NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2010/05/31:「iPadが発売されましたが…の日」

2010/05/31:「iPadが発売されましたが…の日」

 世間では先週にiPad」が日本で発売になって、IT業界はその話題でもちきりな感じですね。

 個人的に「iPad」やら「スマートフォン」やらは、まだ発展途中の技術だと思うので現状では『様子見』の段階ですが、この辺のアイテムが日本でももっと普及してくれれば『色々と新しいブレイクスルーが起こるのかなぁ?』と感じる部分はあります。


 スマートフォンに関しては、先日にtwitterの話題で書いたように『リアルタイムでのネットへのアクセス性』という点で革命的なものを感じますし、「iPad」に関してはやはり電子書籍』が目玉になるのかなぁ?
 (そうでなければ、単純に『デカいiPhone』になりそうですし。)

 電子書籍は現在の日本では、利権の関係からなかなか普及が難しそうな現状ですが、ペーパーメディアとして『保管しておきたいほどではない情報』がどんどん電子化されていってくれれば、色々と楽になるなぁ…とは思いますね。


 とりあえず、『週刊誌』や『マンガ雑誌』なんかが軒並み電子化して書店とタイムラグなしで配信されるようになってくれれば、読み終わった雑誌の処分に困る事もなくなるので、その辺は早く普及して欲しいところ。
 (逆に『専門誌』や『読み物系の書籍』は液晶ディスプレイでは読み辛いので、そういうのはペーパーメディアとして残して欲しい。
 資料本とかムック本とか『腰をすえて読む』タイプの書籍や『一覧性が重要な書籍』を液晶ディスプレイで読むのは勘弁。)

 あと個人的には、小説とかで再販の見込みの薄いタイトルとかを、どんどん電子書籍化していってくれれば非常に『俺得』なので、その辺をどんどん充実させていって欲しいなぁ。
 (ハヤカワや創元SF系の絶版本とか、現物が手に入らない類のものが電子書籍化されれば…)

 その辺が普及して来てくれれば、自分もスグにでも「iPad」を買いに行きたいところなんですが、まあ流石にまだ先の話かのう?


 とまれ、海外では既に普及しつつあるこういったジャンルが、日本でも一般的に普及してくれればなぁ…と思う部分は大きいので、この辺もせめてiPodiTunes)の楽曲販売並みには普及していって欲しいものです。

 閑話休題




 そんな感じで、先週に買ったものとか色々。

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 聖☆おにいさんの5巻。

 個人的に、このマンガはネタ切れか、どこかの団体からクレームがついて『3巻ぐらいで終わってしまうんじゃないか』と思ってたので、5巻まで続いてしまうとは、正直言って驚きです。

 ネタは相変わらずの宗教コメディと言った感じですな。
 このマンガにかかると、天使と悪魔の戦いも単なる『兄弟ゲンカ』レベルにされてしまうという。(笑)

 一度、このマンガをトレイ・パーカー(「サウスパーク」の監督)辺りに読ませてみたい…

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 「アランウェイク」は9,999セット限定販売の限定版を購入したのですが、限定版の内容が豪華過ぎて笑いました。

 文庫本を模した専用ケース入りで、内容は『サントラCD』や『特典DVD』に加えて、小説ぐらいの分厚さ(120ページ)のハードカバー製の解説書付きという…
 コレで通常版との実売の価格差が1,000円程度ってのは安いですな。

 まあ、だからこそ9,999セット限定とかって仕様なのかもしれませんが…
 とりあえず、入手できるならば『限定版』がオススメです。

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 デススマイルズII X」も限定版を購入。

 「アランウェイク」の限定版のパッケージと比べると、ちょっと地味な印象を受けてしまいますが、まあお金を無尽蔵にかけれるファーストパーティのソフトと比べるのは無茶か…

 でも、コッチはコッチでアレンジCDのアレンジャーとかが矢鱈と豪華なので、それはそれで満足しております。

 あと、パッケージの中に「BTOOOM!」のチラシが入ってたのですが…何かこの2つの作品はタイアップでもしてるんだろうか?

 ちなみにゲームの方は、忙しくてまだプレイ出来ておりません。
 さっさと積みゲーを崩して、こっちもプレイしないと…




 ゲームに関しては、先述のとおりXbox360にて「アランウェイク」デススマイルズ II X」を購入したので、とりあえずプレイ開始。

 あと、先日よりプレイしてたロストプラネット2」のキャンペーンモードを、とりあえずクリアしました。

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 「アランウェイク」は、Xbox360のオリジナルのサスペンスホラー風ADVゲームで、いわゆるバイオハザード」とか「サイレントヒル」とかの系列の作品です。
 (「バイオ」というよりも「SIREN」寄りか?)

 Xbox360の発売当初から発表されてたゲームで『ようやく発売されたか…』って感じなのですが、もともとはXbox360の『技術デモ』として作られた作品らしく、開発に時間がかかるのも致し方なしなのかな?

