NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

2007/07/17:「今期の新作アニメに関して…の日」

2007/07/17:「今期の新作アニメに関して…の日」

 中越地方で、またドえらい大きな地震があったようですね。
 しばらく連絡を取っていない知人なんかも居るので、ちょっと心配です。

 こちら(関東地方)も結構揺れたようですが、スッカリ寝こけていて気付かなかった自分は『どんなに鈍いんだ?』って感じですが…
 私の家もいわゆるオタクのお宅に違わず、どこの秘密基地かと思われるぐらいに非常に荷物が多いので、ここまで鈍いと東海大地震が来ても寝てる間に死んでるやもしれないとか思ってみたり。

 とまれ、被災地の方々はご苦労様です。
 月並みな事しか言えませんが、一刻も早い復旧をお祈りしています。


 で、話は全く変わりますが今週の日記の表題の件に関して…

 7月から番組改編期という事で、また新作のアニメがボチボチとはじまりましたね。

 一応、私も放映されてる作品は一通りは目を通すように心がけては居るのですが、ここまで新作が多いと『第一話を見逃してそのまま放置』とかって作品も多くなってしまうのは辛い所。

 まあ、最近はYoutubeなりニコニコなりの動画投稿サイトが隆盛してきている事もあり、万がいち話題作を見逃してもその辺のサイトを検索すれば最新話が視聴できたりするので、視聴者的には便利になりました。
 まあ、DVDを販売したいコンテンツホルダー(販売会社)には頭の痛い問題でしょうが…

 でも、そもそもYoutube程度の画質で満足してしまう人』DVDの購入層には成り得ない訳ですし、そもそも『観て貰えなければコンテンツも売れようが無い』ので、コンテンツホルダー『こういった動画共有サイト等と上手く共存して行く道を見出すべきなんじゃないかな?』と最近は思うようになりました。

 まあ、実際には『HD品質のムービーを共有できるようなサイト』もある訳で、実際にはそう簡単な問題でも無いんでしょうが…
 (裁判沙汰とかになった際に『ようつべは黙認するのに捨六は認めない』とかって話になると、著作権者が起訴に負けてしまいそうですしね。)

 そういえば、最近になってニコニコ動画」が有料会員登録をはじめた際は『他人のフンドシで相撲をとるような課金方式を採用するようじゃ、このサイトはもうダメだな…』と思いましたが、その後に動画に関連したアフリエイトを利用しての広告を打ち出したのは非常に上手いやり方だと思いました。

 コレならば、コンテンツホルダーも売上が伸びてハッピーでしょうし、サイトの運営費をアフィリエイト報酬で賄えるので一石二鳥です。
 利用しているユーザも、『サイトが運営継続される為ならこのアフィリエイトリンクから商品を購入してやろう』って人も少なくないでしょうし…。
 最初から、このやり方を採用してればもっと良かったのにね。

 まあ、現実問題として『サイトの運営が継続可能なほどの売上があるのか?』どうかは現状では不明ですが、こういったやり方が普及して行けばインディーズ的な隠れた名作に出会う可能性も増えたり(少なくともニコニコのお陰で「アイドルマスター」関連の売上は結構伸びたんじゃないかと思う。)ユーザ的には良い事づくめなので、コンテンツホルダーもこの商売の仕方と足並みを揃える形で、是非とも一般的にも認められるスタイルに成長していって欲しいと思う所です。

 えっと、話の軌道がバミューダトライアングルに入ったかと思うぐらいに横道に逸れまくったので、話を戻して今期スタートのアニメに関して。


 今期スタートのアニメですが、一応は気が付いた範囲では一通りはチェックしたんですが、感想を書くには少々出遅れた感もあるので、今回はとりあえず現時点で自分が今期の視聴継続を決定しているもののみ、簡単に感想を書いてみようと思います。


■「ゼロの使い魔~双月の騎士~」
 旧シリーズがそこそこのヒットとなったラノベ原作アニメである「ゼロの使い魔」の新シリーズ。

 本作は新シリーズから監督が変わるとの事で少々不安を抱いていたのですが…
 ルイズのツンデレオーバードライヴっぷりと、不必要なまでのお色気コメディの暴走っぷりという、想像の斜め上を行くような嬉しい飛ばしっぷりが非常に良い味を出していますね。
 良い意味で『今期で一番頭の悪い作品』かも?

 本作は『作画レベルの突出した高さ』も結構な注目点。
 ただし、この作画レベルは『1話目のみの特例』の可能性もあるのでマダ油断は出来ませんが、この作画を最終回まで維持してくれるなら、DVDを購入しても良いかも?とか考えてしまう程です。

 エンディングの釘宮節っぷりも非常に気に入って、『この歌をアイマスの伊織でカヴァーしてくれ』とか思ったけど『良く考えたら歌ってる中の人は一緒じゃん、本人が本人のカヴァーって何だよ!?』とかセルフツッコミを入れてしまう程の動揺ッぷりであり、とりあえず拙者はCD購入決定!! フゴッ!!

