NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

Xbox360コアシステムと通常版の違いについて

 Xbox360のコアシステムの発売まで1ヶ月を切りましたが、この所『買おうと思ってるんだけど「コアシステム」と「通常版」との違いが良く分からん』という話を良く聞きます。

 『HDDが付いてるか付いてないか?』という程度の違いは、皆さん認識してるみたいですが、具体的に『HDDが付いてないと何が出来て何が出来ないのか?』が良く分からない人が多いようですね。

 ハッキリ言ってMSの企業努力の足りさなが露呈してる感じですが、この際だから『コアシステムと通常版の違いと、それぞれの構成がどういうユーザに向いているか』を簡単にまとめてみました。

 まあ、MSの公式の発表ではないので若干間違ってる部分もあるかもしれませんんが、現役Xbox360ユーザの意見という事で、ご参考までに…

 まず、各々の構成の相違点は以下の通り…

付属品コアシステム標準構成
HDDなし(別売)20GB
コントローラー有線(USB)ワイヤレス
接続ケーブルコンポジットD端子+コンポジット

 また、コアシステムでゲームをプレイしようと思ったら、ゲームをセーブするために『メモリーカード(64MB):3,360円』もしくは『HDD(20GB):9,800円』のどちらかが必須となります。


 で、どういう人にそれぞれの構成が向いてるかと言うと…

<コアシステム>
 ・オンラインのゲームを全くプレイする気が無い。
 ・TVがHDじゃない普通のブラウン管TVである。

 とりあえず、オンラインを楽しみたい場合はHDDは必須なのですが、逆にオンラインに繋がない場合はぶっちゃけHDDは要りません。
 もし、家庭の事情などで『そもそもオンラインに繋げられない』ような環境でプレイする場合は、間違いなくコアシステムがオススメですね。

 また、コアシステムだとD端子付きのTVに繋ぐ為には追加投資が必要なのもポイントですね。
 グラフィックの美しさはXbox360の売りの一つなので、ここで追加投資が必要なのは意外と面倒です。

<標準構成>
 ・オンラインゲームをプレイしたい。
 ・ゲームの体験版やダウンロードコンテンツを楽しみたい。
 ・下位(Xbox)互換機能を使いたい。
 ・PCやipodとの連携機能も使いたい。

 オンラインでの対戦等を楽しむ場合は、HDDはほぼ必須となります。

 またHDDがあると、オンラインで配信されている『ゲームの体験版』『ムービー』の類、カジュアルゲームパックマンとかギャラガ等のオールドゲームや、UNO等のカードゲーム)とかがダウンロード可能になります。

 要は、『オンラインでガシガシ遊びたいという人にはHDDが必須』と考えておいて間違い無いかと…

 あと、Xbox360の下位互換はエミュレータなので、下位互換機能の実装にもHDDが必須です。
 (まあ現状では対応タイトルの少ない、頼りない下位互換機能ではありますが…)

 また、あまり知られていませんが、Xbox360ではPC等と連携したりするアドオン機能も利用可能で、次バージョンのWindowsMediaPlayerからはPC上の動画ファイルをXbox360経由でTV画面で再生出来たりするようになるらしいのです。(現行のバージョンでは、動画再生はMCE搭載PCのみが対応。)
 実装のレベルによっては、ネットワークメディアプレイヤーの代わりにもなるので、これは結構使えるかも?

 この辺の機能の実装にも本体システムのアップデートが必要なため、HDDが必須ではないかと思われます。



 ちなみに価格面で比較すると…
 コアシステムの価格は29,800円標準構成は39,795円

 コントローラは有線で我慢するとしても、標準構成との差分のHDD+D端子ケーブルが9,800+3,300円で、コレをコアシステムの価格に足すと42,900円となります。

 ただし、これを「ブルードラゴン同梱版」として考えると、-7,800円となり35,100円となるので、ブルードラゴン」を買う予定の場合は4,000円ぐらいお得な計算になります。(「N3」&「PGR3」同梱の構成もありますが、流石に今更感がありますしね…)
 が、コアシステムはセーブするために最低でも「メモリカード(3,360円)」が別途必要となるので…結局、あんまり価格のインパクトは無い感じですね。

 まあ、少なくとも『初期投資額が少なくて済む』という利点はありますね。
 価格で考える場合は、その辺はお好みで…と言った感じかなぁ?

 やはり最終的には、『オンライン機能をどれぐらい活用したいか?』が最も大きなポイントだと思いますよ。

 といった感じで、私見も交えつつXbox360の標準構成とコアシステムの差を書いてみましたが、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。



 とかって、記事をアップしてから気付いたのですが、MSがキチンとこんなページを作ってますね。
http://www.xbox.com/ja-JP/hardware/xbox360/xbox360customize.htm

 まあ、このページの存在自体、私もはじめて知ったので、やっぱ告知不足だとは思いますが…

 あと、メーカーのページだけあって、割と自分に都合の良いように書いてる部分が多いですね。

 メモリユニットじゃ、実質的に容量不足でダウンロードコンテンツなんか楽しめないですし、また、オンラインゲームによってはパッチの配信とかもあるのでHDDが必須な場合が多いのに、それも特に注釈なしですからね。
 あと、携帯プレイヤーから音楽を聞く場合もipodを接続するには特殊なアドオンプログラムが必要なので、やっぱメモリかHDDが必要ですしね…

 でも、一覧表は見やすいと思うのでご参考まで…