 ゲーム内容に関しては、とにかく『光と影の表現』が非常に秀逸なのが特徴ですね。

 『世界観』や『マップ』の作り込みが凄まじく良く出来てて、鬱蒼(うっそう)とした夜の森や、真っ暗な廃墟を懐中電灯一つで探索するのは、ハッとするぐらいの緊張感があり、かなりドキドキさせられます。

 いやマジに面白いし良く出来てるわ、このゲーム。

 今までにもこういうホラーがコンセプトのゲームはありましたが、本作はとにかく映像やオブジェクトの『作り込み感』が半端じゃ無い印象で、伊達に開発に5年もかけてる訳じゃないって感じ。

 Xbox360の性能で『どうやってここまでの映像を出してるんだろう?』と素で疑問に思う程のレベルで、こういうのを見ると『映像表現の進歩』と『ホラーゲーム』ってのはホントに相性の良い要素だなぁ…と思いますよ。
 (なのに「バイオハザード5」は、何故にアクションシューティングの方向へ行ってしまったのか…)

 それでいて、単なる『雰囲気ゲーム』になっておらず、肝心のアクションゲームとしてのゲーム性も『光』で相手の鎧を剥いでから『武器』で攻撃するというフィーチャーを用いる事で、キチンとアクションゲーム的な面白さが盛り込まれているのは凄いなぁと…
 (逆にゲーム性を重視しすぎたのか、難易度の最低ランクが『NORMAL』なのは若干の足かせになってる気もする。敵が結構強いのでコレクタブルアイテムとか集めるのが大変だし…)

 ストーリーの方は、現時点でエピソード5(全体の7割ぐらい?)まで進んだところですが、コレがまた海外ドラマ風の『謎が謎を呼ぶ展開』で非常に面白い。

 ホントに先の展開が気になって、ついつい延々とやり続けてしまいます。

 お話の展開としてはようやく『事件の真相』が見えてきたって感じなのですが、個人的に何となく釈然としない部分が多い…

 バーバラ・ジャガーは結局何者なの、何でずっと喪服を着てるの?
 ランプおばさんとトーマス・ゼインってどういう関係なの?とか…(T.IとC.Nはこの2人と関係あるの?)

 そして何よりも『真相』がアランにとって『都合が良すぎる』事に、どうにも胡散臭さを感じるんだよなぁ。
 勘ぐり過ぎかもしれませんが、何かまだひと波乱ありそうな予感…

 いや、なんにせよゲームのストーリーで、ここまで『先の展開が気になるストーリー』なのは久しぶりですよ。

 しかし、ストーリー重視のゲームと言えば、かつては日本のお家芸だったというのに、そういうジャンルですら海外に置いて行かれつつあるとは…

 とまれ、海外ドラマが好きな人ならば、是非とも本作はプレイしておくべし!!
 いやいや、マジで埋もれさせるには惜しい作品ですよ。

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 「ロストプラネット2」は、キャンペーンモードをひとまずNORMALでクリア。

 海外での評価が芳しく無かったので心配してましたが、なかなかどうして普通に面白かったです。

 ただ、ストーリーに関してはブツ切り感が強いのと、全体的に説明不足な部分が多くて、今ひとつ入り込め無かったのは残念な部分かなぁ?

 『対立しあう複数の勢力』のキャラの視点でストーリーが進んで、最終的には『みんなで協力しあって巨大な敵に立ち向かう』って展開なのですが、そもそも複数の勢力が『どういう関係なのか』が最後まで判然としませんでした。

 というか、そもそも複数のキャラの視点にする必要も無かったのでは…

 あと面クリア型にしたせいで、各ステージがアッサリとした印象を受けて、なんとなく盛り上がりに欠けるのは難点かなぁ?

 この仕様のお陰で『オンラインの協力プレイ』はやり易いのですが、逆にオンラインをプレイしなければ単にテンポが悪いだけという…

 ただ海外で酷評されたのは、その辺の問題よりもまず『FPSの作法』を守ってないからかなぁ?
 (ダウン中無敵になったりするのとか、エイムが独特なのとか…)

 あと、前作から『技術的な進歩』があまり感じられないのも、ちょっと残念な部分かと…
 (海外タイトルは、シリーズもので物凄くブラッシュアップしてくるゲームが多いので。)

 まあツッコミどころは多々ありますが、それを抜きにしてもなかなか楽しいタイトルではありましたよ。
 超巨大モンスターにみんなで協力して立ち向かうのは、超楽しいですし。

 出来ればモンハン的な『ひたすらモンスターを狩るだけのモード』とかを、新規モンスターとかを追加して配信でもしてくれんかなぁ?

 HARDでプレイしてても『もっと手強いモンスターが居れば良いのに…』と感じるので。

 DLCに関しても『対戦の追加マップ』とかじゃなくて、そういう追加モードを配信してくれんかなぁ?




 映画に関しては、ビデオにて「ホワイトアウト」と「ファイナル・デス・ゲーム」を鑑賞。

 各感想は下記のリンクから…

◆◆◆5/24~5/30のトピック◆◆◆


 ●映画感想:「ファイナル・デス・ゲーム」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/63516823.html