NIGHT_SHIFT (B級映画&ゲーム雑感 上井某BLOG)

上井某(家主)が観た「B級映画」(主にホラーとサスペンス)の感想と、たまにゲームとかアニメとかについてつらつらと語るブログです。

『オブリビオン(Xbox360版):ぶらりトカゲ男ひとり旅日記/その11』

オブリビオン(Xbox360版):ぶらりトカゲ男ひとり旅日記/その11』

■■■その11『死霊使いババアへのリベンジの顛末』■■■

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 「クヴァッチ」の街のオブリビオンゲートを閉じる事に成功した俺様は、魔界で拾ってきたアイテムを適当に換金し、装備を整えて体勢を立て直すため、一旦帝都へと戻る事にした。

 要らないアイテムを売却し、余ったお金で新たな装備を整える為に店屋を巡っていると、街のあちこちで『あなたは、クヴァッチの英雄じゃないですか!?』と声を掛けられる。

 どうやら、俺様の獅子奮迅の活躍が既にこの辺りまで広まっているらしい。

 正義の味方を気取るつもりはないが、こうして周りから褒め称えられるのもなかなか悪くは無いものだ。

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 手にしたお金で武器や魔法を買い足した俺は、いよいよ自宅購入に向かおうとするが、ここである重要な『用事』を思い出した。

 そう、以前にボコボコにされた「死霊使いのババア」へのリベンジだ。

 以前は遅れを取ったが、クヴァッチでの戦いで多少は腕に自信を付けた今の俺様なら、あのババアを抹殺する事も可能だろう…。

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 そんな訳で、再びババアの棲む洞窟まで来た俺は、以前のように猪突猛進に突撃をかけるのではなく慎重に準備を整える…

 ババアに奇襲をかけるために、先ずは弓矢を装備。

 召還モンスターとして「ゾンビ」では心許ないので、先だって装備を整える為に購入した「スキャンプ」という小妖精(こいつとはオブリビオンゲートの中で散々戦ったので、その強さは確認済みだ)を召還する準備を整える。

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 ババアの洞窟に侵入すると、ババアの弟子と思しき死霊使いが何故か洞窟の中で巨大ガニと戦っていたので、ひとまずコイツを背後から奇襲して撃破。

 明かりを消して「暗視」の魔法を使いながらコッソリとババアに接近した俺様は、相手に気付かれる前に「体力減退」の毒を塗った弓矢でババアを狙撃。

 すかさず「スキャンプ」を召還しババアの部屋のドアを閉めて、スキャンプとババアを部屋に閉じ込めてババアの体力が減るのを待っていると、怒りを爆発させたババアが物凄い勢いで部屋から飛び出してきた。
 流石はタフなババアである…。

 すかさず武器を剣に持ち替えた俺は、ババアを滅多斬りにしながら洞窟の中を逃げ回っていると、流石に毒が回って来たのか、頑丈なババアも敢え無くダウン。

 しかし、『遂に復讐を果たした…』と安心する暇も無く、ババアの弟子と思しき男がもう1人出現。

 しかもコイツは、カニと戦ってた弟子とは違って「精鋭死霊術士」とかって名前が付いている事からも一筋縄では行きそうにない。

 流石に連戦は予想しておらず少し不意を衝かれた俺は、すかさず『天賦の才能』である必殺技の「ザ・ワールド」を発動。

 奴の動きを停止させて、すかさずもう一度「スキャンプ」を召還し一緒にボコボコにする事で、なんとかコイツも撃破し事無きを得たのだった。

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 ババアを倒した俺は、宿屋の女主人にその事を報告。

 報告に満足した宿屋の女主人は、俺に謝礼としてゴールドをくれたが…

 予想していた事だが、一介の宿屋の主人の払える報酬などたかが知れており、苦労した割にはなんとも割に合わない金額だった。

 まあしかし、ババアが持っていた『宝石』やら上等な『魔法の杖』やらは、俺様がありがたく接収させて貰う事とした。

 結果として、このババアと弟子どもが思いの他『高級な装備』を持っていたので、なかなかに良い実入りに仕事となった訳だ。

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 かくしてババアへのリベンジを果たして、家を購入してもお釣りが来る程度の蓄えを確保した俺は、今度こそ屋敷の購入をするべく西の街を目指すのだった…。

                    (その12に続く…?)