NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2010/11/01:「荷物運びで筋肉痛の日」

2010/11/01:「荷物運びで筋肉痛の日」

 この前まで暑い日が続いていたと思いきや、急激に肌寒くなってきましたなぁ。

 先週は仕事の方で配置転換があり、事務所のメンバが引っ越しする事となって、引越しの支援やら送別会やらで終始バタバタとしておりましたよ。

 荷物を整理していると、ロッカーの奥から10年以上前の『骨董品レベル』のノートPCとかが大量に発掘されました。

 本体の厚さが5cmぐらいあるという『ノート』というよりは『タウンページ』みたいなサイズのうえ、重量も4~5kgぐらいあって、今の時代じゃ『こんなものを持ち歩く奴は居ないだろう』ってレベルのシロモノ。

 敢えて使うとしても、江戸時代の拷問器具(膝のうえに石を置くアレ)の代わりにぐらいしかなりそうに無いので捨てるしか無い訳ですが、捨てるのも手続きが煩雑なのでとりあえず空倉庫にブチ込んでおこうと、うん十台の『重量級のノートPC』を運搬したところ久方ぶりに全身が筋肉痛になってしまいましたよ…

 (とりあえず『拷問』以外にも『筋トレ』あたりにも使える事が、奇しくも証明された訳ですな。)


 昔は『よくもまぁ、こんなクソ重たいノートPCを持ち歩いてなぁ…』と思う訳ですが、そういや自分も仕事の都合で『ノートPC』ならぬ5kg以上の重量の『ノートUNIXマシン』(ノートなのにSUNが動くという画期的なマシンだった…)や、『親子電話の子機』か『軍用のトランシーバー』にしか見えないような巨大な携帯電話を持ち歩いてた時代があったなぁ。

 まあ、その頃に比べると随分と良い時代になったもんですが、最近は最近で『情報漏えい』とか『個人情報保護』とかの話もあって、一概に情報を持ち歩くのが楽になったとも言えませんが…

 そんなこんなで、休日は体のあちこちにサロンパスを貼っておとなしくしておりましたよ…
 (しかし、まだ足腰が痛いですよ…寄る年波には勝てませんな……)

 閑話休題




 そんな感じで、先週に買ったものとか色々。

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 「侵略!イカ娘」のOPテーマである侵略ノススメ☆を購入。

 主題歌が発表された時から、歌詞が実は『夏コミの歌』だと言われてましたが、2番とかまるっきりコミケネタでワロタ。

 ちなみにULTARA-PRISMの小池雅也氏って、UNDER17とかMOSAIC.WAVをやってた人なんですな。
 この人のアップテンポでポップな曲は個人的に好きで、なんとなくCDを買ったらこの人がプロデュースしてたってのが多いです。

 ただ、芸風があまりにも変わらないので、続けて聞いてると飽きてしまうのが欠点ですが…

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 Xbox360の新作ソフト俺の嫁 ~あなただけの花嫁~」ラジルギノア MASSIVE」を購入。

 ちなみに「俺の嫁」はAmazonで頼んだらオマケに『クリアポストカード』なるものが3枚付いてきたのですが…

 ウチは『パッケージイラスト』+『お姉さん』+『ツンデレ』だったのですが、コレってこの3枚は固定なのか、それともランダム封入なのか?
 いや、固定だとしたら今ひとつチョイスの基準が分からんなぁと…

 あと物凄くどうでも良い話なんですが、この「俺の嫁」のキャラデザの一人であるMaruto!氏は、その昔、同じ雑誌でイラスト投稿常連をしていたよしみで、一緒の同人誌に寄稿した事がある記憶が…

 何か時代の流れを感じるというか、なんとも複雑な気分ですよ…




 ゲームに関しては、先述のとおりXbox360にて「俺の嫁」と「ラジルギノア MASSIVE」を購入しました。


 俺の嫁は、嫁との結婚生活を題材とした恋愛シミュレーションゲーム

 いわゆる、コマンド選択式の『ごく普通のギャルゲー』なんですが、いきなり告白して『恋人になる』シーンからゲームがスタートして、続けて結婚した後の『結婚生活を描く』って辺りは、ギャルゲーとしてはある意味で新機軸かな?

 内容に関しては最初に総評から言ってしまうなら、良くも悪くも『とにかく薄いゲーム』って感じですね。


 一応、序盤は『恋人時代~結婚するまで』の流れが描かれるのですが、特に大きなイベントやトラブルも無く順風満帆に結婚してしまうので、シナリオとかで盛り上がる要素とかは殆どありません。

 デートイベントとかはあるのですが、一つ一つのイベントも矢鱈とアッサリしてて、とにかく薄味な印象。
 (一つのイベントが2分程度で、下手をすると2行ぐらいのテキスト描写だけで済まされてしまうものも…)

 登場人物も『主人公』と『嫁』だけで、他のキャラとの絡みとか全くありませんし、嫁に関してもそこまで突飛な性格付けのキャラも居ないので、全体的に『非常に淡白』ですしね。

 敢えて『誰でも馴染みやすいように薄味にした』のかもしれませんが、もうちょっとキャラを掘り下げるイベントがあった方が嫁へと感情移入しやすかった気がするので、その辺はもうちょっと頑張って欲しかったかも?


