NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

ゴジラVSメカゴジラ (60点:---)

■■■「ゴジラVSメカゴジラ」■■■
(60点:---)

 21世紀初頭、日本は1954年以来に2匹目のゴジラの襲撃を受けた。
 1度目のゴジラの襲撃以降、巨大生物に対抗するために特生自衛隊(対特殊生物自衛隊)を設立し、ガイラを含む怪獣の襲撃を何度か退けていた自衛隊だったが、ゴジラには現行の兵器では対抗出来ないと判断。
 東京湾に眠る初代ゴジラの骨格を元に、最新のサイバネティック技術とクローン技術、それに兵器開発の技術を駆使して、ゴジラへと対抗するための決戦兵器「三式機龍」を作成する事となる。


 と言う事で、去年放映されたゴジラシリーズの最新作であるゴジラVS釈由美子(違)です。

 映画の方は、ゴジラシリーズとしては珍しくゴジラ以外の怪獣も宇宙人も登場せず、
ゴジラVS自衛隊」といった感じ
で、ゴジラと人類(主に自衛隊)との対決が濃密に描かれているのは自衛隊ファンとしては嬉しい所。
 ただ、釈由美子って、アクションシーンとかは良いのですが演技のほうはそこまで上手くないなぁ…特にメカゴシラを操縦するシーンの一人芝居は、見ていて辛いものがありました。

 ストーリーに関しては、他の怪獣が登場しないその分、人間ドラマに重きが置かれているのですが…なんといいますか、その人間ドラマの部分のお話がイマイチでつまらないのは困りものです。
 まあ、誰もゴジラにそんな事を期待していないのでしょうが、もうちょっと凝ったプロットとかが書けない物かのぅ?

 でも肝心の怪獣対決のシーンは、ゴジラメカゴジラの無茶な破壊具合が良い感じで、思いの他良く出来ていました。
 対決シーンの尺の長さも十分でしたし、自衛隊が全面協力しているだけあって兵器の迫力も十分。
 今回はストーリーで不満が残りましたが、コレは次回作は期待しても良いかも?
 …とかちょっと思ってみたり。

 唯一の不満は、メカゴジラのフィンガーミサイルが無かった事ぐらいかのぅ…

 総評としましては、ストーリーはハッキリいって駄作だけど、単純に怪獣映画として見ると、なかなか楽しめる映画でした。
 ゴジラシリーズとしては、まあまあ観れる部類の作品だと思いますので、怪獣映画が好きならば、一応チェックしておいても良いかな?といった所でしょうか。
 普通の人は、基本的に観ないでも構わないような映画ですが…