NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

【ホラー映画の基礎知識(3)】モンスター映画/生物パニック映画で生き残る方法

 そんな訳で、「ホラー映画の基礎知識」の3回目になりましたが、映画「スクリーム」にて『ホラー映画で生き残る方法』、「パラサイト」にて『侵略物SFで生き残る方法』が伝授されましたので、そのネタにちなんで…

 私の大好きなジャンルである『モンスター映画/生物パニック映画で生き残る方法』を伝授してみるとしましょう。

 最近、近所で謎の怪生物の目撃が多発している人や、近所に軍の秘密施設や製薬会社の生物実験施設なんかがある方は、読んでおくと役に立つかもしれませんよ!?

『モンスター映画/生物パニック映画で生き残る方法』

■■■不良とならず者は最初に狙われる!!■■■
 もしあなたが、不良やならず者である場合は注意しましょう。
 怪物はどういう訳か、あなたの事を一番最初に狙ってくる確率が非常に高いからです。

 ただし襲撃を生き延びて改心した場合は、その行動力と腕っ節の強さから、一挙に主役級のキャラへと抜擢されるチャンスです。
 もし、身の回りに怪物が出現した場合、なるべく早目に改心して怪物退治に積極的に協力するように心がけましょう。
 逃げ回るよりも、生き残るチャンスが格段にアップします。

 ただし、改心したキャラは『最後まで生き残る』他に『終盤でカッコ良く死ぬ』というパターンも有り得るので、くれぐれも最後まで油断しないように。

■■■美女はシャワールームで狙われる!!■■■
 もしあなたが美女(もしくはグラマーな肉体の持ち主)なら、身の回りで怪物が目撃されているような時には、決してシャワーを浴びてはいけません。
 怪物はその種類や性質に関わらず、『シャワーを浴びている美女を必ず襲う』物だからです。

 この法則だけは、いかにしても回避する術が存在しませんので、とにかくシャワーとか入浴とか水浴びの時とかには注意する事。
 怪物の襲撃によってシャワーを浴びている人が殺されてしまうかは場合によってまちまちですが、無駄にリスクを犯すぐらいならシャワーを浴びない事が一番の防衛策でしょう。

 怪物の騒動は概ね数日で終息する場合が多いですので、多少臭いぐらいは我慢して、怪物が倒されるまではとにかくシャワーを浴びないようにしましょう。


■■■権力者・支配者は殺される!!■■■
 あなたが、会社や組織の権力者、または街の支配者等である場合は、部下から怪物の出現の報告を受けた場合は、素直にその報告を受け入れて積極的に怪物退治に協力しましょう。

 怪物の存在を否定したり事件の揉み消しを図った場合は、あなたは必ず殺される事になるからです。

 ただし、万が一に怪物の存在を否定してしまったとしても、まだ大丈夫。
 あなたにはには執行猶予が残されているからです。

 あなたが殺される場合は必ず物語の一番最後になります。
 ですので、もし間違えて否定的な態度を取ってしまった場合は、すかさず航空機等を利用して海外等に高飛びをしてしまいましょう。
 さしもの怪物も、殆どの場合は海を越えてまでは追ってきません。
 事件が終息した際に権力から失脚するかもしれまでんが、死ぬよりは全然マシです。

 もっとも、それも『飛行機が無事に離陸できたら』の話ですが…


■■■Hとドラッグは禁止!!■■■
 これはモンスター映画に限った事ではなくホラー映画全般に言える法則ですが、事件が起こってる最中に女の子としけこんでHな事をしたり、仲間と集まってドラッグパーティを開いたりしてはいけません。

 はっきりいって『襲って下さい』と言っているようなものです。

 ちなみにHしてる場合は、最初に男性が殺されます。
 女性は一瞬助かったと思うかもしれませんが、その直後に必ず怪物が襲ってきます。
 逃れる術はありません。

 とにかく怪物が身の回りに出現しているときには、Hとドラッグは禁止!!
 生き残る為に守らないとならない鉄則です。


■■■処女と童貞は生き残る!!■■■
 これも、モンスター映画に限った事ではなくホラー映画全般に言える法則です。

 映画「スクリーム」では、その「神聖性から生き延びる対象となる」と解説されていましたが、これは怪物相手でも有効な法則で、とりわけ子供だと更に安全性が高まります。

 あなたが処女か童貞の場合は、怪物が出現したら倒して名を上げるチャンスと言えるでしょう。

 といっても、この法則も完全な物ではなく、映画によっちゃ平気で怪物が襲ってくる事もありますし、『死なない程度に大怪我して病院送り』とか『モンスターに取り憑かれて散々操られた後に開放』なんて可能性も否定は出来ませんので、くれぐれも油断しないようにしましょう。


