックダメージ吸収のシールド(Transformar)が、思いがけずに物凄く役に立ちましたよ。
 シナリオのラスボスもショック吸収シールド付けてたら最終形態とか楽勝だしね…持ってて良かったTransformar。

 あと、配信直前に最強のロケランである『Norfleet』の大放出イベントがあったので、ソレのお陰でザコ戦はかなり楽が出来た印象。


 DLC3での新規の敵は面白いですしステージも広めで良い感じなのですが、いかんせんストーリーが非常に短いのは難点かなぁ?
 サブクエストも特に多い訳でも無いので、DLCとしては物足りなさを感じざるを得ません…

 タイトルからし『強力なモンスターを繰り返してハント出来るようなDLC』を期待していたので、ちょっと物足りないですなぁ。
 出来れば本編のサブクエストにあった「スローターハウス」みたいなクエストをDLCで追加して欲しいんだけど…


 ちなみに今回のレイドボス(裏ボス)は2匹。

 1匹は超巨大なクモ(というかザトウムシ)の「Dexidous the Invincible」。

 最初のエリアにある4箇所の祭壇にイリジウムを90個ぐらい捧げてから、マップ中央辺りにある祭壇のレバーを引くと雑魚(原住民)オンパレードの後に登場します。

 踏みつけ、茶色の連射弾、酸の誘導弾で攻撃して来るのですが、この『酸の誘導弾』が誘導がキツイうえに爆発範囲が非常に広くて、食らうと瀕死まで体力を削られるのでとにかく厄介。
 ロッジとか建物の中に居ても爆風が届くので、マトモな安全地帯があるのかどうかは不明。

 また、弱点を撃たないと殆どダメージが通らないのも面倒です。

 ときどき体の表面に現れる『白い水泡(目玉?)』が弱点で、スナイパーとかでその場所を狙って潰すと5%ぐらいまとめてダメージが入るのですが、敵が割と速く動くのでなかなか狙うのが難しいです。
 爆発系のダメージとかなら普通に通るので、ハロルドとかで地道に撃って『運がよければ急所に当たる』って程度で考えておいた方が楽かも?

 ちなみに、一番楽な攻略法は『Beeを装備したままショック砲台付きホバー(ファンボート)に乗って戦う』って戦法。
 ホバーのスピードならクモの誘導弾も楽勝で回避できるし、電撃の弾をくっ付ければ継続して急所にダメージが入るのでかなり楽です。

 ただ、ボスの体力がハンパ無くあるので、かなり根気と時間が必要なのが難点かと…
 (まあ協力プレイ(もしくは画面分割)でやれば体力回復しないので、時間さえかければ確実に倒せますけどね。)

 でも、このボスを倒してもたいしてオイシイ武器もドロップしないので、正直言って何度も戦うメリットはあんまり無いんだよなぁ。
 こんな厄介なボスを出すなら、デフォルトでレジェンダリー装備ぐらいドロップするようにしてくれよと…
 (HyperiusやMaster Geeもそうだけど『ヤケクソに強い割に身入りの少ないボス』が多すぎる。)

 もう一匹の裏ボス(こっちが真のレイドボス?)の「Voracidous the Invincible」の話は、まだあんまり戦ってないですし今のところ勝てる気がしないですし、文字数制限が厳しくなってきたので来週の日記ででも…