■■■「ハリー・ポッターと秘密の部屋」■■■
(80点:---)
ホグワーツ魔法学校の2年目の教程への進学を控えて人間の世界で過ごすハリーの元へ、ある日突然、ドビーと名乗る一人の妖精(ハウスエルフ)が訪れる。
彼は『ハリーを狙う何者かによって恐るべき罠が張り巡らされているので、魔法学校へ戻ってはならない』と警告にやってきたと言うのだが…
果たして魔法学校でハリーを待ち受ける『恐るべき罠』とは…
今更説明するのも馬鹿馬鹿しいような、超メジャータイトル「ハリー・ポッターと賢者の石」の続編に当たる作品です。
基本的には前作ほどの新鮮さは無いものの、ソツなく楽しめる作品になっていると思います。
ストーリーのテンポも非常に良いですし、多少『やっぱ子供向けかな~?』と思う部分もありますが、盛り上げる部分はしっかり盛り上げて、大人にも飽きる事無く楽しめる作品になっているので、ありがちですが『家族向け娯楽作品』といった言葉が一番しっくり来る作品と言えるでしょう。
前作に比べてハリーもすっかり男らしくなって、声変わりまでして逞しい感じになってしまったのですが、ライバルのドラゴ役の少年が未だ声変わりしておらず、戦う前からハリーの方が圧倒的に強そうに見えてしまうのは、なんだかなぁ…って感じです。
ハーマイオニーも可愛いというよりは美人って感じになってしまいつつあるので、このキャストで撮影出来るのは次回作までかも?
ロンだけは最初から老け顔なので、延々と演じることが出来そうですが…
しかし、校長先生役の俳優の方も亡くなられてしまったそうですし、次回から監督も交代になるそうですし、このシリーズがどうなってしまうのかの先行きが不安なところです。
…って、全然感想を書いてないですね、俺。
とまれ総評としましては、前作が好きだったら間違いなく観ておいて損は無い作品だと思います。
今更こんな感想を書くのも月並みですが、子供向けの冒険とかファンタジー作品が好きならば、楽しめることは間違いなし。
ただし、前作を観てない人はまずは前作をチェックしましょう。
そうしないと、多分訳が分かりません。
個人的には、ハーマイオニーが猫娘(というかバケネコ)になって、元に戻ったと思ったとたんに石になって、後半はさっぱり出番が無かったのが一番残念なところ…
あぁ、もっとハーマイオニーの活躍が観たかった…
あと色々とツッコミどころはあるのですが、とりあえず一言。
ドビー、怖いよ…お前……もしかして、マゾ……?