 ただ、このゲームは「俺の嫁」というタイトルのとおりに『結婚してからの生活』がゲームの本番って感じですね。

 結婚した後も特別にドラマチックなイベントは何も無いのですが、ひたすらに『だだ甘の萌えイベント』がエンドレスに連続する新婚生活を送っていくというシステム。

 この『可愛い嫁にひたすら癒されながら、まったりとした生活を体験する』って部分が楽しいと思えるならば、そこそこ楽しめるソフトではないかと…
 (まあ、結婚した後のイベントも『薄い』のですが、そこは妄想力で保管するしか…)

 また、このゲームの特徴としては、嫁の『性格』と『声優』を自分の好みでチョイス出来るって要素があるので、この選べる声優に『好みの声優』が居るならば、それだけで『このソフトを購入する価値が十分に存在する』と言えるレベルのタイトルですね。
 (ちなみにソフトに収録されている声優のボイスは、広橋涼生天目仁美釘宮理恵斎藤千和伊藤静名塚佳織の6名)


 個人的に、軽度の『釘宮病患者』である自分としては釘宮理恵が嫁を演じている』というだけでも、十分に価値のあるソフトだと感じました。
 (メーカーもその辺を良く理解しているのか、別の声優による『嫁のボイス』をDLCとして追加する予定を発表してますし。)


 微妙に気になった部分としては、意外とキャラ毎のイベントやシナリオのボリュームが少ないと感じる事ですが…
 まあでもキャラ別&声優別で全キャラプレイとか考えると、総合的にそこそこのボリュームはありそうなので、とりあえず大きな不満は無いレベルかな?

 あと、一枚絵のCGは良いと思うのですが'''一部で立ち絵のクオリティが
今ひとつ'''な感じなのは残念な部分かも?
 イベントCGが少なすぎるのも、ちょっと残念なところ…


 とまれ、とりあえずまとめとしましては、このソフトの評価をぶっちゃけて言ってしまうなら、『声優萌え&キャラ萌えが楽しめる人には十分に楽しめるソフト』だと思います。
 ただ逆に、そういう趣味がなければ『何が面白いのかサッパリ分からないソフト』って感じになってしまうかも?

 あと『実績』が物凄く簡単にポコポコと解除されるゲームなので、実績厨にはオススメのゲームかも?

 とにかく内容が『物凄く薄い』ゲームで、集中して2時間ぐらい遊んでいると激しく飽きてくるので、個人的には毎日寝る前に1時間程度をプレイして『俺の嫁は可愛いなぁ』とまったりと遊ぶのが正しいプレイスタイルかなと感じておりますよ。


 ちなみに余談ながら、最初は『特定のキャラに特定の声優』しか割り振れないのですが、一度『嫁ルート』まで到達したキャラは『他のキャラの声優(というか音声)を無理矢理割り振る事が出来るようになる』ので、「お姉さん」の外見のキャラに釘宮の『妹キャラのセリフ(ボイス)』を割り振るとかって言う『誰得プレイ』が可能なのは、ちょっと笑いました。

 違和感バリバリですが、ネタとしては遊び心があって良いかもしれません。

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 ラジルギノア MASSIVE」は、マイルストーンって会社のアーケード版2D-STGの移植作品。

 他の現役STGメーカーが続々とXbox360に参入する中で、何故かWiiにひたすらSTGタイトルを供給し続ける』という謎の方針(つか、WiiSTGの需要ってあるのか?)を取り続けていたマイルストーンでしたが、遂にこのメーカーもXbox360に参入ですか…

 ゲームの内容に関しては、いわゆる『パターン構築型』のSTGって感じのゲームで、自分が『アブゾネット』という一定時間無敵を発動できる特殊武器を持ってるんですが、無敵を発動してその間に敵を倒しまくって、無敵武器のゲージを貯めて次の無敵を発動する…って感じのパターン化がキモとなるゲームですね。(「ギガウィング」とか「サイヴァリア」とかのノリが近い感じ?)

 ただ『無敵モードが無尽蔵に発動できる』と書くと簡単そうですが、後半ステージとか攻撃が結構エゲツない(無敵が切れたら速攻で死ぬ)ので、難易度はそこそこ高めのゲームですけどね。

 Xbox360で追加された、『MASSIVEモード』と『DEATHモード』は早い話がスコアアタックモードって感じですね。
 そこそこ面白いとは思うのですが、この新要素が目玉になる程の要素かと言われると微妙なところ…

 グラフィックも、もともとがNAOMI基盤だかのゲームなので『3世代ぐらいは古臭さを感じさせる画面』ですし、コレでフルプライスって価格設定はSTG大好きでも流石にちょっと辛いところ。

 ステージ毎にロードが発生するって仕様も、ちょっと謎です。
 このグラフィックで、何処にそんな容量を使っているのかと…


 とまれゲームそのものは割と面白いと思うんだけど、出来ればXBLAとか出して欲しかったなぁ…ってのが正直なところ。
 (お手軽に遊べるタイトルなので、ディスクレス起動できた方がプレイしやすいですしね。)

 まあ、いわゆる弾幕系では無いので『そこまで神経をすり減らす事も無く、割とお手軽にプレイ出来る』のは良い感じなので、気軽にサクっと遊べるようなSTGを求めているならば、そこそこオススメのタイトルですよ。




 …といったところで、YahooBLOGの文字数制限に引っかかってしまったので、今週はこの辺で…