 まあ、アニメの方は普通に出来が良さそうなので、途中で致命的に作画が崩壊したりしない限りは、とりあえず全話観ると思います。


■「さよなら絶望先生
 現在、雑誌で連載されているマンガで最もヤバいネタが多いであろう作品の、かなり無謀なアニメ化作品。

 原作からして絵柄も演出もストーリーもかなり独特なテイストがある作品なので、上手くアニメ化されるかが不安な所ではありましたが…

 流石は『トンガった演出』が売りである新房監督だけあって、非常にトンガった原作の持ち味を崩す事なく、上手くアニメ化していると思います。
 (まあ、この監督は『途中から調子に乗ってやりすぎる』事が多いので、その流れに入らないかが若干心配ですが…)

 1話を観た時に『こんな大人しい内容だったっけ?』と一瞬だけ思ったのですが、原作を読んでみたら殆ど原作を忠実になぞってアニメ化されていました。
 このマンガも最初は比較的大人しかったのね…

 逆に言うと『原作のヤバいノリが本領発揮し始める6~7話辺りから、どうなって行くか?』が注目される所。
 あんまりセーブされるのも嫌だけど、あんまりやり過ぎて各所からクレームが付いてアニメ打ち切りになったりするのも嫌なので、複雑な恋心って感じですね。

 とまれ、色んな意味で続きの展開に期待です。


 とりあえず月並みながら、今期は上記の2本がイチオシという感じでしょうか?

 他はぽてまよとかも一応継続して観てますが、コレは途中で切っちゃうかも?
 (単行本も1巻以降買ってないし…)

 あと、ドージンワークは1話がイマイチだったので切ろうかと思ってたら2話が意外と面白かったので様子見中。(つか、2話からのノリがまるっきり「まじぽか」なんですが…)
 でも、後半の実写パートの斎藤桃子の鋭いツッコミも密かに楽しみにしている私は、ちょっと異端?

 しかし、今期は新作アニメの本数自体もそこまで多くないって事もありますが、あまりパッとしない作品が多いですね。

 まあらき☆すたアイドルマスターXENOGLOSSIA電脳コイルなど、前期から継続して観てる作品も多いので本数はそれなりにあるんですけどね。
 いっそ、毎期これぐらいの本数で新作を追加してくれる方が逆に丁度良いかも~?

 視聴者にしても『視聴に割ける時間のリソース』に限界はあるので、やっぱ量より質ですな。

 閑話休題



 んで、先週買ったものとか…。

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 と思ったけど、先週は特にコレといって買ったものは無し。
 (まあ、夏のバーゲンにあわせて夏服とかは買いましたが。)

 毎週、日記をつけるのは個人での備忘録的な意味もあるんですが…

 割と毎週こまごまとした買い物があるので、たまに何も買わない週があると『何か買い忘れてるんじゃないか?』とかって妙な強迫観念に囚われるのは、日記を付けてる事による弊害かも…




 ゲームに関しては、今月末発売予定のXbox360The Elder Scrolls IV:オブリビオンまでは特に新作の購入予定も無いので、とりあえずは積みゲーを崩し中。

 後は、オンラインでは「カルカソンネ」とかCatanといったボードゲームをフレンド内でまったりとプレイしてる感じです。

 やはり、この手の『プレイヤーの性格の出るようなボードゲームタメ口をきける仲間とプレイするのは楽しいですな。

 Xboxの時代はこういった『まったりと遊べるゲーム』が一本も無かったので、毎日遊ぶには辛かったし他人にオンラインを勧めるのも抵抗があった訳ですが、そう考えると『遊べるソフトが少ない』とか何だかんだ言われつつも、箱○になってから随分と環境が良くなったもんだなぁ…とMSの企業努力を再認識。

 問題は日本での販売会社であるMSKKが、ソレを世間に知らしめる企業努力を全くしていない所ですな。
 少なくとも『オリジナルのダウンロード配信ソフトの豊富さ』って点では、全ての次世代ハードで一番遊べるソフトが多いのにね。

 WiiPS3のダウンロードソフトは殆どが旧作の『移植』なのに対して、箱○のダウンロードソフトは『オンライン対戦』の機能や『追加要素』を備えた『リメイク』(もしくは完全オリジナルタイトル)なんだけど、そんな事は箱○のユーザ以外には120%知られてないだろうし…

 ピーター・ムーアも『何で日本で売れないのか分からない』なんて訳の分からない事を言う前に、キチンと日本での認知度を上げる努力をしろと…
 (まあ確かに企業努力を抜きにしても、現状のラインナップや発売予定の優秀さを考えると、『あと100~200百万台ぐらいは売れててもおかしくないハード』だとは思うので、その点で『何でここまで日本で売れないのか分からない』って点には賛成だけど。)




 映画に関しては、ビデオにて「怪奇!兎男」と「イタリアン・チェーンソー 」を鑑賞。

 各感想は下記のリンクから…

◆◆◆07/09~07/16のトピック◆◆◆

 ●映画感想:「怪奇!兎男」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/50742117.html

 ●映画感想:「イタリアン・チェーンソー 」
 >http://blogs.yahoo.co.jp/uei_nanigashi/50762262.html