■■■一人になるな!!■■■
 これもホラー映画では鉄則中の鉄則。

 とにかく一人にならない事!!
 一人になると襲われる確率が格段に跳ね上がります。

 2人だと、まとめて襲われちゃう事も少なくないので、最低でも3人で一緒に行動するのが無難でしょう。

 ちなみに3人以上でも、怪物の出てくる映画では『隊列の一番最後を歩いている人は襲われる確率が非常に高い』ですので、ゆめゆめ油断しないようにしましょう。


■■■怪物の兆候を見逃すな!!■■■
 怪物が登場する場合は、殆どの場合は何らかの兆候を伴って出現します。
 兆候は、『不審な音』だったり『床に着いた血痕』だったりと様々ですが、モンスター映画において特に危険なのは『謎の粘液が残されていた時』。

 得体のしれない粘液があちこちについていて、うっかり手で触れてしまったような場合は、殆ど確実にあなたの側に怪物が潜んでいます。

 もう一つの非常に危険な状態は『何故か懐中電灯の電気が点かない時』、この状態も殆ど確実に闇の中に怪物が潜んでいます。

 上記の2点は特に危険な兆候なので、くれぐれも注意しましょう。


■■■死角からの攻撃に気をつけろ!!■■■
 怪物が襲撃してくる場合、死角からの攻撃が非常に多いです。

 ここで注意するべきポイントは、ここで言う『死角』というのは『あなたの死角』ではなく『カメラの死角』である事です。

 怪物が出現しそうだと感じたら、とりわけカメラの死角となりやすい『頭上』や『足元』からの攻撃にはくれぐれも注意しましょう。
 はっきり見えない『暗闇』なんかも非常に危険な場所ですので、迂闊に近づかないように注意が必要です。


■■■怪物を倒す為の武器を見逃すな!!■■■
 もしあなたの身の周りに怪物が出現した場合は、怪物を倒す為の武器の所在を見逃さないようにしましょう。

 怪物を倒す為の武器は、『爆発物』や『ヤバ目の薬品』や『操作を誤ると危険な機械』等と様々ですが、共通した特徴は『武器の手がかりは怪物が出現した直後(若しくは直前)に提示される事が多い』という事です。

 この武器の存在をちゃんと理解しておく事が、怪物を倒す為の一番の近道と言えるでしょう。


■■■怪物に確実にトドメを刺せ!!■■■
 怪物が倒れたとしても、怪物の死体が原型を留めている場合は要注意。
 殆どの怪物は『死んだふり』が大得意だからです。
 特に前述の、街の支配者や権力者が生き残っている状態で怪物が倒れた場合は、殆ど間違いなく怪物は生きていると考えた方が良いでしょう。

 怪物にトドメを指す方法のうち、一番メジャーで確実なのは『爆破』。
 次いで、『死体を焼却する』というのも有効な手段です。
 『劇薬で溶かす』とか『液体窒素で凍結させてから粉々に砕く』なんてのも良い方法でしょう。

 映画「スクリーム」では、不死の殺人者を倒す方法として『首を切り落とす』という方法も説明されていましたが、モンスター映画の場合は相手は怪物ですので『首を切り落とした程度では生きている』事もしばしばあります。

 基本として、『怪物が原型を留めない事』が怪物にトドメを刺す為の条件ですので、胴体がバラバラになるまでは油断しないようにしましょう。



 そんな感じで、今回は「モンスター映画/生物パニック映画で生き残る方法」をお送りしました。

 これで怪物が出現した際に、あなたの生き残る確率が少しでも上昇すれば幸いです。

 次回は…まだ特にネタを考えてません、何かリクエスト等ございましたらお教えいただければと幸いと思います。

 ではでは。